ジャニーズJr.寺西拓人、舞台初主演 “走りっぱなしのハード”な2人芝居挑戦<マラソン>


【寺西拓人/モデルプレス=3月5日】5月31日から6月17日までDDD青山クロスシアターにて、舞台『マラソン』を上演することが決定。出演は、本作品が初主演となる寺西拓人(ジャニーズJr.)、寺西と共演3作目になる矢田悠祐。演出は、2人が出演した『THE CIRCUS!-エピソード2-』演出・振付のTETSUHARUが手掛ける。

矢田悠祐&寺西拓人が舞台『マラソン』出演(提供写真)
矢田悠祐&寺西拓人が舞台『マラソン』出演(提供写真)
◆寺西拓人(ジャニーズJr.)&矢田悠祐が走り続ける

物語の登場人物は男性2名のみ。舞台は現代、都市部。幼なじみの2人は市内マラソンに出場するためにトレーニングで郊外をランニングしているが、走りながらもちょっとした言い争いや、思い出話など話が尽きない。話しながら延々と走る2人。ときにコメディーのような会話からはそれぞれの趣味や日常、人間性までもが浮かんでくるうち、やがて思いがけない姿まで見えてきて…。

マラソンを題材にした本作品は、孤独な自己との葛藤、互いの思いやり、そして現実の厳しさを、人間の基本的な行為=走ることをテーマに描いた秀作。最大の特徴は2人が舞台上で、ずっと走っていること。公演時間70分、正にマラソン公演となる。

◆役が入れ替わり2ヴァージョン上演

そして、舞台の形状は両サイドに客席があるセンターステージで上演。舞台や通路を走り回る2人の息遣いは最後列からでも感じ取れる、間近に2人の演技が見える形状。

さらに新たなチャレンジが。各公演で2人が役を入れ替わり、2ヴァージョンを上演する。2人っきり、走りっぱなしのハードな条件での芝居に注目だ。(modelpress編集部)

■演出:TETSUHARU氏コメント

二人芝居の演出、というお話をいただいて作品を知り、面白そう!とすぐお受けしました。走る動きが中心なので舞台上でどう表現できるか、構想しているところです。マラソンは、人生や生きることそのものによく例えられるように、それを象徴するドラマでもあると思います。東京オリンピック・パラリンピックを控えた今、この作品を上演する意味も大きいと考えています。出演の二人はとても仲が良くて、魅力ある二人です。若いですが既にいろんなステージを経験していて、ファンの方はお二人の色々な色をすでにご存知だと思うんです。今回は、まだ見たことのない新しい色を出せたら、と思います。

■寺西拓人コメント

これまで歌・踊りのある作品に取り組んできたので、今回のお話をいただいて驚愕!です。初めての主演で、役の入れ替えのある2人芝居に挑戦させていただくので、難題へのプレッシャーもありますが、ストレートプレイにも取り組んでみたいと望んでいたので、とっても嬉しいですし、喜びをかみしめています。矢田ちゃんとは2作品共演する中で、プライベートでも仲良くなりました。共演も楽しみです。今回の劇場はお客様との距離がとても近くて、舞台上の息遣いが伝わると同時に、客席の息遣いも舞台上に届くほどです。ずっと走っている芝居なので、体力が続くように走り込もうと思います。僕自身まだ未知なところも多く、ドキドキワクワクしています。一緒にぜひ楽しんでください。

■矢田悠祐コメント

実は、スポーツの中でもマラソンが一番苦手だったんです(笑)。瞬発系のゲーム性のあるスポーツとは違った性質があると思うので、普段から走って、テラと一緒に頑張っていければと思います。ストレートプレイに臨むのは久し振りです。TETSUHARUさんとは何度かご一緒させていただいていますが、ミュージカルとはまた違う作品作りになっていくと思いますし、芝居もすごく丁寧に見て下さる方なので楽しみです。センターステージという形ですし、TETSUHARUさんの発想も楽しみです。

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