大門未知子が倒れる!米倉涼子、スレンダーボディの秘密&初の患者役の心境<ドクターX>


【米倉涼子/モデルプレス=12月12日】女優の米倉涼子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(毎週木曜よる9時~)が14日の放送で最終回を迎える。

「ドクターX」最終回へ(C)テレビ朝日
「ドクターX」最終回へ(C)テレビ朝日
先週放送された第9話のラストで大門未知子(米倉)が倒れるという衝撃の展開を見せた同作。しかし、最終話ではさらにショッキングな事実が判明。なんと、未知子が後腹膜肉腫を患い、余命3カ月であることが発覚する。

◆スレンダーボディの秘密明らかに!米倉涼子の役作り

「この展開について知ったのは、今シリーズの撮影中盤だった」という米倉は、「視聴者の方々にどう見せていくべきか悩んだ」と明かす。その結果、「具合が悪いという予兆が見えては面白さが半減してしまう。立ち居振る舞いはあくまで元気なままにして、体型だけは細めを維持しよう」と決意したそう。今シリーズの放送中、世間でも話題になっていた“通常に輪をかけたスレンダーな米倉のスタイル”には、こんな秘密があった。

5シリーズにわたる『ドクターX』史上、未知子が病に倒れて患者になるのは初めて。最終回では自らの治療を後回しにして、日本医療界のトップに君臨する「医師倶楽部」会長・内神田景信(草刈正雄)のオペに挑もうとする未知子だが、かつて類を見ない“絶体絶命の危機”が襲い掛かる。

◆米倉涼子、ドクターXで初の患者に

患者としての芝居に一番悩んだという米倉。中でも「内神田さんのオペの最中、未知子の苦しさをどう調整すべきか、自分のお芝居をちゃんと伝えるにはどうしたらいいか…という点については、すごく考えた」という。実はこのシーン、「自分ではどれがベストなのか決めきれなかったので、撮影ではいろんなパターンで演じた」という米倉。彼女自身も「完成した本編を見るまで、どうなっているか分からない」と話す、かつてない未知子の姿に注目だ。

最終回では、未知子と彼女の師匠である「名医紹介所」所長・神原晶(岸部一徳)が寄り添って涙するシーンも。米倉は「一徳さんの顔を見るだけで涙腺のスイッチが入っちゃうので、撮影でも泣く場面まではなるべく見ないようにしていました」と、撮影時の心境を明かす。

そんな名医紹介所のラストシュートでは、岸部と2人で「この後に名医紹介所のセットも本当に壊れるのよね」と話したという米倉。そのときを振り返り、「寂しさで胸が締め付けられましたね…。こんな気持ちは初めて。長く続くシリーズものだからこその、終わる寂しさを今回初めて体感しました」と、しんみり。何度も「寂しい」と口にしていた。

大門未知子、倒れる(C)テレビ朝日
大門未知子、倒れる(C)テレビ朝日
◆米倉涼子が語る「ドクターX」愛

5年にわたり、失敗しない外科医・大門未知子を演じてきた米倉。「こんなに長いシリーズに出演するのは初めてでしたけど、すごく楽しくて、一度も嫌いになったことがないんですよ」と、片時も薄れることのなかった『ドクターX』愛を明かす。

しかし、そんな『ドクターX』もひとまずこれで最終回。米倉は「最後だと思うと、心の中では不思議な気持ちや悲しい気持ちが入り乱れますが」と前置きしつつも、力強い声で「キャストもスタッフも強い思いを込めて撮影していますので、ぜひ見ていただきたいです」と視聴者に呼びかけた。

そんな米倉に全撮影を終えた後に何をするか尋ねると「何もいたしません!」と、未知子さながらの返答。続けて「でも、縫う練習は続けておこうかな(笑)」とも。いつの日かまた鮮やかなオペをする未知子、あるいは米倉が見られるのか。

最終回では、命を懸けた“最後のオペ”に立ち向かっていく未知子を迎え撃つ、衝撃の結末に期待がかかる。(modelpress編集部)

■最終話あらすじ

失敗することなく、目の前の命を救い続けてきた大門未知子(米倉涼子)が倒れた!未知子の師匠である神原晶(岸部一徳)も、同志であるフリーランスの麻酔科医・城之内博美(内田有紀)もその身を案ずるが…。

