山下智久、連ドラ主演で実写化 原作者も感動した高完成度<インハンド>


【山下智久・インハンド/モデルプレス=1月21日】TBSが、2019年4月スタートの金曜ドラマ枠で『インハンド』を放送することを発表した。原作は、「イブニング」(講談社)で連載中の朱戸アオによる同名漫画。主演は山下智久が務める。

山下智久(C)TBS
山下智久(C)TBS
◆山下智久主演「インハンド」

同作は、科学×医療×推理の全く新しいミステリーエンターテイメント。変わり者で寄生虫を専門とする天才科学者・紐倉哲(ひもくら・てつ)と、お人好しで正義感の強い熱血助手・高家春馬(たかいえ・はるま)、クールでやり手な美人官僚・牧野巴(まきの・ともえ)が、毎回予想もつかない方法で鮮やかに事件を解決していく。

◆「インハンド」山下智久の役どころは…

「インハンド」原作イラスト(C)朱戸アオ/講談社
「インハンド」原作イラスト(C)朱戸アオ/講談社
山下演じる寄生虫学者・紐倉は、無愛想でドSな変わり者。植物園を買い取って巨大温室を研究所兼自宅とし、さまざまな動物たちと暮らしている。

また、右手に黒いロボットハンドのような義手を装着しているが、義手になった経緯は明かそうとしない。

そんな中、紐倉と助手の高家のもとに、内閣官房サイエンス・メディカル対策室から牧野が現れる。好きな研究だけしていたい紐倉は役人への協力などまっぴらごめんだったが、ある事件にまつわる謎の生物や感染症には興味を示し、首をつっこみ始める。

事件からみえてくるのは、海外からやってきた未知の病原体、身近な生物から感染する謎の病気、最先端科学の若返り技術、遺伝子ドーピング、未曾有のバイオテロ…など、どれも謎めいていたものばかり。そんな難事件を天才科学者・紐倉は、科学の知識と鮮やかな発想で解き明かし苦しむ人々を救っていく。

◆山下智久、実際にロボットハンド装着

自身が「割と紐倉と同じタイプ」と語る山下は「彼の生き方には共感できる部分がすごくあります。今まで演じてきた役の中では比較的自分を出しやすいキャラクターな気もするので、紐倉と僕でいい化学反応を起こせるんじゃないかと思っています」と期待。実際にロボットハンドをつけた感想も「初めて手に装着した瞬間から、もう始まったんだという気持ちになりました。違和感もなく、かっこよくていい感じです」と明かした。

そんな山下の主演に「見た目が美しく、紐倉のウェーブヘアーも似合うだろうと思いましたし、雰囲気もどことなく似ているので、どんな紐倉が出来上がるのか楽しみにしていました」と胸を膨らませ、「実際にロボットハンドを付けて白衣を着た山下さんにお会いし、完成度の高さに感動しました」と感嘆を漏らした原作の・朱戸氏。「また実際にお話しさせていただいたら、人としてもとても魅力に溢れた方で。紐倉を演じてくださるのが山下さんで本当に良かったと思うと同時に、ドラマの放送がより楽しみになりました」とさらなる期待を寄せた。

◆山下智久が語る「インハンド」で大切にした3つのバランス

そして、山下は同作の見どころについて「人の心をしっかり見つめているので、性別や世代を超えてどんな方の心にも伝わるものがある」としたうえで、「一緒に事件を解決していく助手たちとのチーム力、描かれる人間愛、小が大を負かす『弱きを守る』という3つのバランスを大切に描いていきたいです」と作品への思いを吐露。

浅野敦也プロデューサーからは「科学の知識と鮮やかな推理で謎めいた事件を解き明かし人々を救っていく、新感覚のサイエンスヒューマンミステリーです。そして、紐倉はなぜロボットハンドの義手になったのか…。その謎はドラマをご覧になって解明してください!」とアピールの言葉が寄せられている。(modelpress編集部)

■山下智久コメント

Q:原作を読んだ感想は?

事件解決という鉄板のストーリーの中に、サイエンス要素も織り交ぜられていて、これまであった事件解決の物語とは角度の違う方法で解決をしていく展開が新しいと感じました。寄生虫や微生物などミクロに精通した科学者が、ミクロを通してのマクロを解き明かしていくという方法が今まであったものと違うのでワクワクします。

Q:演じる主人公・紐倉はどんな人物ですか?

