松岡茉優、助演女優賞トロフィーを「電気スタンドにします」 樹木希林さんとのエピソード明かす<第28回東京スポーツ映画大賞>


【松岡茉優/モデルプレス=2月25日】女優の松岡茉優が、ビートたけしが審査委員長を務める「第28東京スポーツ映画大賞」で助演女優賞を受賞。24日に都内で開催された授賞式に出席した。

松岡茉優 (C)モデルプレス
松岡茉優 (C)モデルプレス
作品賞に輝いた映画『万引き家族』で、助演女優賞を獲得した松岡。審査委員長を務めたたけしに、JK見学店でのシーンは嫌ではなかったのかと質問されると「あそこの中に入ると、なんだかみんな不思議とそんな空気になってくるのか、脱がなくていい所でも脱いでくる子が現れたりとか」と回想した。

松岡茉優 (C)モデルプレス
松岡茉優 (C)モデルプレス
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◆松岡茉優。樹木希林さんとのエピソード

また、同作の撮影現場でリリー・フランキーが、昨年9月に亡くなった樹木希林さんが電気スタンドにリフォームした東スポ映画大賞のトロフィーを譲り受けていたこと、そしてその電気スタンドを松岡自身がきれいに磨き上げたことにも言及。「『なんだかこれ、私も欲しいなあ』なんて、アホ(=自分)は申し上げたんです。そしたら希林さんが、『あなたはこれから、いくつでも貰いなさい』と言ってくださって。実際にこうやって、東スポさんの大事な大事なトロフィーをいただきましたので、私も電気スタンドにして、そのうち誰か若手女優さんに渡せられるような、そんな女優さんになりたいと思います。大事な電気スタンドにします!」と続けて会場を沸かせた。

松岡茉優 (C)モデルプレス
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◆東京スポーツ映画大賞」とは

「東京スポーツ映画大賞」は1992年に発足した東京スポーツ新聞社主催の映画賞で、日本全国10以上の映画祭がノミネート審査に参加し、その結果を踏まえて、たけしが最終選考を行う。また第10回より「ビートたけしのエンターテインメント賞」が併設され、幅広い分野を選考対象とし表彰している。

リリー・フランキー、ガダルカナル・タカ (C)モデルプレス
リリー・フランキー、ガダルカナル・タカ (C)モデルプレス
◆欠席の松坂桃李「感謝の気持ちを直接お伝えしたかった」

今回、映画『孤狼の血』で助演男優賞を獲得した松坂は、舞台に出演するため出席が叶わず、ビデオでメッセージ。「周りの方に聞いたんですけれども、助演男優賞が接戦で、最終的には、審査委員長のたけしさんが、選んでくださったということを聞いて。それも含めて、その感謝の気持ちを直接お伝えしたかったんですけれども、そちらに伺うことができず、本当に申し訳ありません。すごく伝えたかったです」と残念そうにコメント。

また「(『孤狼の血』は)役者人生を歩んでいく中でも、本当に大きな核の一つとして、今ある大事な作品です。この作品が、いつかですね、たけしさんの『アウトレイジ』のように、シリーズ化されて、多くの人に見てもらえるような、そんな作品になればいいなと思っております」と、『孤狼の血』のシリーズ化を熱望。そして「この賞を含め、厳しいコメントも含め、自分自身の糧として、一個一個着実に進んでいければなと思っております」と決意を新たにしていた。(modelpress編集部)

授賞式出席者 (C)モデルプレス
授賞式出席者 (C)モデルプレス
授賞式出席者 (C)モデルプレス
授賞式出席者 (C)モデルプレス
■第28回東京スポーツ映画大賞(※敬称略)

作品賞:『万引き家族』
監督賞:上田慎一郎『カメラを止めるな!』
主演男優賞:リリー・フランキー『万引き家族』
主演女優賞:安藤サクラ『万引き家族』
助演男優賞:松坂桃李『孤狼の血』
助演女優賞:『万引き家族』
新人賞:しゅはまはるみ『カメラを止めるな!』
外国作品賞:『ボヘミアン・ラプソディ』

■第19回ビートたけしのエンターテインメント賞(※敬称略)

日本芸能大賞:明石家さんま、笑福亭鶴瓶
演芸新人賞:ハナコ、霜降り明星、和牛、みやぞん、マッハスピード豪速球
特別芸能賞:ホーキング青山、グレート義太夫
SNS炎上賞:久保田かずのぶ(とろサーモン)、武智正剛(スーパーマラドーナ)
特別賞:棚橋弘至
話題賞:山根明(前日本ボクシング連盟会長)、 純烈

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