乃木坂46伊藤純奈、舞台初主演で男役「汗だくで無我夢中」“盗みたいもの”は？＜七色いんこ＞

2018-10-04 19:00

【伊藤純奈／モデルプレス＝10月4日】4日、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて舞台「七色いんこ」の公開ゲネプロが行われた。公演前には、主演を務める乃木坂46の伊藤純奈が、共演するけやき坂46の松田好花とともに囲み取材に応じた。

◆乃木坂46伊藤純奈、舞台初主演で男役に挑戦

今作で舞台初主演を務める伊藤が演じるのは、代役専門の天才役者にして泥棒、軽妙洒脱な主人公・七色いんこ。

“天才役者”という難役に加え、初の男役に挑戦することから、伊藤は「（舞台の）お話をいただいたときに、“天才役者”、“男役”というのがパワーワードというか…」と当時の心境を吐露。

しかし「身近にアドバイスしてくださる人が周りにたくさんいるので、いろんな役者として変わるシーンもあるんですけど、深く考えすぎず。普段かっこいい歩き方じゃないので、教えてもらったりしました。共演者の方も教えてくれたので、何も苦労はなかったです」とリラックスして演じることができたようで、笑顔を見せた。

◆乃木坂46伊藤純奈「汗だくで無我夢中」七色いんこ役に自信

また、演出を務めた三浦香氏からは「綺麗にやりすぎなくていい」というアドバイスをもらったといい、「クールな感じで役作りをしていたんですけど、クールじゃなくていいんじゃないかとか、普段アイドルをやっているので、綺麗な姿でステージに立っていることが多いのですが、あまり綺麗にやりすぎなくていい、汗だくで無我夢中にやってもいいとアドバイスをいただきました。（舞台上で）活かせていると思います」と自信をのぞかせた。

さらに、役にちなんで“盗みたいもの”を聞かれると、「私は大きな夢がないというか、なにかをしたいって強欲に言える人が羨ましいなと思っているので、大きな夢をいくつも持っている方が羨ましいですね。奪ってやりたいです！」と笑顔で語った。

◆乃木坂46伊藤純奈初主演・けやき坂46松田好花ヒロイン舞台「七色いんこ」

1981年から1983年まで週刊少年チャンピオン（秋田書店）に連載された手塚治虫の漫画作品で、代役専門の天才役者にして泥棒という異色のキャラクター「七色いんこ」を主人公にした犯罪活劇。

七色いんこ（伊藤）は、観客から盗みを働くのを劇場と劇団が見逃すことを条件に、どんな代役でも引き受けて見事に演じのける。そんな彼に恋心を抱きつつも、彼を捕えようとしつこく追い回す女刑事の千里万里子（松田）。世界を舞台に、数々の演劇を下敷きにしたストーリーが展開する。

また主人公を囲む個性溢れるキャラクターたちを、豊島美優、今村美歩、岡村さやか、高橋紗妃、蘭舞ゆう、後藤紗亜弥、山﨑紫生、清水彩、藤山由依、伊藤菜実子、雄賀多あや、内藤由利子、亀岡菜花、久保田真理、柿丸美智恵、悠未ひろなどの演技派女優が演じる。