林遣都、戸田恵梨香＆大島優子との撮影秘話明かす＜スカーレット＞
【モデルプレス＝2019/10/11】NHK連続テレビ小説『スカーレット』（NHK総合／月曜～土曜あさ8：00）に出演する俳優の林遣都が、出演が決まったときの思いや、現場に入ってからの印象を語った。
林遣都（C）NHK
連続テレビ小説101作目となる同作の物語の舞台は、信楽焼で知られる滋賀県甲賀市。焼き物の里・信楽の女性陶芸家が主人公。結婚、子育て、さらに後継者の育成を通して、陶芸にかける情熱を描く。時代背景は戦後から高度経済成長期まで。ヒロイン・川原喜美子は女優の戸田恵梨香が演じる。
林が演じるのは、信楽にある大野雑貨店の1人息子の大野信作。信作は、信楽にある大野雑貨店の1人息子で、喜美子たち川原家の住まいを両親が世話したことから喜美子と知り合いになる。幼い頃から器量がよく、喜美子とは正反対の気が弱く引っ込み思案な性格だが、思わぬ変化をとげ、大阪から戻ってきた喜美子を驚かせる、という役どころ。
以下、林のインタビュー。
林遣都（C）NHK
― 今回『スカーレット』に出演する事が決まった時のお気持ちは？
連続テレビ小説『べっぴんさん』を経験して、“朝ドラ”やNHK大阪の現場の空気感がすごく好きになり、また戻ってきたいなと思っていました。なかなか、こんなに長期にわたって人の人生を生きられるチャンスはないですし、それが“朝ドラ”の醍醐味だと思うので、今回はすごく嬉しいです。
僕は滋賀県の出身ですが、滋賀が舞台のドラマに出演するのは初めてです。お話をいただいたとき、すごく嬉しかったです。滋賀が舞台というだけでやりたいと思いました。
僕の地元と信楽は離れていて、行ったことがない場所ですが、信楽焼は常に身近にありました。祖父の家の玄関には大きめのタヌキの置物があって、実家の玄関にも小さめのタヌキがあります。
母は、僕が東京に行くたびにそのタヌキに安全祈願をしたり仕事の幸運を祈ったりしていたらしく、今回の作品に携われるのはタヌキにお願いしてきたおかげだと喜んでいます。
◆自身の役どころについて
― ご自身の役柄についての印象や役のここに注目してほしいという点など。
信作には幼少期から喜美子と照子が身近にいますが、その2人しかいなくて、2人とも女性。お姉ちゃんふたりの下にいる弟みたいな環境で育ちます。
そんな幼少期のせいか、なかなか前に出るタイプではありませんし、学生時代もちょっと人とは違う雰囲気なんです。友だちもいないですし、内に秘めるものがある若者なのかなと思っています。
僕が演じるのは中学生からで、学生服で初登場しますが、そのときも喜美子にカバンと学校で描いた絵を持たされていますし、子分的なところから始まるんです。まだ微妙な気持ちの学生時代、将来も何も定まっていない学生役なので、演じるにあたって難しいところが出てくるのはこれからだと感じています。
◆戸田恵梨香＆大島優子との撮影を振り返る
― 収録に参加されてみて、現場の印象は？
フレンドリーなスタッフのみなさんと、距離感が近い現場です。『べっぴんさん』などで長期の撮影をしていましたし、自分自身の人柄を知ってくれている方がいてくれて、すごくあたたかく「おかえり」と出迎えてくれました。やっぱりそういう雰囲気が作品につながっていくと思うので、“朝ドラ”の相乗効果みたいなものがある現場が好きです。
滋賀でのロケはホーム感もあり、居心地がよくリラックスできました。もしずっと滋賀にいたら目を向けていなかったと思うんですけれど、琵琶湖ってほかにはない景色で、とても空気が美味しく、町並みも人も落ち着きます。
戸田さんと大島さんが同い年で、僕が2歳年下なんですが、中学生を演じるシーンがあって……3人そろえば大丈夫でしょうと自分たちに言い聞かせました。そこで幼馴染の絆を深められた気がします。3人でチーフ演出の方に、エキストラさんをリアルな中学生年齢に近づけないでください、できることなら僕たちより若干あげてくださいと冗談半分にお願いしたりしました（笑）。
◆視聴者へメッセージ
― 視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
滋賀県出身の僕が、ドラマを通じて滋賀の魅力を伝える立場の1人になれて、嬉しいですし、楽しみです。せっかく滋賀で産まれましたし、僕も信作に共感する部分があるので、自分が滋賀で生きてきたことや、家族関係、学生時代どのような過ごし方をして、どんな気持ちを抱いていたかを思い出しながら、役に重ねていけたらなと思っています。
祖父母が大好きだったところも信作と似ているので、信作のおばあちゃんの出演はないんですけれど、そういう背景を少しでも感じてもらえたらうれしいです。連続テレビ小説『スカーレット』、本当に毎朝元気にしてくれる、愛に溢れた作品だと思うので、暖かく見続けてください。よろしくお願いします。（modelpress編集部）
