大泉洋×高畑充希×三浦春馬、初共演 オール北海道ロケで傑作ノンフィクション実写映画化<こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話>


【大泉洋・高畑充希・三浦春馬/モデルプレス=4月23日】大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した書籍「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(渡辺一史 著/文春文庫刊)を実写化することが決定した。主演に大泉洋、共演に高畑充希、三浦春馬を迎え、映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』として2018年冬に公開される。

三浦春馬、大泉洋、高畑充希(提供写真)
三浦春馬、大泉洋、高畑充希(提供写真)
◆大泉洋×高畑充希×三浦春馬、初共演

原作は、幼少期から難病にかかり、人に助けられながらでないと生きていけない体となった実在の人物・鹿野靖明さん(しかの やすあき/1959年12月26日札幌市生まれ~2002年8月12日逝去)とボランティアたちとの交流を描いた介護・福祉の現場で読み継がれる傑作ノンフィクション。

北海道の医学生・田中(三浦)はボランティアとして、体が不自由な鹿野(大泉)と知り合う。病院を飛び出し、自ら集めた大勢のボランティアや両親に支えられて風変わりな自立生活を送る鹿野。夜中に突然「バナナが食べたい!」と言い出すなど、いつも王様のような超ワガママぶりだが、自分自身に素直に生きる鹿野は、どこか憎めない愛される存在だった。

ある日、鹿野は新人ボランティアの美咲(高畑)に惚れ、彼女へのラブレターの代筆を田中に依頼するが、実は美咲は田中と付き合っていて…。奇妙な三角関係は、鹿野の主治医やベテランボランティアたちを巻き込んで大変な騒動に。しかし鹿野の病状は徐々に悪化、体はますます自由が利かなくなっていく。そんな鹿野には、生きているうちにどうしても叶えたい夢があった。

ときには度を超えるワガママぶりを見せながらも、自らの夢や欲に素直に生き、皆に愛され続けた鹿野さんと、彼を支えながら共に生きたボランティアたちと家族の実話が、笑って泣ける最高の感動作として誕生する。物語の軸となる3人を演じる大泉×高畑×三浦は、本作が初共演となる。

◆大泉洋、実在の人物を演じる

北海道出身の大泉は、12歳の時、筋肉が徐々に衰える難病・筋ジストロフィーを発症しながらも、信じられないバイタリティで人生を駆け抜けた最強のワガママ&愛され男・鹿野靖明役。同じ北海道で生まれ育ったという共通点を持つ実在の人物を演じるに際し、大泉は初めて車イスと介助を受ける役に挑戦する。

「脚本を読ませて頂いて、まず鹿野靖明という人の生き様に衝撃を受けました」といい、「『障がいがあるから』と遠慮することなく、1人で生活して、仕事もして、喧嘩もして、恋もして、どこまでも対等に人と向き合い続けた鹿野さんの人生に強烈に惹かれました」とコメント。

高畑、三浦との共演については「キラキラした若いお2人との共演も楽しみにしています。三浦くんの近くに居たら、イケメンが感染るんじゃないかと思うので、なるべく三浦くんの至近距離にいようと思ってます」と語っている。

◆高畑充希、女子大生役に

鹿野のボランティアとして参加し、心を通わせていく女子大生・安堂美咲を演じるのは高畑。ふとしたことで鹿野と知り合い、そのワガママぶりに巻き込まれながらも、彼の生きる強さに共鳴していく。
 
「こんな夜更けにバナナかよ、という題名に、ズキュンときました」という高畑は、「知れば知るほどそのパワーや色気、吸引力に翻弄され、一度でいいからお会いしてみたかったなぁ、、と。でもでも、撮影がはじまれば大泉さんの鹿野さんにお会い出来るので、今から楽しみでワクワクしています」と胸を弾ませた。

◆三浦春馬、将来に悩む医学生役

美咲の彼氏で、医学生の田中久を演じるのは三浦。医者の家系に生まれ、将来に悩んでいるが、支えるはずの鹿野から逆に色々なことを学び成長していく。
 
「僕が演じるのは、医師を目指しながらも将来や自分の存在意義に悩む繊細な青年です。この役を前田監督と丁寧に作っていくのが今から楽しみです。同じ事務所の先輩である大泉さんにしっかりついていき、サポートできるよう頑張ります!!」と意気込んだ。

◆オール北海道ロケで傑作ノンフィクション実写映画化

監督は『ブタがいた教室』『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』など、「命」をテーマに描くことをライフワークとする前田哲氏。脚本は『映画 ビリギャル』『テルマエ・ロマエⅡ』など、常に時代と向き合ってエンターテイメントを描き続ける橋本裕志氏が手掛ける。

大泉主演の『探偵はBARにいる』シリーズや『しあわせのパン』など、ヒット作を数多く生み出したオール北海道ロケ作品として北海道命名150周年を迎える今年、札幌市などの全面協力のもと、5月下旬から7月上旬にかけて撮影を予定。(modelpress編集部)

■大泉洋コメント

脚本を読ませて頂いて、まず鹿野靖明という人の生き様に衝撃を受けました。

重い難病を抱えながらも、それを決してハンデとは捉えず、自ら沢山のボランティアを集め、自分のやりたいように「ワガママに」生き抜いた生涯。

「こんな夜更けにバナナかよ」のタイトルの通り、バナナが食べたいと思えば、深夜でも自ら集めたボランティアにそれをお願いするワガママ。

「障がいがあるから」と遠慮することなく、1人で生活して、仕事もして、喧嘩もして、恋もして、どこまでも対等に人と向き合い続けた鹿野さんの人生に強烈に惹かれました。

どんなに「ワガママ」を言っても周りから愛された続けた鹿野さんを、その理由を考えながら真摯にコミカルに演じられたらと思ってます。

前田哲監督とは本当に久しぶりのお仕事で、人の心にズシリと響く作品作りを今からワクワクしながら待ってます。

また高畑充希さん、そして三浦春馬くんというキラキラした若いお2人との共演も楽しみにしています。三浦くんの近くに居たら、イケメンが感染(うつ)るんじゃないかと思うので、なるべく三浦くんの至近距離にいようと思ってます。

■高畑充希コメント

こんな夜更けにバナナかよ、という題名に、ズキュンときました。

そしてこの物語の主人公である鹿野さん。知れば知るほどそのパワーや色気、吸引力に翻弄され、一度でいいからお会いしてみたかったなぁ、、と。でもでも、撮影がはじまれば大泉さんの鹿野さんにお会い出来るので、今から楽しみでワクワクしています。

そして、14歳の時、まだ少年の様だった私の映画デビューを見守ってくれた前田監督とまた作品創りが出来ることも、とても幸せに思っています。

1シーン1シーン、丁寧に、北海道でのびのびと。素敵な映画になりますように、がんばります!

■三浦春馬コメント

まず「こんな夜更けにバナナかよ」というタイトルを聞いただけで興味を引き立てられました。そして、そんな作品で素晴らしいキャスト、スタッフの皆様とご一緒できて、とても嬉しく思います。

僕が演じるのは、医師を目指しながらも将来や自分の存在意義に悩む繊細な青年です。この役を前田監督と丁寧に作っていくのが今から楽しみです。

同じ事務所の先輩である大泉さんにしっかりついていき、サポートできるよう頑張ります!!

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