千葉雄大、異端の棋士に 本屋大賞2位の人気作をドラマ化<盤上の向日葵>


【千葉雄大/モデルプレス=5月14日】俳優の千葉雄大がNHKのBSプレミアムドラマ「盤上の向日葵」(9月8日スタート/NHK BSプレミアム 毎週日曜 よる10時から10時49分※連続4回)で主演を務める。

千葉雄大(写真提供:NHK)
千葉雄大(写真提供:NHK)
原作は、柚月裕子氏による2018年本屋大賞2位の同名小説。将棋界に彗星のごとく現れ、タイトル戦に挑む異端の棋士・上条桂介。発見された白骨遺体とともに埋められていた名駒。その所有者をたどり、真相に迫ろうとするベテラン刑事と将棋の道をあきらめた若手刑事。真剣師が勝負の世界に魂を注いでいた時代、過酷な運命を背負って棋士の頂点を目指した青年の半生をあぶりだす本格ヒューマンミステリーとなっている。

異端の棋士・上条桂介を演じ、NHKの連続ドラマ初主演を務める千葉は「表面的には静かながら、中には何かうごめくものをすごく感じます。見て下さった方に、少しでも残るものをお土産にしていただけるよう、自分に出来ることを精一杯取り組みたいと思います」と意気込んでいる。

同作には、千葉のほか蓮佛美沙子、大友康平、渋川清彦、竹中直人、柄本明らが出演する。(modelpress編集部)

■あらすじ
平成6年。埼玉の山中から白骨遺体が発見。県警の石破刑事(大友康平)と奨励会を退会して警察官になった佐野(蓮佛美沙子)は、遺体とともに埋められていた初代・菊水月作の名駒の所有者を捜査することに。 同じ頃、奨励会を経ず実業界から転身してプロになった異端の棋士・上条桂介(千葉雄大)は、タイトル6冠保持者の壬生芳樹との竜昇戦に挑んでいた。序盤戦で勝利した上条は、将棋雑誌の取材を受ける最中、故郷の諏訪でゴミに出された将棋雑誌を拾っていた幼少時代を思い出す。昭和47年、貧困の日々を過ごしていた小学生の上条は、教師を定年退職した唐沢(柄本明)の温かい支援のもと、将棋にどんどん魅了されていく。やがて「鬼殺し」の異名をとる伝説の真剣師・東明重慶(竹中直人)と出会い、ふたりの運命の歯車が大きく回り始める…。

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