吉本坂46“可愛すぎる新喜劇女優”小寺真理「キスシーン50回くらい」撮影秘話&「辞めようと思った」葛藤の過去


【小寺真理/モデルプレス=12月25日】秋元康氏プロデュースにより、乃木坂46・欅坂46に続く坂道シリーズ第3弾として結成された吉本坂46のメジャーデビューシングル『泣かせてくれよ』(12月26日発売)がいよいよ発売される。グループ結成当初から、“可愛すぎる新喜劇女優”と話題となっている小寺真理(こてら・まり/27)は、シングルに収録される若手の16人ユニット“RED”による楽曲『君の唇を離さない』に参加。モデルプレスのインタビューでは、過去の葛藤や活動に対する今後の思いを聞いた。

モデルプレスのインタビューに応じた小寺真理(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた小寺真理(C)モデルプレス
◆吉本坂46とは

吉本坂46は吉本興業グループに所属するタレント限定で今年2月にメンバー募集がスタート。1,747人の応募の中、6次にわたる審査を経て、年齢、性別がそれぞれ異なる個性溢れる46人のメンバーが8月に選ばれたばかりだが、結成からたった4ヶ月後でのスピードデビューとなる。

吉本坂46内ユニット“RED”は、「新選組リアン」の元メンバーで俳優の榊原徹士と、2016年9月に「No.1歌姫決定戦~第一回夢のステージで歌えるコンテスト~」で全国1億3000万人の投票を経てグランプリを受賞した17歳の藤井菜央をWセンターに据え、ダンスバトルで世界一経験を持つプロダンサーSHUHOとA-NONが一列目の脇を固めた、ずばりダンス選抜。タップダンスの第一人者HIDEBOHもこのユニットに属している。

そんな彼らの『君の唇を離さない』はコレオグラファーRuu氏が手がけた、プロのダンサーでも難しい超絶高速ダンスが見どころ。MVでは、“キス”をテーマに、男女混合の同グループでしか出せないギリギリな表現を追求している。

◆小寺真理、キスシーンが話題 吉本坂46デビューシングル収録曲“RED”「君の唇を離さない」

小寺真理(C)モデルプレス
小寺真理(C)モデルプレス
― 『君の唇を離さない』のMV、すごい反響ですね。冒頭から8.6秒バズーカー・田中シングルさんとのキスシーンや、激しいダンスなど、見どころたっぷりでした。

小寺:田中シングルくんとは地元がむっちゃ近いので、高校の同級生から「え?田中シングルくんとキスしてるやん」と言われました(笑)。撮影では、冒頭のシーンからサビの前まで一気に撮って、失敗すると最初からやり直しだったので、キスシーンも50回くらい撮り直したと思います。

― 50回!そんな裏話があったのですね。

小寺:完成したMVを見て、ファンの方も驚いたと思いますが、監督さんは「今までに坂道シリーズではやっていないことをしたい」と言って考えてくださったので、頑張りました。

小寺真理(C)モデルプレス
小寺真理(C)モデルプレス
◆小寺真理、芸能界入り・吉本坂46応募のきっかけは?

― 元々芸能界に入ったきっかけはなんですか?

小寺:元々は芸能界に入ろうと思っていたわけではないのですが、高校生だった当時、部活にも入っていなくて何もしていない私を見たお母さんが、NSCのパンフレットを持ってきてくれたことがきっかけです。

小寺真理(C)モデルプレス
小寺真理(C)モデルプレス
― 小寺さんはアイドルグループ「つぼみ」の元メンバーであり、現在は新喜劇女優としてご活躍されています。吉本坂46に応募しようと決意したのは何故ですか?

小寺:新喜劇に出させていただくなかで、大阪だけではなく、全国区に出ていかなきゃあかんと思っていた矢先に吉本坂46の結成が発表されて、川畑泰史座長も応募を勧めてくださりました。でも、オーディションもダンスも、こんなに大変やとは思いませんでした。

― 次のステップに行こうと思ったのですね。勇気を出して一歩を踏み出して、ご自身の心境などに変化はありましたか?

