伊藤沙莉、涙こらえ人生初受賞スピーチ「心底悔しいことも傷つくこともたくさんありました」<第10回TAMA映画賞>


【伊藤沙莉/モデルプレス=11月17日】17日、東京・多摩市で開催された映画ファンの祭典「第28回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」にて、「第10回TAMA映画賞」授賞式が行われ、最優秀新進女優賞を受賞した伊藤沙莉が登壇した。

伊藤沙莉 (C)モデルプレス
伊藤沙莉 (C)モデルプレス
◆伊藤沙莉、人生初受賞で感極まる

伊藤沙莉 (C)モデルプレス
伊藤沙莉 (C)モデルプレス
『榎田貿易堂』『パンとバスの2度目のハツコイ』『寝ても覚めても』『blank13』に出演し、「周りの俳優と化学反応を起こしながら自在に作品に溶け込み、『伊藤沙莉』ならではのキャラクター造形で作品に奥行きを与えた」という理由で選出された伊藤は、今回が初めての映画賞受賞。

伊藤沙莉 (C)モデルプレス
伊藤沙莉 (C)モデルプレス
9歳から芸能活動をスタートさせ、24歳にして芸歴は15年になるが、「今に至るまでの15年間は決して楽しいだけではなく心底悔しいことも傷つくこともたくさんありました」とこみ上げる涙をこらえながら語り、「こうやって誰かに褒めてもらったり認めてもらえることはとても幸せなことだと思っています」としみじみコメント。

今後は「今までやったことがないような役ややったことがないジャンルの作品だったりにどんどんチャレンジしていきたい。自分も知らない自分を見つけていけたらいいなと思います」と力強く抱負を語った。

◆「TAMA映画賞」

「第10回TAMA映画賞」授賞式の様子 (C)モデルプレス
「第10回TAMA映画賞」授賞式の様子 (C)モデルプレス
多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰したもの。

「最優秀作品賞」は『万引き家族』 (是枝裕和監督)と『寝ても覚めても』(濱口竜介監督)。「最優秀男優賞」には『寝ても覚めても』『パンク侍、斬られて候』などの東出昌大、『孤狼の血』『娼年』などの松坂桃李、「最優秀女優賞」には松岡と、『万引き家族』『DESTINY 鎌倉ものがたり』の安藤サクラが選ばれた。

また本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰する「最優秀新進男優賞」には吉村界人と吉沢亮、「最優秀新進女優賞」には伊藤と深川麻衣が選ばれている。

「第28回映画祭TAMA CINEMA FORUM」は11月17日~25日(19日は休映)、東京都多摩市内の3会場4スクリーンにて開催。(modelpress編集部)



【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加