EXIT「SDGs-1グランプリ」ネタ飛ばすも優勝 小学生の批評に会場大ウケ<京都国際映画祭2019>


【モデルプレス=2019/10/18】お笑いコンビ・EXITが18日、京都で開催中の「京都国際映画祭」にて行われた「SDGs花月~漫才・落語に新喜劇~」の第一部「SDGs-1グランプリ」で優勝を飾った。

EXIT(C)モデルプレス
EXIT(C)モデルプレス
◆“SDGs”とは

SDGs(SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS)とは、国連で採択された持続可能な開発目標で、2030年までにすべての人が平等な機会を持ち、地球環境を壊さず、より良い生活を送ることができる世界をつくるための17のアプローチ。SDGs花月では、芸人のネタや新喜劇の中に、SDGsの掲げる様々な目標を盛り込み、笑いを通じてSDGsを伝える。

二部構成の同イベントの第一部となった「SDGs-1グランプリ」は、笑福亭鶴笑、かまいたち、アキナ、EXIT、ゆりやんレトリィバァら人気芸人たちが、17の開発目標を即興でネタに盛り込み、その中で誰が一番上手くメッセージを伝えることができたかを競うもの。

◆EXITら人気芸人がネタ披露

EXIT(C)モデルプレス
EXIT(C)モデルプレス
トップバッターのEXITは、「飢餓をゼロに」「質の高い教育をみんなに」をもとに、オレオレ詐欺撲滅をも訴えかけた漫才を披露。途中で兼近大樹が肝心な「質の高い教育をみんなに」が出てこなくなるハプニングも見受けられたが、審査員の桂文枝は、一言目に「なんか服が派手だったね」とネタとは関係ない感想を語って笑わせつつ、「勢いがありましたね!お客さんをよく掴んでいた」と称賛。

アキナ(C)モデルプレス
アキナ(C)モデルプレス
笑福亭鶴笑(C)モデルプレス
笑福亭鶴笑(C)モデルプレス
続くアキナは「貧困をなくそう」「人や国の不平等をなくそう」を取り入れた、クセのある小学生のコントを。鶴笑は「気候変動に具体的な対策を」「陸の豊かさも守ろう」で紙やマスコットを用いて落語を行い、小学生の審査員から「子供でもわかる!」と感心を受け会場を笑いに。

ゆりやんレトリィバァ(C)モデルプレス
ゆりやんレトリィバァ(C)モデルプレス
ゆりやんは「質の高い教育をみんなに」「安全な水とトイレを世界中に」を選択し、「サザエさん」のカツオに扮してコントを披露したが、しきりに「姉さんは大きな間違いをしているよ」を連発。「おもろかったけど、いろいろわからんところがいっぱいありました」と審査員の西川きよしを混乱させていた。

かまいたち(C)モデルプレス
かまいたち(C)モデルプレス
最後に、かまいたちが「海の豊かさを知ろう」「陸の豊かさも守ろう」で漫才を披露。山内健司がすべてネタをつくっているが、西川に内容を指摘されたため濱家隆一に責任をなすりつけ、笑いを誘った。

(左から)西川きよし、ケンドーコバヤシ、審査員の小学生、河本準一、桂文枝
(左から)西川きよし、ケンドーコバヤシ、審査員の小学生、河本準一、桂文枝
5組の中から、優勝はEXITに選ばれた。審査員の小学生が「僕は最初ゆりやんにしたんですけど、お笑いのほうにずっと進んじゃっていた。それでなんでEXITにしたかと言うと、オレオレ詐欺とか社会的なほうに進んでいっていたのでEXITがいいと思いました」と批評をし、会場は大ウケ。MCの次長課長・河本準一は「この子が一番質の高い教育を受けている!」と感嘆していた。

◆「京都国際映画祭2019」

京都・西本願寺 南能舞台(C)モデルプレス
京都・西本願寺 南能舞台(C)モデルプレス
今年で6回目の開催となる京都国際映画祭。今年は10月17日~20日の日程で、初日の西本願寺・南能舞台でのオープニングセレモニーにはじまり、多数の映画の上映はもちろん「映画もアートもその他もぜんぶ」というタイトル通り、様々なプログラムが行われる。(modelpress編集部)



【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加