レディー・ガガ、レオタード姿で空から降臨 「スーパーボウル」ハーフタイムショー 衣装は「アトリエ・ヴェルサーチ」


【レディー・ガガ/モデルプレス=2月6日】米歌手のレディー・ガガが、日本時間6日午前に行われた米プロフットボールNFLの王者決定戦「スーパーボウル」のハーフタイムショーに出演した。

レディー・ガガ、レオタード姿で空から降臨 「スーパーボウル」ハーフタイムショー(写真:Getty Images)
レディー・ガガ、レオタード姿で空から降臨 「スーパーボウル」ハーフタイムショー(写真:Getty Images)
◆ドローン300機の光が星条旗の形に整列「分断されたアメリカを一つに」

オープニングは、ガガの頭上夜空に300機のドローンが、光を放ちながら曲に合わせて飛来。次第にドローンが整列し、米国国旗を形作りながら赤と青の光を放った。インテル社製「シューティングスター」と名付けられたドローンは、昨年、米フロリダ・オーランドのディズニーワールドリゾートのディズニースプリングス内で行われたショー「スターブライトホリデイズ」でも使用された最新鋭のもの。この日のスーパーボウル・ハーフタイムショーのために1年半もの準備期間をかけたという。

ドローン300機の光と共に第2の米国国歌とも呼ばれる「ゴッド・ブレス・アメリカ」を歌唱。スワロフスキー・クリスタルが散りばめられたシルバーメタリックのレオタード衣装を着こなし、曲線美をあらわにした姿で、天井から登場したガガ。出演決定時から話題を呼んでいたガガだが、まさかの宙吊りで空を舞い、ステージに降り立つパフォーマンスは、会場はもちろん、TV視聴者やネット上が熱狂した瞬間だった。

レディー・ガガ(写真:Getty Images)
レディー・ガガ(写真:Getty Images)
2曲目は「ディスランド イズ ユアランド(わが祖国)」をアレンジしてカバー。「この国はあなたや私のためにある」と歌い、トランプ大統領の移民入国制限に対するガガなりのメッセージではないかと感じずにはいられなかった。ネット上では「ドローンもトランプ大統領就任に伴い、分断されたアメリカを一つにする意味が込められている気がする」という声が上がっていた。

なお、トランプ大統領はガガのハーフタイムショーについては自身のTwitterで言及しなかったが、娘のイヴァンカ・トランプ氏は「レディー・ガガのスーパーボウル・ハーフタイムショーは素晴らしいものだったわ」とTwitterでコメントした。

◆衣装は「アトリエ・ヴェルサーチ」

衣装は、ジャンニ・ヴェルサーチの妹ドナテラ・ヴェルサーチが現クリエイションを行う「ヴェルサーチ」のオートクチュールライン「アトリエ・ヴェルサーチ(Atelier Versace)」。ドナテラとガガは以前から親交が深く、この日もドナテラがスタジアムに訪れていた。ドナテラのスタイリストであるブランドン・マックスウェルが制作協力しているという。

◆ヒット曲を続々披露

レディー・ガガ(写真:Getty Images)
レディー・ガガ(写真:Getty Images)
自身のヒット曲「ジャスト・ダンス」「ポーカー・フェイス」「ボーン・ディス・ウェイ」などをメドレーで続々披露。「ミリオン・リーズンズ」ではピアノでしっとりと聞かせた。

レディー・ガガ(写真:Getty Images)
レディー・ガガ(写真:Getty Images)
また、ハーフタイムショーでは事前に発表されているアーティストに加えサプライズでゲストが登場することが多く見られ、会見時にはビヨンセらの名前が上がっていたものの、今回はガガのみのパフォーマンスで幕を閉じた。

スーパーボウルの試合はニューイングランド・ペイトリオッツが2年ぶり5回目の優勝。また、MVPはNFL史上最高のQBと言われるトム・ブレイディ選手が獲得した。トムの妻は、ブラジル出身のスーパーモデルでフォーブス誌の世界モデル長者ランキングで8年連続1位のジゼル・ブンチェン。(modelpress編集部)

◆NFLスーパーボウル2017ハーフタイムショー/レディー・ガガ/セットリスト

1:「God Bless America」
2:「This Land is Your Land」
3:「Poker Face」
4:「Born this Way」
5:「Telephone」
6:「Just Dance」
7:「Million Reasons」
8:「Bad Romance」

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