岡田結実、“妖精おじさん”遠藤憲一と珍妙お仕事ライフ<私のおじさん~WATAOJI~>


【岡田結実・遠藤憲一・城田優/モデルプレス=11月23日】タレントの岡田結実、俳優の遠藤憲一、城田優が2019年1月スタートのテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「私のおじさん~WATAOJI~」(毎週金曜よる11時15分~)に出演する。

(左から)城田優、岡田結実、遠藤憲一(C)テレビ朝日
(左から)城田優、岡田結実、遠藤憲一(C)テレビ朝日
今作は「働く女子×おっさん」のお仕事ドラマ。恋に破れ、働き口も無くし、なかばヤケクソになった女の子・一ノ瀬ひかりがようやく就職した先は、超過酷なロケで有名なバラエティ番組。ゴミ屋敷のようなデスクで仕事をし、「唐辛子1000個探してこい」といきなり言われて途方に暮れるようなAD生活を送る中で、突然目の前に現れたのは「妖精」を名乗るおじさん(等身大)だった。
 
どうやらひかりにしか見えていないと思われるこの妖精。陽気で、毒舌で、性格サイアクなおじさんは、その日から四六時中ひかりに付きまとい、励ましの言葉をかけるどころか、もうディスりまくり。ひかりが先輩や上司と話していても、横から何かと口を出してきては、その人たちのことまで文句を言い始める。

初めはウザいし、顔怖いし、多分ストーカーだと思っていたひかり。しかし自分が口に出せない心の声や本音、愚痴をズバズバ、ドロドロと垂れ流してくれるおじさんの存在に、徐々に一抹の爽快感を感じるようになる。言いたいことも言えないそんな世の中で、我慢もしない、忖度もしない妖精のおじさんが、毎週“ポイズン(毒)”たっぷりの本音を、これでもかとぶちかましていく。

◆岡田結実にぴったりの役柄

主人公・一ノ瀬ひかりを演じるのは、岡田。数多くのバラエティ番組に出演し、バラエティの現場を知る彼女にとって、今作の舞台がテレビ制作会社のバラエティ番組というのは、ぴったりの設定だ。

そしてひかりの前に現れる、自称「妖精」のおじさんを演じるのは、遠藤。コワモテなルックスながら、悪役から刑事役、医師役まで幅広い役柄を多彩に演じ分ける遠藤が、今作ではどんなお茶目な“妖精姿”を見せてくれるのか期待がかかる。

ようやく拾ってもらった制作会社でひかりが配属されたのは、体当たりロケでおなじみのガチンコバラエティ「限界MAX★あなたも私もヤッテミー!!」。そこには“個性”という言葉では片付けられないほどの“超個性”を持ち合わせた魑魅魍魎たちが。そしてその中でも“Top Of魑魅魍魎”の座に君臨するのが、番組の担当ディレクター・千葉迅。この千葉を城田が演じる。(modelpress編集部)

■岡田結実 コメント

最初に台本を読んだときに、まず思ったのは「え、妖精? 妖精ってなんだろう」ということでした(笑)。そしてその妖精を遠藤憲一さんが演じられるということを聞いて、そのギャップに「なんて可愛らしいんだろう!」とワクワクしました。

私だけでなく、きっと皆さんも心の中に抱えているかもしれない“不満”や“思い”を代弁してくれるという、心に寄り添ってくれるような作品になるのではないかと思います。

私自身は思っていることはすぐ口に出してしまうような性格なのですが、ひかりは私とは逆で、思っていることや言いたいことを心の奥にしまって、なんでも「はい」って言ってしまうような子。ただ、その中に秘めた意志の強さは通じるものがあるなと感じました。

私は普段、バラエティ番組に出させて頂くことが多いのですが、「ここでこういうコメントが言いたい!」って思っても、「スベったらどうしよう」とビビってしまって言いたいことが言えないことがあるんです。我が家はスベってもいい家系のはずなんですけどね(笑)。

そういうときに横からいいタイミングで囁いてくれるような妖精のおじさんがいたら嬉しいなぁと思います!

