「いだてん」新キャスト発表 仲野太賀&中村七之助がキーパーソンに


【モデルプレス=2019/06/28】歌舞伎俳優の中村勘九郎と俳優の阿部サダヲがW主演を務める2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(毎週日曜よる8時~)の新たなキャストが発表された。

(左から)仲野太賀、中村七之助 (提供写真)
(左から)仲野太賀、中村七之助 (提供写真)
今回発表されたのは、戦争によってその人生を翻弄されるドラマのキーパーソンとなる2人。一人はマラソン選手・小松勝。そしてもう一人は “昭和の大名人”と称される落語家・三遊亭圓生。

◆仲野太賀と中村七之助

小松勝を演じるのは、太賀から改名したことでも話題の仲野太賀。仲野演じる小松勝は、金栗四三の著書『ランニング』に感銘を受け、九州一周の途中、四三を訪ねて池部家にふらりと現れる。その後、四三とともに上京し、ハリマヤ製作所で下宿生活を送る。1940年東京オリンピックでのメダル獲得を夢見て昼夜トレーニングに励むが、日本は戦争へと突入し…といった役どころ。

仲野太賀(提供写真)
仲野太賀(提供写真)
一方、三遊亭圓生を演じるのは、中村七之助。三遊亭圓生は、落語の神様・古今亭志ん生と並び称される当代随一の落語家。芸風はまったく対照的で、端正かつ洗練された語り口が持ち味。記憶力が抜群で、持ち噺の数は300を超え、落語史上最多とも言われる。兵士の慰問興行で志ん生とともに満州にわたるが、その間に終戦を迎えて悲惨な目に遭う。

中村七之助(提供写真)
中村七之助(提供写真)
第58作となる2019年大河ドラマ「いだてん」は、“オリンピックの歴史”を題材とし、W主演の中村と阿部によるリレー形式で物語が進行。脚本は宮藤官九郎氏が担当する。(modelpress編集部)

■仲野太賀 コメント

「いだてん」が制作発表されたその日から、出演をずっと熱望していました。念願叶い、大変うれしく思ってます。

人の意志は受け継がれ、それは時代を繋ぎ、愛に溢れている。宮藤官九郎さんの素晴らしい脚本を読むたび、この壮大な人間賛歌に胸を打たれまくってます。「いだてん」という長いレースで、これまで沢山の方々が必死で走り、僕の手元にも回ってきた襷を次の人へと繋ぐべく、全力疾走で自分の役目を果たしたいと思います。

■中村七之助 コメント

宮藤官九郎さんの脚本、そして兄が主役の作品への出演が決まりうれしいです。三遊亭圓生さんと聞き、これは大変だなと思っています。落語家、それも大名人ですし、すぐにおいそれとできる芸ではないので、圓生さんの落語を聴きこみ、試行錯誤を重ねながら稽古をしています。「いだてん」はまさに“宮藤ワールド”!出演している方々も素晴らしく、すべてが揃った作品なので、自分の出演で壊さないよう、一生懸命やりたいと思っています。

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