「Popteen」れいぽよ、モデル休業の危機 涙の決意表明の裏側・逃げたかった過去を告白「中途半端な自分はもうやめる」<モデルプレスインタビュー>


【れいぽよ/モデルプレス=11月15日】雑誌「Popteen」モデルの“れいぽよ”こと土屋怜菜(つちや・れいな/18)が、一時モデル活動休業の危機に直面している。『人気モデルランキングで5位以内に入らなければ3ヶ月間POPモデルを休業』――同誌12月号での初表紙抜てきと引き換えに、大きなミッションが課せられた。

“ラストJK”の18歳、これを達成できなければ、休業のままJKを卒業することとなる。まさに崖っぷちに立たされたれいぽよは今、何を思い、どう変わろうとしているのか。その胸の内に迫ると、彼女の本音と覚悟が見えた。

モデルプレスのインタビューに応じたれいぽよ (C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じたれいぽよ (C)モデルプレス
◆れいぽよ“悔しかった”「Popteen」初表紙

― 初表紙決定は山登り企画の最後、山頂でサプライズ発表されました。「Popteen TV」では涙で決意宣言する姿もありましたね。まずは改めて表紙が決まった時の気持ちから聞かせてください。

れいぽよ:まず山登りをするってことで、バンジージャンプとかさせられるのかなって思ってたんですけど(笑)、「初表紙とピン企画おめでとう!」って知らされたときはもうすごく嬉しかったです。高校生のうちに表紙を取りたいとずっと思ってたんですけど、絶対無理だろうなと思っていたので。

れいぽよ (C)モデルプレス
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― 諦めていたんですか?

れいぽよ:半分諦めかけてましたね。今は清楚系の子たちが増えてきて、ギャルの表紙っていうのは時代的にも無理なのかなと思って。だから最初に聞いたときは信じられなくて嬉しくて涙が出てきました。最初にお母さんに報告したときに本当に喜んでくれて。今まで「表紙まだ?」って聞かれても「無理だよ」って答えてきて、でも「やったからにはとことんやりなさい、頑張りなさい」ってずっと支えてくれていたので。

― 初めての表紙はちゃんえなさん、ねおさん、ほのばびさんとの4ショットとなりました。撮影はどうでしたか?

れいぽよ:正直真ん中がよかったなっていうのはあるんですけど(笑)、載れただけでも嬉しかったし、とにかく緊張して前日は眠れなかったです。でもみんなに緊張してるってバレたくなかったのでいつも通りを心がけてました。

れいぽよ(左)「Popteen」12月号で初表紙/左から:れいぽよ(土屋怜菜)、ちゃんえな(中野恵那)、ねお、ほのばび(浪花ほのか)/(C)角川春樹事務所
れいぽよ(左)「Popteen」12月号で初表紙/左から:れいぽよ(土屋怜菜)、ちゃんえな(中野恵那)、ねお、ほのばび(浪花ほのか)/(C)角川春樹事務所
― 自分の顔が書店に並ぶっていうのも初めての経験ですよね。

れいぽよ:ファンの子が「お店に並んでたから一番前に出してきたよ」と言ってくれて。ママもやってくれてるみたいなんですけど(笑)、自分の顔を見つけると本当に表紙に自分がいる!って感動します。

◆れいぽよ、モデル休業の危機…“最後のチャンス”で変わり始めたこと

れいぽよ (C)モデルプレス
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― それと同時に12月号の人気投票でランキング5位以内に入らないと3ヶ月お休みに…。発表は2月号になりますが、今の気持ちは?

れいぽよ:自分で無理だと思っていたら、SNSで呼びかけていてもファンの子に申し訳ないので自信を持つようにしてます。もちろん不安もありますけど最後のチャンスだと思うのでやるしかないなと。

― この企画が決まってから、自分の中で変わったところはありますか?

