「BLEACH」福士蒼汰と吉沢亮の共演、“ある一定のファン”を狙い撃ち「背中を合わせて戦うところなんかたまらないだろう」


【福士蒼汰・吉沢亮/モデルプレス=6月28日】久保帯人氏の人気コミックを実写化した映画『BLEACH』(7月20日公開)のジャパンプレミアが28日、都内で行われ、主演の福士蒼汰をはじめ杉咲花、吉沢亮、早乙女太一、江口洋介、佐藤信介監督が登壇した。

“背中合わせで戦うシーン”を再現する(左から)福士蒼汰、吉沢亮 (C)モデルプレス
“背中合わせで戦うシーン”を再現する(左から)福士蒼汰、吉沢亮 (C)モデルプレス
霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護(福士)が、ある日突然現れた死神と名乗る・朽木ルキア(杉咲)から死神の力を与えられ、家族や仲間たちのために虚<ホロウ>と呼ばれる悪霊たちと戦う物語。イベントのオープニングでは福士が劇中に登場する死神の武器“斬魄刀”を振るって虚<ホロウ>を一刀両断する迫力たっぷりの演出がなされ、約1400人の観客は大きな盛り上がりを見せた。

福士蒼汰、登場 (C)モデルプレス
福士蒼汰、登場 (C)モデルプレス

劇中の“激アツポイント”を問われた福士は早乙女演じる阿散井恋次とのバトルを挙げ「そこは演じていた自分でも度肝抜かれるというか、『すげぇ!』って客観的に見れました。日常と非日常を融合しているのでみなさんにも感じて欲しい」とアピール。一方、石田雨竜を演じた吉沢は「僕はほぼ福士くんと2人のシーンが多いんですけど、最初は敵対していてだんだん仲間になるというか、共闘していくにつれて距離感が縮んでいく姿は、ある一定のファンからしたらたまらないんじゃないか」としたり顔で述べ、会場からは拍手と大歓声。

福士蒼汰、吉沢亮(C)モデルプレス
福士蒼汰、吉沢亮(C)モデルプレス
2人は「仮面ライダーフォーゼ」(2011~2012)ぶりの共演となり、キャスト発表の際は両作品の役柄の関係性のリンクも相まって大きな話題に。「背中を合わせて戦うところなんか、特撮ファンからはたまらないだろうと思う」と吉沢が語るのを合図に福士が劇中さながらに背中を合わせ、さらに会場を沸かせていた。

◆派手なアクションシーン、現場はシュールだった?

映画『BLEACH』ジャパンプレミア(C)モデルプレス
映画『BLEACH』ジャパンプレミア(C)モデルプレス
同作はCG制作に約2年間を費やした壮大なアクションが大きな見どころ。特にグランドフィッシャーと呼ばれる虚<ホロウ>と戦うラストシーンは、約20分ほどのシーンを2週間ほどかけて撮影したもので、早乙女も「毎日朝から晩まで戦ってましたもんね」と語るほど。

杉咲花(C)モデルプレス
杉咲花(C)モデルプレス
CGを多用しつつの撮影について福士が「やっぱり(実物が)見えない中でみんなとイメージを共有するのが難しかった」と語ると、杉咲は「アクションは本当にたくさん(福士が)練習に付き合ってくださって。何度も相手役をしてくださいました」と感謝。一方で「ホロウを見てリアクションするシーンの時に、紙にざっくりとしたホロウのイラストが書かれて、そこに長い棒をくっつけて助監督さんが持っていてくださったんですけど、それが難しかったです(笑)」と本編とはギャップのあるシュールな情景を明かし、笑いを誘う。

弓状の武器を操る吉沢も「(現場では)意味がわからなかったけど、監督の頭の中には(完成図が)出来上がっていた。『こういう風に攻撃してくれ』と的確に教えてくださったのでやりづらさは感じませんでした」、早乙女も「武器が伸びるんですけど、実際には伸びないから伸びている風に操る。福士くんがそれにやられてる風にやるのが、ちょっと面白くなってきちゃった」とそれぞれ感想を語っていた。(modelpress編集部)



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