劇団EXILE青柳翔、海外で拍手喝采浴びる EXILE小林直己は流暢な英語披露


【青柳翔・小林直己/モデルプレス=8月31日】劇団EXILEの青柳翔、EXILE兼三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの小林直己が、カナダ現地時間29日、モントリオールで開催されている「第40回モントリオール世界映画祭」の「ワールド・コンペティション部門」に出品された、「たたら侍」(2017年初夏公開)のワールドプレミアに出席し、錦織良成監督とともに舞台挨拶を行った。

「第40回モントリオール世界映画祭」に出席した(左から)錦織良成監督、青柳翔、小林直己
「第40回モントリオール世界映画祭」に出席した(左から)錦織良成監督、青柳翔、小林直己
本作はEXILE HIROが映画初プロデュースを手掛けた作品で、原作なしのオリジナルストーリー。戦国時代の島根・奥出雲の村を舞台に、伝統を継承し守ることを宿命付けられた青柳演じる主人公が、葛藤や挫折を通して真の「武士」へと成長していく姿を描いた本格時代劇映画。

上映前に行われた舞台挨拶では、満席となった800人の観客から万雷の拍手で迎えられ、主演の青柳が「監督とは前作の『渾身 KON-SHIN』(2013年公開)でもモントリオールに来させて頂き、こうして今作もモントリオールで上映することができ、本当に嬉しく思っております」と喜びを語ると、小林も「青柳が前作でモントリオールに来て、このたたら侍に繋がる道を作ってくれたので、自分もできることがあればと勉強した」という流暢な英語で挨拶をして観客を沸かせた。

◆劇団EXILE青柳翔&EXILE小林直己、手応えと自信語る

(左から)小林直己監督、青柳翔、錦織良成
(左から)小林直己監督、青柳翔、錦織良成
上映が終了すると、再び観客から大きな拍手と歓声を浴び、上映後の舞台挨拶では、日本の文化や侍、武士道についての質問が観客や報道陣から飛び交うと、映画初出演の小林が「映画祭自体が初めてだったのですが、立ち見の方もいらしたり、たたら侍という日本の文化を伝えている映画が、こうして国を超えて多くの方に届いたことに、僕自身、今日が始まりとして、もっと日本の文化やこのたたら侍を色々な方に知って頂きたい」と熱い想いを口にした。

また、ワールドプレミア終了後には会場ロビーでも、現地や海外含め、多数の観客や報道陣からの質問や写真撮影が殺到。小林が「物語のストーリーやメッセージを踏まえた上での質問が多く、凄く真剣に見て頂いてたんだなと感じた。それぞれ違う国の方の生活の中にも、日本の文化や武士道というものに関して、共感するものがあると感じた」と手応えを語ると、青柳も「色々な方に見て頂き、このたたら侍のテーマにある想いを、日本中、世界中の方々に届けていければと思います」と自信を覘かせた。

◆「黒澤映画の三船敏郎のようだ」と絶賛

1977年から開催されたモントリオール世界映画祭は、今年で40回目を迎える北米最大規模の映画祭。青柳と錦織監督は、前作の「渾身 KON-SHIN」でも、同映画祭の招待作品に選ばれた。

青柳は、映画祭創設者のセルジュ・ロジーク氏から「黒澤映画の三船敏郎のようだ」と賞賛をうけ、急遽、主演女優賞のプレゼンターに抜擢された実績があり、今作では滝田洋二郎監督作「おくりびと」(2008年)以来となる、グランプリ獲得という快挙にも期待が寄せられている。(modelpress編集部)

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