その矢先、医療界のトップに君臨する「日本医師倶楽部」会長・内神田景信(草刈正雄)が食道がんを患い、「東帝大学病院」で手術を受けることになる。内神田の病状は深刻で、未知子以外の医者がオペを成功させることは不可能な状態だ。しかし、内神田は敵視する未知子の執刀を拒否。医局の面々も失敗を恐れ、二の足を踏むばかりで…。そこへ、あの未知子も腕を認める“腹腔鏡の魔術師”こと、外科医・加地秀樹(勝村政信)が出現!ある条件と引き換えに、執刀医に名乗りを上げるが…。

そんな中、「東帝大学病院」院長・蛭間重勝(西田敏行)はある思惑から、内神田の息子である新米外科医・西山直之(永山絢斗)を執刀医に指名。だが、未知子は「このオペは私じゃなきゃ無理」と断言する。そんな中、かつて類を見ない“絶体絶命の危機”が襲い掛かり…!

未曽有の窮地に立たされた、失敗しない外科医・未知子は内神田の命を救うことができるのか…!?そして、ほかでもない未知子自身の命は助かるのか…!?大門未知子、“最後のオペ”がついに始まる――。

■米倉涼子 コメント

― 未知子が病で倒れるという衝撃の展開を、米倉さんはどんな気持ちで受け止めましたか?

ラストへ向けた物語としてはいい流れだと思いましたけど、視聴者の方々にどう見せていくべきかについては悩みましたね。実は、私がこの展開について知ったのは、今シリーズの撮影中盤だったんです。そこから、お芝居の照準の合わせ方も含め、スタッフさんと相談して…。視聴者の皆さんにはビックリしていただきたいし、具合が悪いという予兆が見えては面白さが半減してしまう。立ち居振る舞いはあくまで元気なままにして、体型だけは細めを維持しようと決めました。でも、もう最終回なんて…寂しいですよね…。

― 寂しさを感じる中で未知子を演じていると、これまでと違う感情も湧いてきますか?

お芝居に私情を挟んではいけないと思っているので、本番中は平常心でいられるんです。でも、撮影合間にはどうしても最後というのを意識してしまいますね。名医紹介所の撮影最終日には、(岸部)一徳さんとお互い、あまりそばにいないようにしていました。一徳さんと「この後に名医紹介所のセットも本当に壊れるのよね」という話をしたときは、寂しさで胸が締め付けられましたね…。こんな気持ちは初めて。長く続くシリーズものだからこその、終わる寂しさを今回初めて体感しました。

― 名医紹介所のシーンでは、晶さんと寄り添い、2人して泣くシーンもあります。

一徳さんの顔を見るだけで涙腺のスイッチが入っちゃうので、撮影でも泣く場面まではなるべく見ないようにしていました。一徳さんのお芝居は…素晴らしかったです!晶さんの愛情がすごく伝わってきて、未知子と晶さんの信頼関係を改めて実感しましたね。

― 未知子が患者になるのは初めてですが、演じる上で一番悩まれたシーンはどこですか?

内神田さんのオペの最中、未知子の苦しさをどう調整すべきか、自分のお芝居をちゃんと伝えるにはどうしたらいいか…という点については、すごく考えましたね。自分ではどれがベストなのか決めきれなかったので、撮影ではいろんなパターンで演じさせていただきました。だから、私も完成した本編を見るまで、どうなっているか分からないんですよ。私自身も最終回を見るのが楽しみです。

― 5シリーズにわたり支えてくださった視聴者の皆さんに、メッセージをお願いします。

私たちが想像する以上にたくさんの方が見てくださったおかげで、ここまで続けることができましたし、未知子や他のキャラクターの存在を皆さんの心の中に植え付けることもできたと思うんです。その幸福感を今しみじみと感じて、『ドクターX』に心から感謝しています。実は私自身、こんなに長いシリーズに出演するのは初めてでしたけど、すごく楽しくて、一度も嫌いになったことがないんですよ。最後だと思うと、心の中では不思議な気持ちや悲しい気持ちが入り乱れますが、キャストもスタッフも強い思いを込めて撮影していますので、ぜひ見ていただきたいです。

― 全撮影が終わったら、何をしましょうか?

何もいたしません!ひとまずボーッとして…でも、縫う練習は続けておこうかな(笑)。

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