稲垣吾郎、主演映画がクランクアップ「全く未知の世界」<コメント&場面写真到着/半世界>


【稲垣吾郎/モデルプレス=5月5日】俳優の稲垣吾郎が主演をつとめる映画「半世界」(2019年公開)がクランクアップし、稲垣と共演の長谷川博己のコメントが到着。さらに、撮影現場の画像が初解禁された。

稲垣吾郎(C)2018「半世界」FILM PARTNERS
稲垣吾郎(C)2018「半世界」FILM PARTNERS
同作は、『エルネスト もう一人のゲバラ』『人類資金』『北のカナリアたち』などの阪本順治監督が『団地』に続き挑む完全オリジナル脚本の作品。かつて一緒に過ごした三人組のうちの一人が前触れもなく田舎へ戻ってくる。何があったかを決して口にせず、仕事を辞め、家族と別れ、一人で帰ってきた。ワケありの仲間の帰還が、残りの2人にとっては「これから」を考えるきかっけになっていく。同作は、諦めるには早すぎて、焦るには遅すぎる39歳という年齢の男三人の視点を通じて、「人生半ばに差し掛かった時、残りの人生をどう生きるか」という誰もが通るある地点の葛藤と、家族や友人との絆、そして新たな希望を描くヒューマンドラマとなっている。

美しい地方都市を舞台に、炭焼き職人の紘役に稲垣、故郷に帰還する紘のかつての同級生の瑛介役に長谷川博己、紘と瑛介の同級生の光彦役に渋川清彦、紘の妻の初乃に池脇千鶴が挑んでいる。

◆稲垣吾郎&長谷川博己クランクアップコメント到着

長谷川博己(C)2018「半世界」FILM PARTNERS
長谷川博己(C)2018「半世界」FILM PARTNERS
同作は2月14日に三重県でクランクインし、3月15日にクランクアップ。稲垣は「実際触れたことのない世界、全く未知の世界なのですが監督が導いてくださりスタッフの方がこの世界観を作っていただきあがりがとても楽しみです。映画職人の皆さんがこだわりぬいて丁寧に丁寧につくりあげていく現場というのが僕にとっては最高でした」と撮影を振り返り、「自分に欠けている部分とか自分にない役を演じることによってまた新たな自分自身の奥行きがでるような、そうして自分自身も深みを増すことができればいいなと思います」と心境を明かした。

共演した長谷川は「毎日すごく充実していて、あっという間に終わってしまいました。今までやったことのないようなことを、役を通して経験できました。覚えることもたくさんあったのですが、いろんな人生があるなと考えるきっかけになりました」とコメントした。

さらに、今回場面写真も解禁。炭焼き小屋で炭焼き職人として生計を立てる紘(稲垣)と、紘の中学からの旧友で元自衛官の瑛介(長谷川)の写真が公開された。

◆映画「半世界」あらすじ

「こんなこと、ひとりでやってきたのか」。山中の炭焼き窯で備長炭を製炭し生計を立てている紘は、突然帰ってきた、中学からの旧友で元自衛官の瑛介から、そう驚かれる。

深慮もなく父から継いだ絋にとって、ただやり過ごすだけだったこの仕事。けれど仕事を理由に家のことは妻・初乃に任せっぱなし。それが仲間の帰還と、もう一人の同級生・光彦の「おまえ、明に関心もってないだろ。それがあいつにもバレてんだよ」という鋭い言葉で、仕事だけでなく、反抗期の息子・明に無関心だったことにも気づかされる。やがて、瑛介の抱える過去を知った紘は、仕事や家族と真剣に向き合う決意をするが…。

■稲垣吾郎コメント全文

実際触れたことのない世界、全く未知の世界なのですが監督が導いてくださりスタッフの方がこの世界観を作っていただきあがりがとても楽しみです。映画職人の皆さんがこだわりぬいて丁寧に丁寧につくりあげていく現場というのが僕にとっては最高でした。自分に欠けている部分とか自分にない役を演じることによってまた新たな自分自身の奥行きがでるような、そうして自分自身も深みを増すことができればいいなと思います。こういう風に見てくださいという映画ではなく観る人一人一人にゆだねることができる映画だと思うのでこれから観ていただいてその反響が楽しみです。

■長谷川博己コメント全文

毎日すごく充実していて、あっという間に終わってしまいました。今までやったことのないようなことを、役を通して経験できました。覚えることもたくさんあったのですが、いろんな人生があるなと考えるきっかけになりました。

あの炎を見つめていると何か癒されます、不思議ですね。炭焼き職人といった職人という人生もあり、こういう人生だったら自分はどうだったろうと考える機会になりました。

(modelpress編集部)

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