Nissy、涙のソロ“初”東京ドーム公演ファイナル「僕のエンターテインメントを選んでくれてありがとう」<ライブレポ/セットリスト>


【Nissy/モデルプレス=4月26日】アーティストのNissy(AAA西島隆弘)が26日、自身2度目のソロツアー『Nissy Entertainment 2nd LIVE』のファイナル公演を東京ドームにて開催した。

Nissy(画像提供:avex)
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◆『Nissy Entertainment 2nd LIVE』ファイナル開幕

オープンニングVTR後、ステージ中央から赤いファーフードを深めに被ったNissyが現れると、観客からは大歓声が。高層ビルの夜景をバックに映し出し、1曲目「The Eternal Live」へ。眩い光を放ち、初っ端からド派手なステージとなった。「みなさん調子はどう?来たぜドーム!」と叫び、2曲「Double Trouble」の「イエイ~」のフレーズは観客も歌い、手を大きく振り会場が一体に。終わりに近づくと、花道を歩きアリーナのど真ん中に設置されたステージへ。「みなさん調子はどうですか?今日を楽しみに待っていただけましたか?」と呼びかけ、「ファイナルだぜ!俺もテンション高いぜー」と叫んだ。3曲目「17th Kiss」ではスタンドマイクに作り物のアイスが付けられており、「え、アイス~」とお茶目な声を出した。

4曲目「恋す肌」ではアリーナ席の上を通る動くステージでスタンド席の方へ。バックスクリーンには、同曲のミュージックビデオのような美しい海岸を映し出し、爽やかなステージかと思いきや、最後にはステージ周辺から花火が吹き出した。そして、5曲目「ハプニング」では「一緒に踊ろうぜ」と煽ると、観客は手を高く上げ、一体感溢れる会場に。最後には紐を使った手品など披露し、観客を驚かえた。

◆Nissy、バラード曲で会場しんみり

Nissy(画像提供:avex)
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これまでキレのあるダンスとともに歌い上げていたNissyだが、6曲目「花cherie」ではステージ中央でスポットライトを浴び、モノクロのお花を映し出し、美しい花びらが舞う中しんみりさせた。7曲目「Don’t let me go」もミュージックビデオのように切ない表情で高音を響かせながら歌い、観客を魅了。歌唱後には拍手が響き渡った。

◆Nissy、迫力の噴水&風船演出を披露

Nissy(画像提供:avex)
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8曲目「Aquarium」ではセンターステージにて、ライトアップされた一直線の噴水の演出がスタート。高さ約9mの噴水が出る中、女性と抱き合うもなかなか結ばれない切ない演出を披露。最後は噴水の近くに座り込み、びしょ濡れになりながら歌い上げた。

そして、9曲目「愛tears」ではランタンをイメージした風船の演出が。アリーナの周りから風船が浮かび上がると、美しくもなめらかに動き幻想的なステージとなった。

◆Nissy、120人のダンサーとラインダンス

Nissy(画像提供:avex)
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イントロが流れ、観客も手拍子を始めると、アリーナエリアの外周を大きなダンボールを乗せたミニカーが現れ、その中から犬の着ぐるみのNissyが登場。「わんわん」と叫び、鳴き声を交えた犬言葉でダンスをレクチャー。そして10曲目「DANCE DANCE DANCE」で120人のチアダンサーとともにラインダンスを披露。ポップなダンスで迫力のあるステージを見せつけると、続いてNissyはブレイクダンスも披露し、会場を沸かせた。その勢いのまま11曲「SUGAR」が始まるも、前曲から一変クールなパフォーマンスを繰り広げた。

◆Nissy「LA・LA・LA LOVE SONG」披露

Nissy(画像提供:avex)
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中盤のMCでは「本日はお越しいただき誠にありがとうございます。Nissyです」と挨拶。観客から「おめでとう」の声や、拍手が響き渡ると深々と一礼し「みなさんのおかげだぜ」と感謝した。

いつものようにオネエ言葉でMCを盛り上げた後は、リクエスト曲へ。久保田利伸の「LA・LA・LA LOVE SONG」をNissyの高音を響かせながら熱唱。会場が聞き入っていると、その雰囲気のまま切ない歌詞が話題となった「ワガママ」を歌い上げた。

◆Nissy、USJキャラクターと共演

Nissy(画像提供:avex)
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クラブハウスに行くというVTR後、14曲目「LOVE GUN」ではカラフルなレーザーを放ち、スモークを発射。その勢いのまま「KISS&DIVE」が始まり、観客とともにタオルを使ったダンスを披露。そして、Nissyの代表曲である「まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL」へ突入。

