新田真剣佑、インフルから復活でリベンジ果たす 今度は堤幸彦監督が舞台挨拶欠席<十二人の死にたい子どもたち>


【新田真剣佑/モデルプレス=2月5日】俳優の新田真剣佑が5日、都内で行われた映画「十二人の死にたい子どもたち」の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。

新田真剣佑 (C)モデルプレス
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◆新田真剣佑、インフルから復活でリベンジ果たす 今度は堤幸彦監督が…

新田真剣佑 (C)モデルプレス
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同作は、「天地明察」、「マルドゥック・スクランブル」のベストセラー作家・冲方丁(うぶかた・とう)原作で、第156回直木賞にも候補作となり話題となった冲方自身初となる現代サスペンスの傑作「十二人の死にたい子どもたち」を実写映画化。安楽死を求め廃病院へと集まった見知らぬ十二人の死にたい未成年たちによって繰り広げられる密室サスペンスとなっている。

この日が5日ということにちなみ、“5番”シンジロウを演じた新田が登壇したとMCから説明が入ると、新田は「2月5日だから5番ってわけじゃないですよね。(初日舞台あいさつに)出られなかったからですよね」と指摘して会場の笑いを誘い、「本当に出たかったんですけど、ある事情により出られなくて、すごく悔しい思いをしました」と吐露。これにMCが「ある事情…」と呟くと、新田は「インフル!インフル!インフルでした!」と白状。さらに、同舞台あいさつに登壇予定だった堤幸彦監督がインフルエンザで欠席というアナウンスが入ると、新田は「ウソでしょ!」とわざとらしく反応して笑わせた。

そんな堤監督から「私の場合はワクチンを接種していたせいか、熱もなく楽にのんびりしており、今もテレビを見ながら焼きそばを食べております。インフル監督・堤幸彦」とのコメントが届くと、新田は「実は僕もワクチンを接種していたので、そんなに熱はなかったんですよ。インフルの検査をしに行ったときに、マネージャーさんが横にいたので、『インフルです』って言われて誤魔化しようがなく、そんなに辛くなかったんですけど舞台に立てませんでした。言い訳です!」と説明。

新田真剣佑 (C)モデルプレス
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続けて、堤監督から「真剣佑は現場でも座長風のときや、悩める性格俳優のとき、『お腹痛ーい』とわがまま小僧のとき、まったく放って置けない愛すべきキャラクターでしたが、ラストでものすごい神演技をぶちかましたときにはスタジオ全員が驚愕し、言葉を失い、不覚にももらい泣きしてしまいました。やるときはやると大感動。作品にとてつもない大きな力を与えてくれました。感謝です。ありがとう」と絶賛のメッセージが寄せられると、「それを直接言っていただきたかったな」とイジりつつも「そんなに褒めないでください…」と照れ笑いを浮かべた。

◆新田真剣佑、北村匠海との思い出明かす

新田真剣佑 (C)モデルプレス
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1月25日に公開され、金土日で観客動員数263,398人、興行収入339,218,900円という好スタートとなった同作。イベント前日には興行収入8億円を突破したが、この数字を聞いた新田は「とても嬉しいです。びっくりしました」と目を輝かせ、“12人の演技合戦が衝撃だった”という一部の反響が読み上げられると「まさに演技合戦だったなと。僕もシンジロウという難しい役をみんなと戦いながらやりました」と遠くを見つめ、「シンジロウって医療に詳しい人なので、あたかも初めから知っていたかのように喋り続けることが難しかったです」と苦労を明かした。

現場の雰囲気については「内容とは違ってみんな同世代で和気あいあいとお弁当だけどランチしながら、そんな中、高杉真宙君は不敵な笑みを浮かべていました」と回顧し、「そういう役なので、ご飯食べているときもなんか企んでいるように見えちゃうんですよ」とコメント。

新田真剣佑 (C)モデルプレス
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イベントでは、キャストからの質問も寄せられ、そんな高杉から『コミュニケーション能力の向上を図りたいと思っているのですが、どうしたら新田さんのように素晴らしく人と接することが可能でしょうか?』との質問が寄せられると、「相談所じゃないですか!」とツッコミを入れ、「僕は“みんな友だち”と思う人なので、根本的な性格が違うから僕にはなんとも言えないね」と1度は突き放した新田だったが、「とりあえずハグから入ればいいんじゃない」とアドバイス。しかし、新田は撮影初日に高杉とハグをしたそうで「オドオドしちゃってたからムリかな…」とポツリと呟いた。

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さらに、北村匠海から『僕との思い出で1番印象深い出来事を教えてください』との質問が寄せられると、「匠海らしい…。すごい悩むじゃん、これ…」と頭を抱え、「まず最初に(TBS日曜劇場)『仰げば尊し』での出会いがあって、2人でランチをするだけのために会って沖縄料理を食べてそのまま解散して、ある日は匠海の家に行ってベランダで2人で座りながら、夏だったんですけど夜空を見上げながらお酒を飲んで、映画の撮影で地方に行ったときに毎晩自分の部屋にきて話をしていました。(思い出は)たくさんあります」としみじみ。ベランダで夜空を見上げていたときはどんな話をしたのか追求されると「無言だった気がします。(無言でも)この人とは通じ合います」と語った。(modelpress編集部)



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