紐倉は天才科学者で、ひょうひょうとしていて人間味があるようでないような、ミステリアスな人物です。一見何を考えているのか分からない変わり者ですが、どこか陰を感じさせる部分があって。でも実は人の心をしっかり分かっているところが紐倉の一番の魅力だと思います。普段はあえて人の熱に触れることを避けているように見えるけど、本当に救ってあげないといけない人が目の前に現れた時には、自分が人生の中で培ってきた経験を相手としっかり共有して救い出す。それは彼がこれまでの人生で様々な葛藤、苦しみをしっかり味わってきたからこそ、出せる光と影だと思います。ドラマでも、紐倉の陰と陽はしっかり見せていきたいです。ただ、変わり者を演じるのはめちゃくちゃ難しい。やり過ぎると引かれてしまうし、バランスが大事だなと思います。

僕自身も割と紐倉と同じタイプなので、彼の生き方には共感できる部分がすごくあります。今まで演じてきた役の中では比較的自分を出しやすいキャラクターな気もするので、紐倉と僕でいい化学反応を起こせるんじゃないかと思っています。紐倉との出会いを大切にして、丁寧に作っていきたいです。

Q:ロボットハンドを付けた感想は?

形、色、フィット感を何度も調節していただいて、やっと僕の手になじむロボットハンドが出来上がりました。初めて手に装着した瞬間から、もう始まったんだという気持ちになりました。違和感もなく、かっこよくていい感じです。

Q:演じる上で意識することはありますか?

紐倉の陰と陽の二面性がすごく面白い部分だと思うので、そこは緩急をつけてしっかり表現していきたいです。彼はものすごく切なく苦しい過去を抱えているのですが、そこが陰であり裏の部分。その裏があるからこそ、ひょうひょうとしたつかみどころのない不思議なキャラクターになっていると思うんですよね。大人になるにつれて、社会に合わせるために本当の自分を隠していくことって多いじゃないですか。紐倉はその究極という感じがしています。そんな紐倉をどのように表現していくかは、僕の中でこれからもっと解明しないといけない部分でもありますが、紐倉が持っている本当の人間的な部分は序盤は隠しながら演じていくと思います。感情レベルがMAX5だとしたら、2くらいかな。そのバランスも数学的に考えながら演じたいなって。きっと紐倉は科学者なので、いろいろな物事をそんな風に数学的に考えているんじゃないかなと思うんですよね。

Q:本作の見どころは?

自然を科学でしっかりと証明しながらも、事件だけではなく人の心も紐解いていく作品です。人の心をしっかり見つめているので、性別や世代を超えてどんな方の心にも伝わるものがあると思います。その中で一緒に事件を解決していく助手たちとのチーム力、描かれる人間愛、小が大を負かす「弱きを守る」という3つのバランスを大切に描いていきたいです。ぜひ楽しみにしていてください。

■原作者・朱戸アオ氏コメント

山下さんが紐倉を演じてくださると聞いた時は、率直にうれしかったです。見た目が美しく、紐倉のウェーブヘアーも似合うだろうと思いましたし、雰囲気もどことなく似ているので、どんな紐倉が出来上がるのか楽しみにしていました。実際にロボットハンドを付けて白衣を着た山下さんにお会いし、完成度の高さに感動しました。また実際にお話しさせていただいたら、人としてもとても魅力に溢れた方で。紐倉を演じてくださるのが山下さんで本当に良かったと思うと同時に、ドラマの放送がより楽しみになりました。科学がテーマというと小難しく思われがちですが、楽しく見られて、少し知識が増える、そして見終わった後に少し未来に希望が持てる作品になっていると思います。ぜひお楽しみに。

■プロデューサー・浅野敦也コメント

科学や医療がすごいスピードで進歩しています。でもその分、今まで想像していなかった様々な問題がわたしたちに降りかかろうとしています。このドラマは、近い将来わたしたちに起きるかもしれない最先端科学・医療にまつわる謎の事件が巻きおこります。そもそもこの世は謎だらけ。自然や生き物のメカニズムもまだまだ解明できていませんし、人の体や心のことだってわかっていません。そんな謎をはらんだ数々の事件に、山下智久さん演じる、変わり者で右手が義手の天才科学者・紐倉が挑んでいきます。科学の知識と鮮やかな推理で謎めいた事件を解き明かし人々を救っていく、新感覚のサイエンスヒューマンミステリーです。そして、紐倉はなぜロボットハンドの義手になったのか…。その謎はドラマをご覧になって解明してください!

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