【略歴】小栗旬、初の大河主演「俳優としての大きな関門」<鎌倉殿の13人>


【モデルプレス=2020/01/08】NHKは8日、東京・渋谷の同局にて「2022年大河ドラマ」制作・主演発表会見を行い、俳優の小栗旬が主演を務めることを発表した。ここでは小栗のこれまでの活躍をまとめる。

小栗旬(C)モデルプレス
小栗旬(C)モデルプレス
◆小栗旬「花男」「銀魂」などヒット作多数

小栗旬(C)モデルプレス
小栗旬(C)モデルプレス
小栗は1982年12月26日生まれ、東京都出身。1998年に放送されたドラマ「GTO」にて初のレギュラー出演を果たし、ドラマ、映画、舞台など幅広く活躍。2005年のドラマ「花より男子」(TBS)では花沢類役として一躍脚光を浴びた。大河ドラマにはこれまで「天地人」(09年)、「八重の桜」(13年)と「西郷どん」(18年)などに出演。このほど晴れて初の大河主演を飾る。

映画では「クローズZERO」(07年)、「宇宙兄弟」(12年)、「ルパン三世」(14年)、「銀魂」(17年)など、数々の話題作で主演。2019年も「人間失格 太宰治と3人の女たち」で主役をつとめた。

2020年には「罪の声」の公開を控えているほか、「GODZILLA VS. KONG(原題)」にてハリウッドデビュー。多くのヒット作を経た小栗が、満を持して海外進出する。

◆小栗旬、高い演技力で評価…気さくな性格も

小栗旬(C)モデルプレス
小栗旬(C)モデルプレス
小栗がドラマ・映画・舞台と幅広く活躍し、作品をヒットにつなげる要因の1つが、コメディーからシリアスまでそつなくこなす演技力。共演者や制作陣からも、全幅の信頼を置かれる演技への姿勢、人間性、リーダーシップも高く評価される。

一方でバラエティやラジオなどでは、明るく気さくな一面も見せる小栗。親しみやすいキャラクターで、老若男女に支持されている。

また、私生活では2012年に山田優と結婚。2014年に第1子、2019年に第2子をもうけている。

◆小栗旬、初大河主演に「俳優としての大きな関門」

小栗旬(C)モデルプレス
小栗旬(C)モデルプレス
鎌倉幕府二代将軍・源頼家を支えた家臣13人による権力のパワーゲームを描く「鎌倉殿の13人」。2004年『新選組!』、2016年『真田丸』に続く3度目の大河脚本となる三谷幸喜氏が脚本を手掛け、小栗はその中の1人で北条政子の弟・北条義時を演じる。

主演決定にあたり、「1年半にも亘り、ひとつのテーマ、1本のドラマに出演するという大河ドラマの経験は、生涯一度は体験したい…体験しなければならない…僕にとって俳優としての大きな関門であり、夢であり、挑戦であり、恐れさえ覚える覚悟の要る仕事です」とコメント。「しかし2年後40歳という節目の年に放送される大河ドラマを演れることに幸運と興奮と、大きな喜びを感じています。ましてや3度目の大河脚本となる三谷幸喜さんの練熟した筆先が、どんな義時像を描き出すのか…また僕自身、どうすれば皆さんの期待を裏切らない義時を演ずる事が出来るのか…など、今から想像するだけでワクワク胸躍る思いです」と意気込んだ。

なお、1月19日からは長谷川博己主演の『麒麟(きりん)がくる』、2021年1月からは吉沢亮主演の『青天を衝(つ)け』が放送される。『鎌倉殿の13人』は2022年1月より放送。

◆大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

平家隆盛の世、北条義時は伊豆の弱小豪族の次男坊に過ぎなかった。だが流罪人・源頼朝と姉・政子の結婚をきっかけに、運命の歯車は回り始める。1180年、頼朝は関東武士団を結集し平家に反旗を翻した。北条一門はこの無謀な大博打ばくちに乗った。頼朝第一の側近となった義時は決死の政治工作を行い、遂には平家一門を打ち破る。

幕府を開き将軍となった頼朝。だがその絶頂のとき、彼は謎の死を遂げた。偉大な父を超えようともがき苦しむ二代将軍・頼家。 “飾り” に徹して命をつなごうとする三代将軍・実朝。将軍の首は義時と御家人たちの間のパワーゲームの中で挿すげ替えられていく。

義時は、二人の将軍の叔父として懸命に幕府の舵かじを取る。源氏の正統が途絶えたとき、北条氏は幕府の頂点にいた。都では後鳥羽上皇が義時討伐の兵を挙げる。武家政権の命運を賭け、義時は最後の決戦に挑んだ──。

※「鎌倉殿」とは鎌倉幕府将軍のこと。頼朝の天下取りは十三人の家臣団が支えていた。頼朝の死後、彼らは激しい内部抗争を繰り広げるが、その中で最後まで生き残り、遂ついに権力を手中に収めたのが、十三人中もっとも若かった北条義時である。

(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加