唐田えりか、授賞式で涙「お芝居が嫌いだった」過去を語る


【唐田えりか/モデルプレス=11月30日】女優の唐田えりかが第42回・山路ふみ子映画賞「山路ふみ子新人女優賞」に選出され、30日、都内にて授賞式に出席した。

唐田えりか(C)モデルプレス
唐田えりか(C)モデルプレス
昭和51年に設立された同賞。今年は、2017年11月1日から2018年10月31日までの間に公開された映画を対象に選考され、映画『寝ても覚めても』の濱口竜介監督が「山路ふみ子映画賞」を受賞。「山路ふみ子女優賞」には女優の安藤サクラが選ばれた。

唐田えりか(C)モデルプレス
唐田えりか(C)モデルプレス
授賞式では、賞状や花束を受け取った唐田は「このような歴史ある賞を頂き、本当に嬉しいです。ありがとうございます」と涙で声を震わせながら感謝。「このような賞を頂くには、私は本当にまだまだ無力だなと思っているのですが」としたうえで、映画「寝ても覚めても」の撮影を「この現場中、本当に私は毎日が尊く、今思い出すだけでも胸が苦しくなるような日々でした」と回顧。「本当に『寝ても覚めても』という作品が大好きです」とコメント。濱口監督をはじめ関係者たちに感謝し、「今ここにいることも本当に奇跡のようだなと思っています。この賞を頂けたからには、この賞にふさわしい女優になれるよう、日々、役と向き合い、精進していきたいなと思っています」と続けた。

唐田えりからが登壇/第42回・山路ふみ子映画賞授賞式(C)モデルプレス
唐田えりからが登壇/第42回・山路ふみ子映画賞授賞式(C)モデルプレス
唐田は、「このような場で言うのもなんですが、『寝ても覚めても』に出会うまでは、本当にお芝居が嫌いでした。逃げていたといいますか、そういう自分だったのですが、濱口監督に会って、お芝居とは何かということを学ばせて頂きました。今は、『楽しい』とまでは思えていないのですが、『楽しい』と思いたいからがんばりたいと思えるようになったといいますか。それからは前向きです」と、女優業に取り組んでいる現在の心境を言葉に。「女優としての目標は、その瞬間、瞬間、嘘がなく、生きていたいなと思っています。色んな方に映画を観て頂けるような女優になりたいといいますか、たくさんの人に映画を愛して頂きたいなと、今、この場で思いました」とにっこり。「がんばります」と目を輝かせると、会場から大きな拍手が沸き起こった。(modelpress編集部)



【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加