れいぽよ:自分の気持ちを言葉にするのが苦手なんです。たとえば少し前だったら、「初表紙どうでしたか?」って聞かれても「本当は真ん中がよかった」って言えなかった。でも今回の企画を通して、自分の気持ちを少しずつオープンにできてきたかなって思います。

― 悔しいって気持ちも言えるようになった?

れいぽよ:そうですね。編集さんたちにも「れいぽよは何がしたいのかわかんない、何を考えてるかわかんない」と言われてきて。自分の思いを伝えないとファンの子にも伝わらないよって。でも少しずつ気持ちを言葉にするようになったら、SNSでもファンの子が共感してくれたり、応援してくれたり、もっとみんなと距離が近くなれた気がしているんです。

― それは大きな変化ですね。でも毎月人気ランキングが発表されるっていうのはかなりシビアですよね。ゆらちょぱるん(越智ゆらの・みちょぱ・藤田ニコル)の3人に続く4位だった頃もあれば、最近は10位前後になることが多かったり…。

れいぽよ:初登場が中3で、みんなに大人っぽい、中学生に見えないって言うので撮影も呼んでもらえて、ゆらちょぱるんの3人とも撮影させてもらってたんですけど、どうしてこんなにも下がっちゃうものなんですかね(笑)?やっぱり結果で決められる世の中なんだな、本当にランキング嫌だなって思いますよ(笑)。確かにキャラがブレブレっていうのはあるんですけど…

れいぽよ (C)モデルプレス
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― キャラがブレブレ?

れいぽよ:もともと大人っぽいギャルをやりたかったんですけど、みちょぱさんと被るって言われ続けてきて、カジュアルっぽくしたり可愛い系をやってみたりもしました。それからずっとキャラが迷走していて、ついてこられなかったファンの子もいたと思います。だからみちょぱさんがPOPを卒業した時、これからのPOPのギャルはれいぽよしかいないよってファンの子に言われて、卒業はすごく悲しかったけど、みちょぱさんからチャンスを貰ったんだなって思いました。

◆れいぽよの覚悟「中途半端な自分はもうやめる」 モデルを辞めたかった時期を乗り越え…

れいぽよ (C)モデルプレス
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― 改めてギャルを貫こうと。専属モデルになってからの約4年間、特にこの時期は辛かったなという時期はいつ頃ですか?

れいぽよ:2015年の5月号で初めてPOPに出たんですけど、その1年後くらいにはもう迷走してて、どうしたらファンの子に刺さるんだろうって一番考えたり悩んだりしてました。モデルをやめたいと思ったこともたくさんあったし、その度にママが「自分で選んだ道なんだから徹底的にやりなさい」って言ってくれて今に至るんですけど(笑)。ファンの子が毎月「がんばろう、表紙取ろう」って応援してくれることも支えになっていました。

― ちょうどその時期はなちょすさんだったり、後輩モデルさんが初表紙を飾った時期でもありましたね。

れいぽよ:そうですね。先を越されちゃった悔しさはすごくあったんですけど、当時は悔しいとも言えなかったです。そもそも今までは「どうにかなるからいいや」っていうタイプだったんです。「まあ、いっか」って感じで生きてきた。だからずっとブレブレのまま来ちゃったのかなって…。でも今回は本当に最後のチャンス。ここで自分が変わらなかったら何のために今まで頑張ってきたのか、本当に意味がなくなっちゃう。中途半端な自分をもうやめようって決めました。苦手なSNSにも本気で向き合ったり、やれることは何でも頑張ろうって思ってます。

◆れいぽよ、恋人からもらった言葉は

れいぽよ (C)モデルプレス
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― 彼氏さんからは今回の企画について何かエールをもらっていますか?

れいぽよ:表紙が決まったときに電話で「おめでとう」と言ってくれてその後、長文LINEでメッセージをくれました。“ここまで頑張ってきたのはずっと見てきたし、辛いこともあるだろうけど応援してるよ”みたいなことを言ってくれました。

― 素敵ですね!交際から約1年が経ちますが、彼はどんな存在ですか?