会場が盛り上がる中、本編ラスト曲は「The Days」。ミュージックビデオで共演しているUSJのキャラクターのスヌーピー、チャーリーブラウン、ルーシー、エルモ、クッキーモンスター、アーニー、バートとともにトロッコで登場。USJキャラクターたちとアリーナ外周を大行進し、ステージに大集結。大砲や紙吹雪、噴水などを使いカラフルでド派手なパフォーマンスを披露した。

◆Nissy、アンコールではファンに感謝

アンコール1曲目では気球に乗って、高い位置から「Girl I Need」を熱唱。Nissyは「地上30mのところにいます。ちなみに高所恐怖症です」と茶目っ気を見せ、次の曲は新曲を披露することに。「今年公開される映画の主題歌になっています。映画のタイトルはまだ言っちゃだめだそうです。発売前にみなさん聞けます。今回作詞作曲しました」と紹介し、再び気球に乗り、アップテンポな新曲「トリコ」を披露した。

アンコールMCでは、ソロ活動が始まり、1stシングルでは当時の思いがぎっしり詰まった作品で、今回のライブに繋がるストーリーが展開されていたことを紹介したNissy。「僕が作ったエンターテインメントですけど、みなさんが(これまでの作品を)見てくれたから今日というエンターテインメントができました。本当にありがとうございます」と感謝すると、会場からは鳴り止まぬ拍手が。

グループ活動と並行しながらソロ活動もしているため、ドーム公演はやらない方がいいかもと思ったが「別に後回しする必要ないと思った。僕らはいつ死ぬかわからなくて。Nissyというアーティストはランキングとか目に見えるところで目立つ存在じゃないから」といい、「ドームという活字がNissyチームにとって、みんなにとって、自信に繋がればいいなと思い、やることにしました」と追加でドーム公演をやる決意したきっかけを明かした。

◆Nissy、涙の挨拶「僕のエンターテインメントを選んでくれてありがとう」

この2日間を振り返り、Nissyは「目まぐるしかった」そうで「今日のみなさんが0歳から何歳まで生きるかわからないけど、僕の存在を選んでチケットを買ってくれたことを嬉しく思います」と頭を下げると、大粒の涙が。「俺のエンターテインメントを、面白そうとか、歌聞きたいとか、自分たちが頑張って生活している環境の中でチケットを買ってくれて見に来てくれて、今日という日を僕のエンターテインメントを選んでくれたことを本当に嬉しく思います。ありがとうございます」と涙ながらに想いを語り、「この作品とは本日でお別れになります。もうちょっとやりたかったけどね」と声を詰まらせた。

会場がしんみりしている中、「また、なんか作るから」と観客と約束していると、「時間やばいって」といつものNissyに。「ごめんね、しんみりさせちゃって」と話すと再び拍手が。そして「じゃあ、僕の気持ちを込めて、みんなもこんな気持ちかなと思いながら歌わせてください」と話し、「My Luv」を披露。温かな雰囲気でダンサーと肩を組みながら踊る一幕をみせた。

「今日はどうもありがとうございました」と挨拶し、エンドロール後、会場が終わった雰囲気となったが、1stシングル「どうしようか?」をサプライズで披露することに。「今日は本当にありがとうございました」と笑顔を見せ、最後は観客と記念撮影した。

◆Nissy、トリプル“初”づくしの東京ドーム公演

Nissyは、追加公演としてソロ“初”の東京ドーム2Days開催。日本音楽史上、日本人男性ダンス&ボーカリストのソロとして“初”、CDの店頭販売をしていないアーティストとして“初”、とトリプル“初”づくしの快挙を達成し、この2日間で約10万人を動員した。(modelpress編集部)

■『Nissy Entertainment 2nd LIVE -FINAL- in TOKYO DOME』セットリスト

M1.The Eternal Live
M2.Double Trouble
M3.17th Kiss
M4.恋す肌
M5.ハプニング
M6.花cherie
M7.Don’t let me go
M8.Aquarium
M9.愛tears
M10.DANCE DANCE DANCE
M11.SUGAR
M12.リクエスト曲/LA・LA・LA LOVE SONG(久保田利伸)
M13.ワガママ
M14.LOVE GUN
M15.KISS&DIVE
M16.まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL
M17.The Days

EC1.Girl I Need
EC2.トリコ
EC3.My Luv
EC4.どうしようか?

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