まだまだ未熟者で、突っ走っていくことしかできないのですが、仕事で疲れた金曜日に息抜きをできるような、そして「よし、また月曜日からも頑張ろう!」と思えるような、そんな前向きな気持ちになれるドラマになるといいなと思っています。頑張りますので、よろしくお願いします!

■遠藤憲一 コメント

妖精の役だと聞いて「おおっ?」と思い、だけどおじさんの役だと聞いて「よっしゃ!」と思いました(笑)。“ただの妖精”は難しそうだけど“おじさんの妖精”っていうのは面白そうだな、と、嬉しい気持ちでお受けしたんです。

僕は普段仕事では、何か言いたいことがあっても言えないといったようなことはないんですけど、帰りのコンビニとかで綺麗な店員さんに出会うことがたまにあるんですよ。そういうときに、いきなり「綺麗ですね」なんて話しかけたら怪しまれちゃうだろうから、そういうことを代弁してくれる人がいたらありがたいかなぁ…(笑)。

結実ちゃんはバラエティ番組でもたくさん目にしますし、まだ18歳だけどとっても大人に見えます。そんな結実ちゃんの第2段階、“女優としての岡田結実ちゃん”がどんな姿を見せてくれるのか、楽しみにしていてください。僕たちも精一杯、頑張ります!

■城田優 コメント

遠藤憲一さんが妖精役だと聞き、それだけで面白そうだなって思ったんです!さっそく3人でちょこっと撮影をしましたが、「これは撮影の時、笑いをこらえるのが大変だな」という予感がしました。しかも“ひかり以外の人間には妖精のおじさんは見えていない”という設定なので、見えていない側の僕らのお芝居は、より難しいぞ…と思いつつ、お芝居の掛け合いはとても楽しいものになる予感がしています。

今から思案しながら台本を読んでいます。

僕が演じる千葉という男は、仕事には熱く真面目で、揺るがない信念を持っているのですが、いかんせん女にはだらしないという、プロデューサーの言葉を借りると“クソヤロウ”らしいです(笑)。

僕も割と立場関係なく、自分の言いたいことは言ってしまうタイプなので心にため込むということはないのですが…、生放送のときなどに「今、僕がこの人の頭をひっぱたいたりしたらどうなるんだろう」とか「いきなり暴言吐いたらどうなるんだろう」なんて考えたりもするんです(笑)。そういうのを代弁してくれるような人がいたら、面白いですよね。

この作品が週の終わりの金曜日の疲れた心を癒やし、皆さんの週末をさらに楽しいものにできたらいいなと思います。

妖精のおじさんと現実社会の間で板挟みになっている新入社員が、どう翻弄され、どう成長していくのか、最後まで楽しみに見て頂けたらと思います。

■テレビ朝日・貴島彩理プロデューサー コメント

入社1年目からバラエティ番組でADをやっていました。通称“物撮り”と呼ばれる業務の時「できるだけおいしそうに肉まんを割れ!」とアツアツの肉まんを渡され、素手だし、もう熱いし、指震えるし、震えたら「視聴者に見えづらいだろ」って怒られるし、お腹もすくし…「私何しにこの会社に入ったんだろう」と何度も思いました(笑)。

クリスマスイブにテープを運んでいたら、六本木のイルミネーション前でカップルに写真撮影を頼まれて、切ない気持ちを打ち消すように、ディレクター根性で物凄くいい写真を何アングルも撮ったら、腕を買われたのか、もう2カップル頼まれたのも、今では良い思い出です。

“わたおじ”はヘンテコなドラマですが、岡田さん、遠藤さん、城田さんなど魅力的なキャスト陣と力を合わせて、見てくださった皆さまが、キャッキャ笑ってイヤなことを忘れられるような、「仕事って悪くない」と月曜から会社に行く足が少し軽くなるような、そんなドラマにできればと思います。

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