香取慎吾、夜道で“何者か”に狙われる「怖くて怖くて」<凪待ち>


【モデルプレス=2019/06/28】香取慎吾が28日、都内で行われた主演映画「凪待ち」公開初日記念舞台あいさつに、共演の恒松祐里、西田尚美、吉澤健、音尾琢真、リリー・フランキーと、白石和彌監督とともに出席した。

香取慎吾(C)モデルプレス
香取慎吾(C)モデルプレス
イベントでは、登壇者全員が自分に関するクイズを出題する「凪待ちクイズ大会」を開催。香取は「撮影終わり目を光らせて何者かが僕を狙っていました。一体何者でしょう?」と問題を出し、本作の舞台・宮城県石巻市での撮影中に何者かに狙われていたことを告白した。

西田や恒松は「私達も目撃したと思う」とその現場に居合わせていたようで、「シカ」と正解を導き出すと、リリーも「暗い夜道から狙っていた」と石巻ならではのハプニングを回想。香取は「車でホテルまで走ってると、シカが横切るから怖くて怖くて」と笑顔を交えて振り返っていた。

恒松祐里、香取慎吾、西田尚美 (C)モデルプレス
恒松祐里、香取慎吾、西田尚美 (C)モデルプレス
恒松が、撮影中に西田とよく食事に行っていたエピソードを紹介した場面では、香取が「え!僕はひとりで部屋で毎日牛タン弁当を食べてましたよ。カフェ言ってたんだね」とさみしげにポツリ。すると現地で飲み仲間ができたというリリーが「みんな慎吾ちゃんが仕事している時に好き勝手やってますね」とツッコミを入れ、会場を笑いに包んだ。

香取慎吾(C)モデルプレス
香取慎吾(C)モデルプレス
シリアスな作品の雰囲気とは打って変わり、イベントでは和気あいあいとしたトークを繰り広げたキャスト陣。白石監督は、このメンバーで次回作を作るとしたら、「全員に歌って華麗なステップを踏んでもらうミュージカルを作りたい」と語り、リリーから「慎吾ちゃん以外、大丈夫?」と歌とダンスを心配する声が上がったが、観客からは大きな拍手が起こっていた。

◆香取慎吾 主演映画『凪待ち』

(左から)白石和彌監督、リリー・フランキー、恒松祐里、香取慎吾、西田尚美、音尾琢真、吉澤健 (C)モデルプレス
(左から)白石和彌監督、リリー・フランキー、恒松祐里、香取慎吾、西田尚美、音尾琢真、吉澤健 (C)モデルプレス
同作は、宮城県石巻市を舞台に、人生どん底まで堕ち切った男のバイオレンスと狂気、怒りと裏切り、不条理と悲劇、そして最も切ない暴力を描くヒューマンサスペンス。

香取が演じるのは、パートナーの女性とその娘と共に彼女の故郷、石巻市で再出発しようとする男・郁男。平穏に見えた暮らしだったが、小さな綻びが積み重なり、やがて取り返しのつかないことが起きてしまう。人生につまづき落ちぶれた男の再生の物語となる。

香取は、観客を見渡しながら「初日からこんなに来ていただけて幸せ」と喜びを噛み締め、「僕は去年の10月に完成を観て、一人でも多くの方に観てもらいたい作品になったと思えた。郁男は苦悩の中で逃げる男で、先が見えない男。そんな逃げる人間でも、ふんばって、周りのあきらめない絆、優しさで少しずつでも光が見えてくる。この映画を観て心に残ったものを周りの方にも広めていただいて、より多くの方にこの映画を観ていただきたい」と呼びかけていた。

今月5日に行われた同作の完成披露試写会では、イベント中に汗が止まらず、スタッフから借りたハンカチで汗を拭っていた香取。この日もイベント冒頭から汗が止まらなかったようだが、ポケットからハンカチを取り出して汗を拭き、「きょうはハンカチ持ってきましたよ!」とドヤ顔で、会場に笑いを起こす一幕もあった。(modelpress編集部)

持参していたハンカチで汗を拭く香取慎吾 (C)モデルプレス
持参していたハンカチで汗を拭く香取慎吾 (C)モデルプレス
汗をアピールする(?)香取慎吾 (C)モデルプレス
汗をアピールする(?)香取慎吾 (C)モデルプレス
香取慎吾「きょうはハンカチ持ってきましたよ!」 (ドヤ)(C)モデルプレス
香取慎吾「きょうはハンカチ持ってきましたよ!」 (ドヤ)(C)モデルプレス


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