二宮和也、坊主に無精髭・体重も落とす「ラーゲリより愛を込めて」本編映像初解禁 ティザービジュアルも


【モデルプレス=2022/03/28】嵐の二宮和也が主演を務める2022年冬公開の映画「ラーゲリより愛を込めて」の本編映像が初解禁。併せて、スーパーティザービジュアルも解禁された。

二宮和也/「ラーゲリより愛を込めて」スーパーティザービジュアル(C)2022「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会(C)1989清水香子
二宮和也/「ラーゲリより愛を込めて」スーパーティザービジュアル(C)2022「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会(C)1989清水香子
◆二宮和也主演「ラーゲリより愛を込めて」

第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった。あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下においても、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった人物。それが山本幡男である。ラーゲリでの劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人捕虜同士の諍いも絶えない中、山本は生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身もラーゲリに身を置き、わずかな食糧で過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの捕虜たちの心に希望の火を灯した。

このラーゲリで一筋の希望の光であった山本幡男の壮絶な半生を、その高い演技力と豊かな表現力で俳優・アーティストとして、多くの人々に希望を与え続けてきた二宮が演じ、映画化されることが発表され話題となった。

◆二宮和也の熱演映す本編映像が初解禁

そしてこの度、二宮が魂を込めて山本幡男を熱演した本編映像が初解禁。実在した山本幡男を演じるために、二宮は頭を坊主にして無精髭を生やし、山本のトレードマークである丸眼鏡をかけて撮影に臨んだ。劇中では十分な食事を与えられず、瘦せ細った捕虜役を演じるため、瀬々監督からの要望に応え大幅に体重を落としてからクランクインを迎える。

「山本は、自分の想いに蓋をしてしまった仲間に対し心の底にあるはずの願いに、気づかせてあげられる人」と語る二宮。猛烈な吹雪が舞う厳冬のシベリアで過酷な労働に耐えながらも、仲間に微笑みかけ、“生きるのをやめないでください” “帰国(ダモイ)の日は、来ます”と力強くうなずく表情に、人々に希望を与え続けていた山本の優しさと強さを感じる映像となっており、わずか30秒の映像ながら胸を締めつけられる。

◆二宮和也、日本にいる家族に思いを馳せる姿

さらに、スーパーティザービジュアルも解禁。 列車の中から雪の舞うシベリアの空を眺める山本。その瞳には捕虜の身で何処へ連行されるかもわからない絶望的な状況でも、帰国(ダモイ)を信じ、遠く離れた日本にいる家族に思いを馳せる姿が切り取られている。生活様式や価値観が大きく変わり混沌とする現代にこそ贈りたい、鬱屈したこの時代に光をともす“愛の実話”。珠玉の人間讃歌であり、観る者全ての心震わす感動巨編となっている。(modelpress編集部)

◆二宮和也主演「ラーゲリより愛を込めて」あらすじ

第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます」絶望する捕虜たちに、山本は訴え続けた。

劣悪な環境のラーゲリでは、日本人同士の争いも絶えなかったが、山本はどんな環境にあっても分け隔てなく皆を励ました。そんな彼の仲間想いの行動と信念は、凍っていた日本人捕虜たちの心を次第に溶かしていく。山本はいかなる時も日本にいる妻や4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じていた。

終戦から8年が経ち、山本に妻からの葉書が届く。厳しい検閲を潜り抜けたその葉書には「あなたの帰りを待っています」と。女手一つで子どもたちを育てている妻を想い、涙を流さずにはいられなかった。誰もがダモイの日が近づいていると感じていたが、その頃には、彼の体は病魔に侵されていた。体はみるみる衰えていくが、愛する妻との再会を決してあきらめない山本。そんな彼を慕うラーゲリの仲間たちは、厳しい監視下にありながらも、山本の想いを叶えようと思いもよらぬ行動に出る…。

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