秋元康氏、大人数アイドルグループが人気になった理由語る メンバー選定基準にも言及


【モデルプレス=2022/09/09】秋元康氏が8日放送のテレビ東京系の経済番組「日経スペシャル カンブリア宮殿」(木曜午後11:06~)に出演。自身がプロデュースするアイドルグループのメンバー選定基準や人気ぶりに言及した。

秋元康(C)モデルプレス
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◆秋元康氏、アイドルグループはなぜ人気なのか

同番組では放送800回を記念し、50年近くエンターテインメント業界の最前線を走ってきた秋元氏の特集を2週にわたって放送している。

秋元氏がプロデュースしたAKB48の誕生が、今や日本独自のアイドル文化を生み出しているが、その着想は「小劇団」にあったという。劇団の芝居はテレビなどとは違い、目に見えるもの。当時テレビ番組を中心に携わっていた秋元氏は「目に見える小劇団みたいなものを作りたい」と渋谷・原宿を中心に場所を探し、最終的に空いていたのが秋葉原の「ドン・キホーテの8階」だったとAKB48の誕生秘話を明かした。

秋元康(C)モデルプレス
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さらに秋元氏は「なぜグループのアイドルが人気になったか」を自ら解説。「学校のクラスみたいにすごくスポーツができる子と勉強ができる子とおとなしい子とか色々いた方が、修学旅行の夜に『お前、誰が好き?』って言うと、意外な人が意外な人を好きだったりするようなところから、たぶん大人数のグループが存在し始めたと思う」と学校のクラスに例え、現代でアイドルグループが人気を博す理由を説明した。

◆秋元康氏、アイドルグループのメンバー選定基準に言及

また、秋元氏はアイドルグループのメンバー選定について「審査員の平均点より、1人の審査員のアンテナに引っかかった方が“化ける”可能性が大きいのは本当か」との質問に「そうなんです」と回答。

秋元康(C)モデルプレス
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「10人審査員がいると普通は歌唱力やルックスとかを採点し、最終的に総合点で上から何番目までって決める」と他事務所などのアイドルグループのメンバー選定方法を説明。しかし、秋元氏は「審査員が10人いたらそれぞれ『いいな』と思う子は違う。その方が絶対いい」と普通の選定法は使わないという。その理由として「『なんでこの子がいいの?』という人がいればいるほど、その人と同じ気持ちを持った人がその後ろに何十人か何百人か絶対いるから」と独自の考え方を語り、実際に「変わった子を入れた」と応募当時に年齢や足のサイズを“サバ読んだ”野呂佳代をあえて加入させたことを明かした。(modelpress編集部)

情報:テレビ東京

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