【X JAPAN・LUNA SEA・GLAY／モデルプレス＝7月25日】X JAPANのYOSHIKI、LUNA SEAとX JAPANのSUGIZO、GLAYのTAKUROが25日、都内で日本最大級のヴィジュアル系音楽フェス「VISUAL JAPAN SUMMIT 2016」（幕張メッセにて10月14、15、16日開催）の第一弾発表出演アーティストとして記者会見を開催。YOSHIKIが意気込みを語った。

ギタリストのPATAが緊急入院して以来、活動を休止していたX JAPANだが、フェス発起人のYOSHIKIは「X JAPANが復活します」と宣言。開催期間中はすべてステージに立つことを明かし「復活したばかりで3日間もできるのかな？」と苦笑いするも「日本には色々なフェスがあるけれど、それは海外のミュージシャンらを呼び込んだもの。今回はフェス自体を僕らが立ち上げて、日本のヴィジュアル系文化を世界に発信していきたい。ヴィジュアル系というジャンルが固まってやる、挑戦状のようなフェスになる」と力を込めた。

さらに「（1998年に他界した）HIDEも今回くるだろうな、きっと」と呟くと、声を震わせながら「この場にHIDEや（2011年に他界した）TAIJIにもいてほしかった」と必死に涙をこらえ、TAKUROに背中を優しくさすられていた。

◆YOSHIKI、X JAPAN新曲に言及

同フェスについてYOSHIKIは「海外展開も意識していて、今後も含めて考えていきたい。今回は海外への映像配信およびライブビューイングも交渉中。間違いなく配信されるはず」とワールドワイドな展開にふくみ。またフェスまでにX JAPANとしてのニューアルバム発売の可能性を聞かれると「世界中どこにいっても『ニューアルバムは出ないのか？』と聞かれる」と微笑を浮かべ「シングルを出すかもしれない。何かしら世界リリースをしていけたら」と言及。これにSUGIZOは「99％出来ていて、最後のひと作業の段階。本当に追い込みの最中」と付け加えると、YOSHIKIは「フェスでは新曲もやります！」と明言した。

LUNA SEA、X JAPANとしてフェスに参加するSUGIZOは「1990年代からこのシーンを築き上げてきた。金字塔を打ち上げたい」とYOSHIKIの壮大プロジェクトに全面賛同し「ヴィジュアル系というジャンルに絞ったフェスはこれまでにないし、好きな人にとっては天国のようなフェスになる」と断言。TAKUROも「X JAPANと共演するのは夢であり、目標だったし、YOSHIKIさんの魅力的な構想に憧れを抱いていました。それがようやく実現するのかと自分自身ワクワクしています」と期待を込めた。YOSHIKIいわく、同フェスではヴィジュアル系バンド100組の出演を目標としており、決まり次第随時出演発表をしていくという。（modelpress編集部）