小寺:アイドルのオーディションというものが初めてだったので、最初の頃は手探りでしたが、オーディションが進むうちに、もっと本気で自分をアピールせなあかんと思って、SHOWROOMを始めたんです。新喜劇の合間にはチラシを配りに行って、家に帰ったら動画を配信するという生活を続けていた結果、デビューさせていただいたので、行動することは大事だと思いました。SHOWROOMでは、ラジオやグラビアがしたいと細かく夢を伝えていましたが、少しずつ叶ってきているので、環境の変化を実感しています。

◆小寺真理、乃木坂46らとの共演を熱望

小寺真理(C)モデルプレス
小寺真理(C)モデルプレス
― 努力が実を結んだ結果、見事吉本坂46に合格しましたが、“坂道グループ”の一員になった心境はいかがでしょうか?

小寺:乃木坂46さん、欅坂46さん、けやき坂46さんは、むちゃくちゃ好きなので、恐縮です…(苦笑い)。この間、中田花奈さんと一緒にお仕事をさせていただいたのですが、可愛い上に、的確なコメントをされていて、すごく勉強になりました。いつか、坂道メンバーのみなさんと、新喜劇で一緒にお芝居をしたいです。

― 良いですね!楽しみにしています。そんな小寺さんも“可愛すぎる新喜劇女優”として話題ですよね。

小寺:ありがたいことに、SNSでもそのような言葉をたくさんいただいていて、嬉しいです。でもやはり良いコメントばかりではないので…。

― そのようなコメントにも返信されているのが印象的でした。

小寺:もちろん傷つくこともありますが、意見はひとつだけやったら良くないので。川畑座長に相談したら、「もしかしたらそんなつもりで言ったわけではないかもしれないから、返信してみたら良い」とアドバイスをいただいて、実践しました。新喜劇でお芝居をしている私を見て、「とっつきにくいんやと思ってた」という人も多いので、動画ではフレンドリーにやっています。

小寺真理(C)モデルプレス
小寺真理(C)モデルプレス
― SNSの使い方やファンとの関わり方にも工夫をされているのですね。

小寺:親友の有村藍里ちゃんがとても自己プロデュースが上手なんですが、私はいつも藍里ちゃんから「SNSの使い方が下手くそ」と言われています(笑)。アドバイスをもらって、来年はもっと女の子らしい投稿を増やしていきたいです。吉本坂46だけではなくて、新喜劇にも還元できるように、これからも頑張ります。

◆小寺真理、美容法は?メイク動画にも意欲

小寺真理(C)モデルプレス
小寺真理(C)モデルプレス
― 普段からスキンケアやメイクで心がけていることはありますか?

小寺:新喜劇では、メイクもヘアも全部自分でセットしていて、お姉さま方に情報をもらって研究中です。メイク動画に興味があって、よく見ているので、私も動画配信に挑戦してみようかな…。

― 小寺さんのメイク動画見たいです!

小寺:頑張ってみます!前髪だけは、10日に1回美容院で切ってもらうということは譲れません。あと、スキンケアのために、毎日欠かさずにパックをしています。

小寺真理(C)モデルプレス
小寺真理(C)モデルプレス
― スタイルも抜群ですよね。MVでのスーツ姿でも脚の長さが際立っていました。ボディケアやストレッチも行っているのですか?

小寺:ありがとうございます。私は本当に体が硬くて、ダンスでもコンプレックスでした。でも、同じグループのSHUHOさんが、筋膜(筋肉や内臓を包む膜)をほぐしたほうが良いと教えてくださったので、これからも続けて頑張ろうと思います。

◆小寺真理「辞めようと思った」葛藤の過去 新喜劇への強い思い

小寺真理(C)モデルプレス
小寺真理(C)モデルプレス
― 吉本坂46ではアイドルとして、芸人と二足のわらじで活動することになりますが、小寺さんのベースは変わらず新喜劇ですか?

