「下町ロケット」出演の菅野莉央、男性キャストが多い現場で「ゆるさ、柔らかさを」<インタビュー>


【菅野莉央/モデルプレス=11月11日】俳優の阿部寛が主演を務めるTBS系日曜劇場「下町ロケット」に出演中の女優・菅野莉央がモデルプレスのインタビューに応じた。

菅野莉央(画像提供:所属事務所)
菅野莉央(画像提供:所属事務所)
◆菅野莉央「下町ロケット」で「ギアゴースト」エンジニア役

原作は、第145回直木三十五賞を受賞した池井戸潤による小説「下町ロケット」シリーズの第3弾「下町ロケット ゴースト」(小学館刊)。2015年10月期に放送された前作に続き、阿部が演じる佃航平を主人公に下町の工場「佃製作所」の新たな戦いを描く。

菅野莉央「下町ロケット」より(C)TBS
菅野莉央「下町ロケット」より(C)TBS
菅野が演じるのは、佃と深く関わる尾上菊之助演じる伊丹大が社長を務めるベンチャー企業「ギアゴースト」のエンジニア。副社長兼技術者・島津(イモトアヤコ)の設計を支え、開発に勤しんでいるという役どころだ。

◆子役として幅広く活躍した菅野莉央

菅野莉央(画像提供:所属事務所)
菅野莉央(画像提供:所属事務所)
菅野は1993年9月25日生まれ、埼玉県出身。子役として、映画『仄暗い水の底から』(2002年)で黒木瞳の娘役、映画『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)で池脇千鶴の幼少期、『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)で柴咲コウの幼少期などを演じ、活躍。その後も『いちばんきれいな水』(2006年)、『悪の教典』(2012年)、『星降る夜のペット』(2017年)、『きらきら眼鏡』(2018年)など多数の作品に出演する。

◆菅野莉央、阿部寛は「役柄さながら」

菅野莉央(右)「下町ロケット」より(C)TBS
菅野莉央(右)「下町ロケット」より(C)TBS
「下町ロケット」の撮影現場は「ドラマの中の佃製作所のような撮影現場だなと思います」と和気あいあいとしているといい、「キャストの皆様もスタッフ方々も本当に仲が良く、フラットな方ばかりです。オンとオフの切り替えがはっきりしていて、待ち時間などには積極的に話す方が多いです。先日も、佃製作所の若手メンバーの皆様と撮影が一緒だったのですが、テレビを見ながら、どのファストフード店が好きかの話で盛り上がっていました(笑)」と紹介。

阿部については「以前ご一緒したことがあるのを覚えていて下さり、よくお話して下さいます。最近も今期見ているドラマの話をしたりしていました。時には他のお仕事のことを気にかけて下さったり、役柄さながらの、一人一人を見てくださるような器量の大きい方です」と語った。

◆菅野莉央「下町ロケット」出演でプレッシャーは

菅野莉央(画像提供:所属事務所)
菅野莉央(画像提供:所属事務所)
また、「シーズン1を拝見した時に、どれだけ多くのキャストが出演するシーンでも『塊』のように見えず、一人一人の葛藤や感情を感じたので、自分が演じる時も役としてその場で起きたことを丁寧に受けるようにしようと思っています」と演じる上で心がけていることを明かした菅野。「また、男性キャストが多く、重厚感のあるシーン、ハラハラするようなシーンが多いので、良い意味でゆるさ、柔らかさを持っていようと思いました」と数少ない女性キャストとしての思いもあるようだ。

菅野莉央(画像提供:所属事務所)
菅野莉央(画像提供:所属事務所)
人気作の続編として、注目度も高い今作。オファーを受けたときにプレッシャーがなかったかという質問には、「役を頂いた時にはそれ程実感がなかったのですが、撮影初日に現場に入ってプレッシャーを感じました」と回答。「シーズン2ということもあって、1話の撮影から現場に一体感がありましたし、プロフェッショナルとして自分に課している水準がすごく高いキャスト、スタッフの方々だとひしひしと感じました。そういうチームの中で、自分がどう学んでいくかが重要だと思いました」と続けた。

菅野莉央(画像提供:所属事務所)
菅野莉央(画像提供:所属事務所)
11日には第5話が放送され、物語も後半戦へ。「後半戦は、ますます人間模様が見え、ものづくりの部分でもお話が加速してゆきます。私個人というよりは、伊丹さん率いるギアゴーストがその中でどのように移ろってゆくのか、また佃製作所も含めて社員たちがどのように戦ってゆくのか、注目して頂きたいです」と視聴者に向けてアピールしてくれた。(modelpress編集部)

■菅野莉央プロフィール
生年月日:1993年09月25日
出身地:埼玉県
特技:水泳



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