【道端アンジェリカ／モデルプレス＝10月25日】モデルの道端アンジェリカが25日、都内で行われた「世界乾癬デー2017」のイベントに、日本乾癬学会理事長で東京慈恵会医科大学皮膚科学科講座主任教授の中川秀己氏、日本乾癬患者連合会会長の柴崎弘之氏とともに出席した。

◆道端アンジェリカ、持病の理解深めるイベントに笑顔で参加

「乾癬（かんせん）」とは慢性皮膚疾患の一種。主な症状として、赤い発疹とその上に白色の鱗屑（りんせつ：皮膚上皮の角質細胞が剥がれ落ちたもの）を伴う発疹が出現する。

アンジェリカは、5月に自身のInstagramで乾癬患者であることを公表。乾癬に対する理解を深めることを目的とした同イベントに出席した感想を求められると「すごく嬉しいです。悩んでいる患者さんも、乾癬を知らない方にも知ってもらえるのは、私も同じ患者としてすごく嬉しいので、乾癬の正確な情報がもっと広まればいいなと思います」とコメント。

柴崎氏から「乾癬の認知度が上がった」と感謝されたアンジェリカは「嬉しいです。私も乾癬のことについて笑顔で話せる日が来るとは思っていませんでした」と話した。

◆現状を明かす

また症状については、昨年9月に骨折をして入院した際に全身に乾癬が発症したことを明かし「運動もできていなかったですし、寝たきりだったので代謝も下がっていて、動けないというストレスだったと思うんですけど、日に日に出てきて、そのときが1番ひどかったです」と回顧。

現状については「半年くらい治療をして、だいぶ出なくなってきたので、先生と相談をして、今やっている治療をちょっとお休みしてみようかってことになっています」と明かし、「それで2年出ない人もいるし、半年でまた出ちゃう人もいるみたいなんですけど、自分が出た原因も分かっているので、その辺も自分と向き合いつつ、うまくやっていけたらなと思います」と語った。

さらに、公表するまでは周囲にウソをついて生活していたことを明かし「ウソをつくたびに嫌だなあって思うし、肌が綺麗な人を見ると“いいなあ”って思っちゃったし、そう考えれば考えるほど、ネガティブになってきて悪化しちゃったので、それよりは今みたいに自分の病気のことを話して前向きに治療に専念して向き合っていく方が楽ですね」と吐露した。

◆カミングアウトのきっかけは？

なお、以前からカミングアウトをしようと思っていたのか尋ねられると、「あまり考えていませんでした。治るだろうと思って病院も行っていなかったんですけど、骨折して入院してストレスが溜まったときに、どんどん増えて、自分の手に負えないと思って病院に行ったんですけど、それまでは隠していました」と告白。

公表したきっかけについては「肌が汚いってインターネットで書かれたときに悔しすぎちゃって、人それぞれ悩みがあるのに、そんなことをそういう風に言われたことが悔しくて、後先考えずにインスタグラムをアップしちゃって、アップしたあとに事務所の社長に電話したくらい、自分の中で“わー”ってなっちゃいました」と話した。

最後にメッセージを求められると「1人で悩まずに、周りに相談したりするだけでも気持ちが楽になりますし、治療していく中でも、周りの方に支えてもらったほうが絶対に力になると思うので、1人で抱え込まず、ポジティブに治療に専念していただきたいなと思います」と患者さんへメッセージ。

「悩んでいる方もたくさんいると思うんですけど、これを機に皆さん乾癬のことを知ってもらって、1人でも多くの患者さんが苦しみや悩みから解放されることを祈っているので、一緒に10月29日の乾癬デーをSNSなどで広めてくれたら嬉しいなと思います」とアピールした。

◆道端アンジェリカ、姉・ジェシカの出産を祝福

イベントでは、姉でモデルの道端ジェシカが、25日未明に自身のInstagramで第1子を出産したことを報告したことについて、アンジェリカは「ねぇ！おめでとう」と祝福。

連絡があったか尋ねられると「（出産が）急だったので、ジェシカのInstagramにも書いてあったんですけど、少し早めに生まれたんですよ。だから私たち家族も『えーっ！もう！？』みたいな感じだったんですけど、すごく嬉しいので早く会いに行きたいです」と声を弾ませた。

会う予定については「今年行けたらいいなと思うんですけど、お仕事もあるので、今スケジュールを確認中です」と明かした。

また、年上の一般男性と交際していることを公表しているアンジェリカは、その後の進展を聞かれると「普通に仲良くやっていますよ。順調に仲良く」とコメント。

年内におめでたい報告はありそうか追及されると「年内はないですね。あー、面白い。絶対この話になると思った」と笑顔を見せた。（modelpress編集部）


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