「るろうに剣心」最終章、武井咲・青木崇高・蒼井優が続投 ダイジェスト映像解禁


【モデルプレス=2019/12/20】女優の武井咲、蒼井優、俳優の青木崇高が、佐藤健主演映画『るろうに剣心』シリーズ最終章の2作品『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(それぞれ2020年の7月3日、8月7日公開)に出演することがわかった。あわせて今作のダイジェスト映像が解禁となった。

(左から)蒼井優、佐藤健、大西利空、武井咲、青木崇高(C)和月伸宏/集英社(C)2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会 
(左から)蒼井優、佐藤健、大西利空、武井咲、青木崇高(C)和月伸宏/集英社(C)2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会 
◆武井咲・青木崇高・蒼井優「るろうに剣心」続投決定

かつては“人斬り抜刀斎”と恐れられたが、新時代の幕開けと共に斬れない刀=逆刃刀(さかばとう)を持ち、るろうの旅を続けていた緋村剣心(佐藤)が主人公の同シリーズ。「人を活かす剣」を唱える神谷道場の師範代・神谷薫や相楽左之助と出会い、穏やかな生活を送り始める。

同シリーズと剣心を支えてきた神谷道場に集う仲間たち。このほど神谷薫役の武井、喧嘩屋の相楽左之助役の青木、女医の高荷恵役の蒼井の続投を発表。さらに明神弥彦役として大西利空が初参加する。

解禁されたビジュアルは神谷道場でのワンシーンであり、まさに“家族写真”。平和の象徴である神谷道場から、変わらない仲間たちの笑い声が聞こえてきそうなビジュアルになっている。

◆武井咲「1作目のときは当時17歳でした」

5年ぶりの神谷薫を演じる武井は撮影に対し、「久しぶりの『るろうに剣心』の撮影ということで、緊張していましたが、現場に入るとブランクを感じずに、不思議と1作目から続いているような気持ちになりました」とコメント。

「神谷道場のメンバーが本当の家族のような雰囲気で撮影できたので、とても感動しましたし嬉しかったです。1作目のときは当時17歳でしたのでとても緊張していて、皆さんについていかなくては、という一心でしたが、大友(啓史)監督が、最終章では剣心の過去を知って薫が成長していく姿は、今の私の年齢だから演じることができる、とお話してくださり、とても安心しました。これまでとは違うスタンスで、新たな『るろうに剣心』の現場を楽しめたと思います」と語った。

また、佐藤に関しては「本当に大変なアクションがたくさんあるので、体力的に大変だったと思います。ただ、薫から見ても剣心にしか見えない健さんがいたので、そこは本当に嬉しかったです。『るろうに剣心』ファンとしても(笑)」と話した。

◆青木崇高、佐藤健へ賛辞

青木は、神谷道場のメンバーについて聞かれると「1作目から変わらず、命を張ってでも守りたい仲間です」と熱く断言。

撮影を振り返り「『るろうに剣心』の現場は、監督を中心に役者や色々なスタッフがお互い挑発しあっているように感じます。『ここで諦めたら駄目、こういう時だからこそどうプラスに展開させていくのか』をプライドを持って取り組んでいます。そうすると『辛い』と思っていても『やるぞ』ってなります。とても成長させてもらいました」と毎作品限界を超え、進化し続ける同シリーズの現場ならではのことを明かした。

最終章はまだ完成前だが「絶対に最高傑作になっていると思います。そんな作品に自分の出せるものを全部出せて、引き上げてもらい、いい意味で追い込めたと思います」と撮影を終えた達成感と自信を覗かせた青木。佐藤に向けて「これだけのスタッフ・キャストの真ん中に立っている彼にしか感じられない気持ちは計り知れないですが、それを立派にやり遂げたことは本当に本当にかっこいいと思いました」と賛辞を贈った。

◆蒼井優「るろうに剣心」ファンに感謝

加えて蒼井も撮影を回顧し、「5年の経過があるので皆微妙に変化しているのですが、フォーメーションを組んだときの形が一緒で懐かしいです。帰ってきたというより、タイムスリップした感覚でしたね。前回のエンディングから続きが始まったように感じました」と紹介。

「今作では、薫が剣心の過去を知り、そして薫が成長したことによって、それに合わせて皆も少しずつ成長しているのかなと感じます」と述べた。

5年ぶりの製作決定に際して、「また始まるんだ。あんなに大変な思いをしたのに、皆元気だなと思いました(笑)」と本音を吐露。「でも、お客様のお陰だと思いますし、すごいことだと思います。5年ぶりでも、お客様が待っていて下さるという希望があるのはすごいと思います」と同シリーズのファンに感謝した。

◆大西利空、200人超のオーディション勝ち抜く

そして神谷道場で最強の剣士を目指し、剣心の背中を追う明神弥彦役のキャスティングは難航し、オーディションは何度も実施。

参加人数は当初の予定を大幅に超えた総勢約200人以上となった中、映画「3月のライオン」(前編・後編)で大友監督作品出演の経験もあった大西に白羽の矢が立ち、オーディションの結果ずば抜けた演技力を評価され弥彦役に選ばれた。

大西は「前作も観ていたので、受かったときはとても嬉しかったです。赤べこのセットも大きく驚きましたし、とても感動しました」と歓喜。約7ヵ月の撮影だったため、キャストやスタッフからは「行く度に身長がのびていたので、衣裳部屋に入ると『え!弥彦またでかくなった!?』と毎回言われました(笑)」と、成長期と長期間撮影が重なったことによるエピソードを打ち明けた。

◆「るろうに剣心」ダイジェスト映像公開

さらにシリーズの名シーンで構成されたダイジェスト映像も公開。これまでの3作では、剣心がるろう人として薫や左之助ら神谷道場の皆と出会い、共に新時代の為に数々の死闘を乗り越えてきた。最終章は剣心の過去に大きく関係している最恐の敵との闘いが控えており、いよいよ物語は完結へと向かう。

迫力のアクションシーンも注目だが、シリーズを彩ってきたキャラクターが多く出演。浮浪(はぐれ)人斬り鵜堂刃衛役の吉川晃司、武田観柳役の香川照之、国盗りを目論んだ最狂の敵・志々雄真実を演じた藤原竜也、瀬田宗次郎役の神木隆之介、剣心の師匠である比古清十郎を演じた福山雅治、誰もが平和に暮らせる「新時代」のために剣心が刀を交わしてきたキャラクターも登場する。

◆「るろうに剣心」

日本映画の歴史を変えたエンターテイメントの頂点として君臨し続ける、アクション感動大作『るろうに剣心』シリーズ。『るろうに剣心』(2012年8月)、『るろうに剣心 京都大火編』(2014年8月)、『るろうに剣心 伝説の最期編』(2014年9月)の累計興行収入は125億円以上、観客動員数は980万人を突破。

誰も体感したことのない迫力のある高速アクションと、エモーショナルに描かれる人間ドラマは、日本だけでなく世界中を熱狂させ世界100ヶ国以上で配給、世界50以上の国際映画祭に出品された。(modelpress編集部)

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