【Not Sponsored 記事】
連続テレビ小説101作目となる同作の物語の舞台は、信楽焼で知られる滋賀県甲賀市。焼き物の里・信楽の女性陶芸家が主人公。結婚、子育て、さらに後継者の育成を通して、陶芸にかける情熱を描く。時代背景は戦後から高度経済成長期まで。ヒロイン・川原喜美子は女優の戸田恵梨香が演じる。
林が演じるのは、信楽にある大野雑貨店の1人息子の大野信作。信作は、信楽にある大野雑貨店の1人息子で、喜美子たち川原家の住まいを両親が世話したことから喜美子と知り合いになる。幼い頃から器量がよく、喜美子とは正反対の気が弱く引っ込み思案な性格だが、思わぬ変化をとげ、大阪から戻ってきた喜美子を驚かせる、という役どころ。
以下、林のインタビュー。
― 今回『スカーレット』に出演する事が決まった時のお気持ちは？
連続テレビ小説『べっぴんさん』を経験して、“朝ドラ”やNHK大阪の現場の空気感がすごく好きになり、また戻ってきたいなと思っていました。なかなか、こんなに長期にわたって人の人生を生きられるチャンスはないですし、それが“朝ドラ”の醍醐味だと思うので、今回はすごく嬉しいです。
僕は滋賀県の出身ですが、滋賀が舞台のドラマに出演するのは初めてです。お話をいただいたとき、すごく嬉しかったです。滋賀が舞台というだけでやりたいと思いました。
僕の地元と信楽は離れていて、行ったことがない場所ですが、信楽焼は常に身近にありました。祖父の家の玄関には大きめのタヌキの置物があって、実家の玄関にも小さめのタヌキがあります。
母は、僕が東京に行くたびにそのタヌキに安全祈願をしたり仕事の幸運を祈ったりしていたらしく、今回の作品に携われるのはタヌキにお願いしてきたおかげだと喜んでいます。
◆自身の役どころについて
― ご自身の役柄についての印象や役のここに注目してほしいという点など。
信作には幼少期から喜美子と照子が身近にいますが、その2人しかいなくて、2人とも女性。お姉ちゃんふたりの下にいる弟みたいな環境で育ちます。
そんな幼少期のせいか、なかなか前に出るタイプではありませんし、学生時代もちょっと人とは違う雰囲気なんです。友だちもいないですし、内に秘めるものがある若者なのかなと思っています。
僕が演じるのは中学生からで、学生服で初登場しますが、そのときも喜美子にカバンと学校で描いた絵を持たされていますし、子分的なところから始まるんです。まだ微妙な気持ちの学生時代、将来も何も定まっていない学生役なので、演じるにあたって難しいところが出てくるのはこれからだと感じています。
◆戸田恵梨香＆大島優子との撮影を振り返る
― 収録に参加されてみて、現場の印象は？
フレンドリーなスタッフのみなさんと、距離感が近い現場です。『べっぴんさん』などで長期の撮影をしていましたし、自分自身の人柄を知ってくれている方がいてくれて、すごくあたたかく「おかえり」と出迎えてくれました。やっぱりそういう雰囲気が作品につながっていくと思うので、“朝ドラ”の相乗効果みたいなものがある現場が好きです。
滋賀でのロケはホーム感もあり、居心地がよくリラックスできました。もしずっと滋賀にいたら目を向けていなかったと思うんですけれど、琵琶湖ってほかにはない景色で、とても空気が美味しく、町並みも人も落ち着きます。
戸田さんと大島さんが同い年で、僕が2歳年下なんですが、中学生を演じるシーンがあって……3人そろえば大丈夫でしょうと自分たちに言い聞かせました。そこで幼馴染の絆を深められた気がします。3人でチーフ演出の方に、エキストラさんをリアルな中学生年齢に近づけないでください、できることなら僕たちより若干あげてくださいと冗談半分にお願いしたりしました（笑）。
◆視聴者へメッセージ
― 視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
滋賀県出身の僕が、ドラマを通じて滋賀の魅力を伝える立場の1人になれて、嬉しいですし、楽しみです。せっかく滋賀で産まれましたし、僕も信作に共感する部分があるので、自分が滋賀で生きてきたことや、家族関係、学生時代どのような過ごし方をして、どんな気持ちを抱いていたかを思い出しながら、役に重ねていけたらなと思っています。
祖父母が大好きだったところも信作と似ているので、信作のおばあちゃんの出演はないんですけれど、そういう背景を少しでも感じてもらえたらうれしいです。連続テレビ小説『スカーレット』、本当に毎朝元気にしてくれる、愛に溢れた作品だと思うので、暖かく見続けてください。よろしくお願いします。（modelpress編集部）
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