米津玄師、公の場登壇に「慣れていない」 「Lemon」への思い語る<東京ドラマアウォード2018>


【東京ドラマアウォード2018/モデルプレス=10月25日】ミュージシャンの米津玄師が25日、都内にて行われた「国際ドラマフェスティバル in TOKYO 2018」のメインイベントである「東京ドラマアウォード2018」授賞式に出席。『アンナチュラル』(TBS)の主題歌『Lemon』が主題歌賞を受賞した。

米津玄師(提供写真)
米津玄師(提供写真)
◆米津玄師「Lemon」が主題歌賞受賞

米津が公の場に登壇することは珍しく、登壇が告げられると、会場からはどよめきの声が。いきなり司会の石坂浩二から「こういうところには出たくない?」と聞かれると、「出たくないわけではないんですけど慣れてないので…今回は、光栄な賞をもらえたので」と微笑みながら回答した。

石坂浩二、米津玄師(提供写真)
石坂浩二、米津玄師(提供写真)
同曲について「とっても個人的な曲だった。肉親が死んだりして」と思い入れを明かし、「個人的な側面が強くなりすぎたので、ドラマで流れるのに即したものになるか不安があったんですけど、すごくドラマが素晴らしいものになって、その一環として自分がそこに主題歌を担えたのがありがたいことだなと」「手のひらの上から離れていってものすごく広い音楽になったのでひとえにアンナチュラルのおかげだと感謝の気持ちでいっぱいです」とドラマへの感謝を口にしていた。

同ドラマは、日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台に、石原さとみ演じる主人公“法医解剖医”三澄ミコト役を中心に展開した法医学ミステリー。主題歌賞のほか、石原が主演女優賞を、そして優秀賞、脚本賞(野木亜紀子氏)、演出賞(塚原あゆ子氏)、特別賞を獲得し、最多6冠に輝いた。

◆「おっさんずラブ」がグランプリ&「アンナチュラル」が最多6冠

(上段左から)塚原あゆ子氏、田中圭、吉田鋼太郎、野木亜紀子氏(下段左から)イェン、石原さとみ、阿川佐和子、田中奏 (C)モデルプレス
(上段左から)塚原あゆ子氏、田中圭、吉田鋼太郎、野木亜紀子氏(下段左から)イェン、石原さとみ、阿川佐和子、田中奏 (C)モデルプレス
今年で11回目となる「東京ドラマアウォード」は、作品の質の高さだけではなく“市場性”“商業性”にスポットを当て、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰している。

今年の作品賞<連続ドラマ部門>グランプリは『おっさんずラブ』(テレビ朝日)で田中圭が主演男優賞を、吉田鋼太郎が助演男優賞を受賞。助演女優賞は『陸王』(TBS)の阿川佐和子が受賞した。(modelpress編集部)


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