上白石萌歌&ジャニーズJr.阿部顕嵐、“仲良くならないように”入念な役づくり 「魔女の宅急便」ミュージカルに挑む


【上白石萌歌・阿部顕嵐/モデルプレス=6月1日】女優の上白石萌歌とジャニーズJr.の阿部顕嵐が1日、東京・新国立劇場で行われたミュージカル『魔女の宅急便』の公開ゲネプロ&囲み取材に出席。今作で初共演となる上白石と阿部は、役への思いを明かした。

上白石萌歌(C)モデルプレス
上白石萌歌(C)モデルプレス
ジブリ作品で有名な今作で、主人公・キキを演じる上白石は「キキは最初、トンボに対して『ふんっ!』としていて、演出家の岸本(功喜)さんからは『2人はなるべくキキとトンボの状態でいたい』と言われていた。稽古をしていくと仲良くなってしまうので、どう初々しさを出そうか相談したりした」と仲良くなりすぎないよう、阿部と相談をしながら稽古に臨んだことを回顧。

阿部は「よく『初めまして』を言い合っていた」といい、稽古に入る日は毎日互いに「上白石萌歌です」「阿部顕嵐です」と挨拶を交わし、新鮮さを保つという入念な役づくりをしていたことを明かした。

劇中ではトンボ役の阿部に告白するシーンもあることから、阿部のファンからの視線が気にならないか聞かれた上白石は「舞台上に立っている時は私はキキでしかなくて、トンボはトンボでしかない。魔女宅の世界しか広がってないと思うので、緊張もしない。私はキキとして息を吸うだけ」と真摯にコメント。阿部も「僕も公演中はずっとトンボ」と上白石に同意するも、ゲネプロで一部、肝心なメガネを忘れて登場してしまったことから「たまにメガネを忘れちゃったりとかしますけど(笑)、なるべく袖にいる時もメガネをかけ続けてトンボを意識したい」と意気込んだ。

◆阿部顕嵐、10代ラスト舞台!上白石萌歌と挑むミュージカル「魔女の宅急便」

ミュージカル「魔女の宅急便」(C)モデルプレス
ミュージカル「魔女の宅急便」(C)モデルプレス
習わしにのっとり自力で暮らせるように旅に出た魔女・キキが、唯一使える魔法を活かしてお届けもの屋さんをはじめ、様々な人と交流していくなかで成長する姿を描いた今作。これまでスタジオジブリによるアニメーション映画化のほか、1993年~1996年には蜷川幸雄さん演出によるミュージカル化、2014年には実写映画化、そして2016年にはイギリス・ウェストエンドにて舞台化と、時・場所を問わず広く愛されてきた。

公演中(8月30日)に20歳の誕生日を迎える阿部は、今作が10代ラストを飾る舞台。「大阪公演の前日に20歳になります。誕生日の次の日からも公演があって20歳最初のお仕事ということで、今から思い入れがある」と笑顔で語りながら、「10代最後のフレッシュさを残しつつ…、20歳になってもフレッシュですけど(笑)、大人と子どもの間というところをトンボなりに表現していきたい」と気合十分にコメント。共演者からは温かな拍手で包まれた。

(左から)横山だいすけ、岩崎ひろみ、上白石萌歌、白羽ゆり、藤原一裕(C)モデルプレス
(左から)横山だいすけ、岩崎ひろみ、上白石萌歌、白羽ゆり、藤原一裕(C)モデルプレス
このほか囲み取材には、岩崎ひろみ、横山だいすけ、藤原一裕(ライセンス)、白羽ゆりが出席。6月1日~4日に新国立劇場・中劇場(6回公演予定)で、8月31日~9月3日に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(7回公演予定)で上演される。(modelpress編集部)



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