性同一性障害に悩む難役に挑戦 浦上晟周に注目集まる<さくらの親子丼2>


【浦上晟周・さくらの親子丼2/モデルプレス=1月15日】女優の真矢ミキが主演を務めるオトナの土ドラ「さくらの親子丼2」(東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜日23時40分~)に出演中の俳優・浦上晟周が注目を集めている。19日放送の第7話では、性同一性障害に悩む中里拓士にスポットがあたり、その難役に浦上が体当たりの演技を見せる。

浦上晟周(写真提供:東海テレビ)
浦上晟周(写真提供:東海テレビ)
同作は、「家族」「親子」という枠からはじき出されてしまった子どもたちが、生活を余儀なくされる「子どもシェルター」が舞台。その過酷な現実に打ちのめされながらも、食事を通じ子どもたちと向き合う、九十九さくら(真矢ミキ)と子どもたちの愛と苦難の物語。

◆性同一性障害に悩む中里拓士役の浦上晟周

浦上が演じるのは、子どもシェルター「ハチドリの家」で暮らす子どもの一人で、男性的に生きることに違和感を抱く中里拓士。第7話では、性同一性障害を抱え、家庭や学校に居場所がなくなり、「ハチドリの家」に暮らす拓士が、次の生活の場所、生き方を探し、「ハチドリの家」から巣立っていく話を描く。

浦上晟周、真矢ミキ(写真提供:東海テレビ)
浦上晟周、真矢ミキ(写真提供:東海テレビ)
性別で悩む、デリケートな役を演じる浦上は「最初にLGBT監修の先生の話を伺い、拓士の心情がどんなものか教えてもらい、撮影に入りました」と紹介。「僕としては拓士を女の子のつもりで演じています」と心がけを明かす。

難役といえるが「役者としては、まずうれしい」と喜び、「女の子を演じるにはどうしたらいいんだろうと考えて、YouTubeでメイクやファッションのことを配信していて、女性から人気のあるユーチューバーさんたちの動画をとにかくチェックしたんです」と役作りについて語った。

「さくらの親子丼2」より(写真提供:東海テレビ)
「さくらの親子丼2」より(写真提供:東海テレビ)
役者としての今後の目標を聞かれると「等身大の役も演じたいですし、キャラクターも善人から悪役まで幅広く挑戦したいです」と意気込み。また「今回、拓士を演じて同じようなことで悩んでいる人の救いになるかもしれないと思ったんです。役者ってそういう仕事なのだと拓士という役に教えてもらえて、そういう意味でもこの役に出会えてよかったです」と噛み締めた。(modelpress編集部)

「さくらの親子丼2」より(写真提供:東海テレビ)
「さくらの親子丼2」より(写真提供:東海テレビ)
■浦上晟周(うらがみ・せいしゅう)プロフィール

1999年11月23日生まれ東京都出身。2009年ドラマ初出演、2016年にはNHK大河ドラマ『真田丸』に、主人公・真田信繁の息子「大助」役で出演した。その他の主な出演作に『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(EX)、『家族ゲーム』(CX)、『○○妻』(NTV)、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『オトナ女子』『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(CX)、「痛快TVスカッとジャパン」(CX)内ドラマに不定期出演中。映画では『エイプリルフールズ』『恋妻家宮本』『トモダチゲーム劇場版FINAL』などがある。

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