氷川きよし、ボディスーツ・天女の羽衣など数々の衣装公開「自分にとって、衣裳は鎧だし歌は武器」


【モデルプレス=2020/12/14】歌手の氷川きよしがコンサートや番組で着用した衣装を紹介する「氷川きよし デビュー満20年記念 氷川きよし衣裳展」が12月13日から17日まで、JR原宿駅前のWITH HARAJUKU HALL(東京)にて開催している。

一番思い入れのあるペガサス衣裳と氷川きよし(提供写真)
一番思い入れのあるペガサス衣裳と氷川きよし(提供写真)
◆氷川きよし、話題となった数々の衣装公開「私らしい服を」

同展では、デビュー15周年となった2014年から20周年の2019年までの衣装を中心に展示。

展示ブースは、「日本武道館/大阪城ホールにて行われた周年コンサートの衣装」、「毎年12月に行われている東京国際フォーラムでのスペシャルコンサートの衣装」、「『限界突破×サバイバー』の衣装」、「NHK紅白歌合戦での衣装」の4つのコーナーに分かれている。ほか、エントランスには、2000年から2020年までの氷川の軌跡をたどる「HIKAWA KIYOSHI HISTORY」が展示され、衣装が撮影できる撮影可能コーナーも。

「氷川きよし デビュー満20年記念 氷川きよし衣裳展」NHK紅白歌合戦の衣装 (C)モデルプレス
「氷川きよし デビュー満20年記念 氷川きよし衣裳展」NHK紅白歌合戦の衣装 (C)モデルプレス
館内に入るとまず目につくのが、氷川自身が一番思い入れがあるという白の衣装。日本武道館で行われたデビュー15周年コンサート(2014年)のオープニングで身に着けたもの。ペガサスに乗って登場したが、そのペガサスも一緒に観ることができる。

「氷川きよし デビュー満20年記念 氷川きよし衣裳展」ショートパンツとニーハイブーツで太ももを露出した赤のボディスーツ (C)モデルプレス
「氷川きよし デビュー満20年記念 氷川きよし衣裳展」ショートパンツとニーハイブーツで太ももを露出した赤のボディスーツ (C)モデルプレス
「氷川きよし デビュー満20年記念 氷川きよし衣裳展」武道館の衣装 (C)モデルプレス
「氷川きよし デビュー満20年記念 氷川きよし衣裳展」武道館の衣装 (C)モデルプレス
ほか、アニメロサマーライブ2019や20周年記念コンサート(大阪城ホール)で身に着けたハーフパンツとシースルーを組み合わせた黒の衣装、天女の羽衣をまとってブランコに乗るホワイトの衣装(20周年記念コンサート/日本武道館・大阪城ホール)、ショートパンツとニーハイブーツで太ももを露出した赤のボディスーツ(スペシャルコンサート2019/東京国際フォーラム)など、話題を集めた衣装を一堂に展示。

「氷川きよし デビュー満20年記念 氷川きよし衣裳展」エントランス (C)モデルプレス
「氷川きよし デビュー満20年記念 氷川きよし衣裳展」エントランス (C)モデルプレス
これまで、「その時の歌、その時代の私を必死に表現」するため、チームのメンバーと一緒に衣装を製作してきたという氷川は、「これからも私しか着られない私らしい服を、華やかにド派手にキラキラした夢のある物を作ってまいります」などと来場者に向けてコメントを寄せている。

◆氷川きよし「精神的にも一番つらい時期」の衣装を回顧

メインビジュアルのマネをする氷川きよし(提供写真)
メインビジュアルのマネをする氷川きよし(提供写真)
事前に来場した際の氷川がエントランスや衣装とともに記念撮影する写真も到着。氷川は視察を終え、「自分にとって、衣裳は鎧だし歌は武器だから、衣裳を見たら歌が出てきて、その当時の自分が出てくる。本当に歌にとって衣裳は重要だと思います。衣裳によって、福岡から出てきた普通の若者が、“氷川きよし”になっていく。デビュー当時、故・長良じゅん会長も『お前はスターなんだ』とおっしゃってくれて、スターになりきるために、マリアッチの恰好だったり普通の人とは違うぶっ飛んだ衣裳を着て、それを続けることで“氷川きよし”の存在を知っていただいて、“氷川きよしブランド”ができていった。これらの衣裳たちが背中を押してくれたんだなと思いました」と衣装への思いを熱弁。

「氷川きよし デビュー満20年記念 氷川きよし衣裳展」 (C)モデルプレス
「氷川きよし デビュー満20年記念 氷川きよし衣裳展」 (C)モデルプレス
一番印象深い衣装は15周年記念コンサートのペガサスをあげ、「ハイトーンが上手く出せず、精神的にも一番つらい時期だった。15周年という記念すべき年の不調だったが、この衣裳とペガサスで自分を鼓舞して頑張ることができた」と振り返った。(modelpress編集部)

◆氷川きよしコメント

Q.今回の衣裳展、視察していかがでしたか?

A.一口に20年といってもいろんなことを考えながら、いろんな人たちの想いをひとつにして、ひとつの作品になってきたんだなとすごく感じました。それぞれの衣裳に魂が宿っている様に思いました。マネキンに着せているけれど、今にも動きそうな…たくさんの人の思いがすごくつまってて、自分がいなくても(衣裳だけでも)成立しているというか。みんなが必死になってベストをつくして製作して、自分もその服を着て(その曲の)主人公になりきってやってきました。本当に汗と涙と努力の結晶です。自分ひとりじゃなくて、ファンの皆さんやスタッフなど多くの方々の想いが、ひとつひとつの衣裳に宿っているんだなと思いました。

自分にとって、衣裳は鎧だし歌は武器だから、衣裳を見たら歌が出てきて、その当時の自分が出てくる。本当に歌にとって衣裳は重要だと思います。衣裳によって、福岡から出てきた普通の若者が、“氷川きよし”になっていく。デビュー当時、故・長良じゅん会長も「お前はスターなんだ」とおっしゃってくれて、スターになりきるために、マリアッチの恰好だったり普通の人とは違うぶっ飛んだ衣裳を着て、それを続けることで“氷川きよし”の存在を知っていただいて、“氷川きよしブランド”ができていった。これらの衣裳たちが背中を押してくれたんだなと思いました。

今回の衣裳展はぜひ多くの幅広い世代の方に見ていただきたい。服飾関係の学生さんとか、お洋服に関するお仕事を目指す方にも観てほしいです。おこがましいかもしれませんが、それだけのものをプライドを持って作っていますので、刺激になればいいなと思います。

Q.展示されている衣裳の中で、一番印象深いものはどれですか?

A.15周年記念コンサートのペガサス。ハイトーンが上手く出せず、精神的にも一番つらい時期だった。15周年という記念すべき年の不調だったが、この衣裳とペガサスで自分を鼓舞して頑張ることができた。



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