新垣結衣・松田龍平・田中圭ら「けもなれ」キャスト駆けつける 脚本家・野木亜紀子氏を祝福


【新垣結衣・野木亜紀子/モデルプレス=5月28日】優れた脚本作家に贈られる向田邦子賞の第37回(2018年度)贈賞式が28日、都内で行われ、野木亜紀子氏が受賞。受賞作「獣になれない私たち」(日本テレビ系)で主演を務めた女優の新垣結衣らが駆けつけた。

(左から)田中圭、新垣結衣、野木亜紀子氏、松田龍平 (C)モデルプレス
(左から)田中圭、新垣結衣、野木亜紀子氏、松田龍平 (C)モデルプレス
贈賞式には新垣のほか、松田龍平、田中圭、犬飼貴丈、近藤公園、一ノ瀬ワタル、山内圭哉が出席。新垣と野木氏のタッグは、「空飛ぶ広報室」「掟上今日子の備忘録」「逃げるは恥だが役に立つ」に続いて「獣になれない私たち」が4作目。新垣は「おめでとうございます」と祝福し「4作品、野木さんとご一緒してますが、野木さんが書く本にこれから生きていくうえでこういうふうに物事を捉えたらいいのかなとか、何にでもなれるんだなと希望をいただいています」とメッセージ。また、野木氏を「愛情深い人だと思っている」といい「物語の中に愛情を感じています」と伝えた。さらに、野木氏の「強さに憧れています」と羨望の眼差し。そして「一大ファンとして楽しみしています。これからもたくさん書いてください」と激励した。

(左から)新垣結衣、野木亜紀子氏 (C)モデルプレス
(左から)新垣結衣、野木亜紀子氏 (C)モデルプレス
松田は「僕自身、獣のように衝動で生きていきたいと思ったし、それが見てくださった視聴者の方にも伝わる思います」とコメント。「これからのますますのご活躍を楽しみにしています」と祝福の言葉を贈った。

松田龍平 (C)モデルプレス
松田龍平 (C)モデルプレス
田中は「オリジナルで快進撃を飛ばし続ける野木さんがこの賞を取って、すごく素敵な席に呼んでいただいて、『獣になれない私たち』チームで参加できたことを嬉しく思います」と笑顔。「ゼロから物語を作るのは大変だと思いますが、それを楽しみにされている方がたくさんいるので、たくさん書いてください」と新垣と同じように激励した。

田中圭 (C)モデルプレス
田中圭 (C)モデルプレス
2010年「さよならロビンソンクルーソー」で第22回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し、同作で脚本家デビューした野木氏。この頃より「向田邦子賞を取る」と言っていたそうで「本当にいただけることになった」と喜びを噛み締めた。またスピーチではTBS系で放送された「アンナチュラル」への思いを語りつつも、「この作品(「獣になれない私たち」)で取れたよかった」とコメント。主演を務めた新垣とは4回目のタッグとなり「欲しかった賞を新垣さん主演で取れた。なんかよかったという気がしている。松田龍平さんも素敵に演じてくださった。思い出深い思い入れのあるドラマ」とキャストへ感謝を伝えた。

第37回(2018年度)向田邦子賞贈賞式の様子 (C)モデルプレス
第37回(2018年度)向田邦子賞贈賞式の様子 (C)モデルプレス
野木亜紀子氏 (C)モデルプレス
野木亜紀子氏 (C)モデルプレス
◆向田邦子賞

同賞は向田邦子賞委員会と株式会社東京ニュース通信社が主催。故・向田邦子さんがテレビドラマの脚本家として、数々の作品を世に送り出し活躍してきた功績をたたえ、現在のテレビ界を支える優秀な脚本作家に贈られる賞として、1982年に制定された。選考は歴代受賞者らによる向田邦子委員会が担当している。

前年度に放送されたテレビドラマを対象に、選考委員がノミネート作品を選定。本選を含めて4回の討議を経て受賞作品を決定している。選考委員は池端俊策氏(※今年度はスケジュール都合により、選考に加わっていない)、冨川元文氏、大石静氏、岡田惠和氏、井上由美子氏(向田邦子賞受賞順)。

受賞作「獣になれない私たち」は、ビアバーを舞台に繰り広げられるオリジナルラブストーリー。主演の新垣が、仕事に恋に悩む“等身大の現代女性”深海晶を、松田が“世渡り上手な毒舌男”根元恒星を演じた。(modelpress編集部)



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