小寺:これまでずっと、雑草のように芸人として生きてきたので、基盤は新喜劇です。

― 今後吉本坂46が、乃木坂46さんたちを凌ぐほどの勢いになったら、どちらの方向に進むか決めていますか?

小寺:すごく悩むところなのですが、川畑座長も「“小寺真理”を1人でも多くの人に知ってもらって、そこから新喜劇に帰ってきてもらえたら、それだけでも良い」とおっしゃってくれています。

小寺真理(C)モデルプレス
小寺真理(C)モデルプレス
― お話を聞いていて、新喜劇愛がすごく伝わってきます。それほど新喜劇に思いを注げる原動力はなんですか?

小寺:新喜劇は約50分のお芝居なのですが、3~4劇場で365日、毎日800人くらいのお客さんの前でお芝居ができる劇団は、ほかにないと思います。小籔千豊兄さんみたいに、東京で活躍されている方もおったら、川畑座長みたいに、劇場をしっかり守る方もいる。来年で60周年なのですが、そんなに長く続く場所は貴重ですし、吉本といえば新喜劇かなと感じます。私が小学校の時は、お家に急いで帰って、新喜劇を見ていました。大阪の子どもたちにとっては当たり前なのですが、東京にはまだそういう感覚がないので、テレビをつけたら「あ、新喜劇やっとる」となって欲しい。新喜劇は、こんな私のことを認めてくれた場所なので、微力ですが、私が吉本坂46に入ることで、新喜劇を知ってもらえるきっかけになれば良いなと思います。

― 強い思いがこれまでの活動にも活きていたのですね。

小寺:はい。周りの友だちが大学を卒業するタイミングで「このままでいいのかな?」と不安になって、辞めようと思ったこともありました。「つぼみ」も辞めて、迷っていた時に声をかけてくれたのが川畑座長だったので、その恩もあります。

新喜劇に入って1年半くらいは休みがなかったのですが、ある時から急に仕事が入らなくなったんです。それはタイミングの関係で、新喜劇ではよくあることなのですが、やはり「なんで出られへんくなったんやろ?」と悩んでしまって…。その時も川畑座長が、「幕開け(オープニングで幕が開いた瞬間から出てくる役)の『あーここのうどん美味しかったわね』という一言のセリフから、もう1回一からやってみよう」と言ってくれて、新喜劇の舞台に復帰することができました。当時は辛かったのですが、その時の経験があったからこそ、吉本坂46でも頑張れています。

小寺真理(C)モデルプレス
小寺真理(C)モデルプレス
◆小寺真理、夢を叶える秘訣を語る

小寺真理(C)モデルプレス
小寺真理(C)モデルプレス
― 辛い時期を乗り越えて、徐々に夢を掴み取ってきた小寺さんが考える、夢を叶える秘訣を教えてください。

小寺:声に出して言うことかなと思います。自分の夢を言葉にしないと、何を考えているかわからないから。賛否両論があったとしても、自分の意見は伝えるべきです。

― 今、声に出して言っていることはありますか?

小寺:デビューシングルがヒットして、たくさんの人が握手会に来てくれると良いなと思います。坂道シリーズの第3弾である吉本坂46として選んでもらったので、私が選抜メンバーに入っている吉本坂46で、来年の紅白歌合戦に出たいです!

― おお!狙うはセンターですか?

小寺:いつかはセンターになれるように、狙っていきます!

― 小寺さんがセンターの吉本坂46、楽しみにしています!ありがとうございました。

(modelpress編集部)

小寺真理(C)モデルプレス
小寺真理(C)モデルプレス
■小寺真理(こてら・まり)プロフィール

小寺真理(C)モデルプレス
小寺真理(C)モデルプレス
生年月日:1991年8月31日
身長:161cm
血液型:A型
出身地:大阪府
趣味:読書
特技:萌え声、メイド

新喜劇所属、アイドルユニット・つぼみの元メンバー。吉本坂46に入るために始めたSHOWROOMで全配信ランキング2位となった。



【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加