れいぽよ:甘やかしてくれる時は甘やかしてくれて、厳しい時は厳しかったり。すごくいい関係でいられているなって思います。

れいぽよ (C)モデルプレス
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― 長続きの秘訣は?

れいぽよ:付き合う前からずっと仲が良かったってこともあって、自分の素を出せるし、すっぴんでも会える人なんです。すごく一緒にいて楽なので、ありのままの自分でいられる人を見つけることじゃないかなと思います。

◆れいぽよ、3ヶ月で-7キロのダイエット「次は自分ががんばらなきゃ」

れいぽよ (C)モデルプレス
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― 今年の夏は3ヶ月で-7キロのダイエットに成功したそうですね。

れいぽよ:みちょぱさんが卒業しちゃって、次は自分ががんばらなきゃって勝手に思っていたんですけど、ちょうど夏に食欲がなくて少し体重が落ちたので、これをきっかけにダイエットしようと思って。

― 具体的にどんなことをしていたんですか?

れいぽよ:半身浴を週3~4でやってマッサージは必ずやっていました。あとは1週間のうちに1日だけ好きなものを食べていい日を作って、それ以外は野菜や豆腐中心のヘルシーな食事にしました。それから、できるときに腹筋を30回くらいやっていました。

れいぽよ (C)モデルプレス
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― 今も続けているんですか?

れいぽよ:はい。今まで何度もリバウンドしてたんですけど、やっと自分にあったやり方を見つけられたなって思います。カメラマンさんやメイクさんに褒められるようにもなって!もともとネガティブな性格だったんですけど、メンタルはみちょぱさんに鍛え上げられて(笑)、今までは少しでも太ると「終わったー」って諦めてたのが、今は「よし、増えた分痩せるぞ」って前向きに考えられています。

◆れいぽよが語る“夢を叶える秘訣”

れいぽよ (C)モデルプレス
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― では最後に、まさに今目標に向かって頑張っているれいぽよさんが思う“夢を叶える秘訣”について教えてください。

れいぽよ:いろんなことにチャレンジすることが大事だと思います。特に10代は何度失敗してもなんとかなるし、若いうちにたくさんチャレンジしてたくさん失敗したほうがいいんじゃないかな。それから、自分のやりたいことを一番にやること。うちみたいに長続きしなかったりすぐ飽きちゃったりしても、自分が本当にやりたいことを持って貫いていれば夢に近づけるんじゃないかなと思います。

― れいぽよさんの一番の夢は?

れいぽよ:まず目標は今回の企画はもちろんなんですけど、ピン表紙を飾ることが大きな夢です。モデルは絶対にこれからずっと続けていきたいし、バラエティでも活躍できるマルチタレントにもなっていきたいなって考えています。それから、仕事とか関係なくいうと、ママに一軒家を買ってあげること。そのためにはお仕事を頑張らなきゃいけないので、今回の挑戦もその夢のための一歩っていう感じです。

― 素敵なお話、ありがとうございました。応援してます!

れいぽよ (C)モデルプレス
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インタビューを終えると「ほんとに自分のことを話すのって苦手!」と笑ったれいぽよ。だけどその表情は清々しくて眩しい。いままで表に出せなかった本心をさらけ出してくれたんだろうと思った。

新しい自分になろうと覚悟を決めた彼女はいま、もがきながらも確かに変わり始めている。その姿は読者へもきっと伝わるはず。結果発表のそのときも、笑顔のれいぽよに会いたい。(modelpress編集部)

◆土屋怜菜(つちや・れいな)プロフィール
ニックネーム:れいぽよ
生年月日:2000年4月11日
血液型:O型
身長:155cm
出身地:埼玉県
特技:料理
2015年5月号で「Popteen」に初登場し、同年8月号より専属モデルに加入。当時15歳の現役中学生とは思えない大人びたルックスで注目を集めた。モデル活動のほか、バラエティ番組でも活躍中。



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