劇団EXILE小澤雄太、主演オファーに「正直悩みました」 刺激受け意気込む「絶対に負けられない作品にしたい」<インタビュー>


【小澤雄太/モデルプレス=6月23日】27日から東京・シアターグリーン BIG TREE THEATERにて上演される舞台『暁の帝~壬申の乱編~』に主演する劇団EXILEの小澤雄太が、インタビューに応じた。

小澤雄太 (提供写真)
小澤雄太 (提供写真)
同作は、古代日本最大のクーデターと言われる「壬申の乱」をモチーフに、新鮮な感覚で描く古典エンタテイメント。小澤が大海人皇子を演じ、大海人皇子の兄・天智天皇(中大兄皇子)に八神蓮、森田が天智天皇の息子・大友皇子に森田桐矢。脚本・演出は伊藤靖朗氏が手がける。

◆小澤雄太インタビュー

― 出演が決定したときの心境を教えてください。

小澤:お話をいただいた時、僕が無知すぎて、正直悩みました。 この時代に時代劇を、0から1を作るというのは本当に難しいことなんじゃないかと。けど悩んだ末に、僕たちが伝えていかなければ誰が伝えていくんだという気持ちになりお話を受けさせていただきました。そういう機会や悩む時間があって、 改めて自分の気持ちに火がついたところがあり、その気持ち活を生かして精一杯演じていきたいと思います。

― 「無知すぎて悩んだ」ということですが、実際に稽古が始まってみて手応えはいかがですか?

小澤:言葉遣いなど難しい所は沢山ありますが、やってよかったという実感が湧いてます。そして常に、作品と自分と役と戦ってます。それは絶対に負けられない作品にしたい。と思っているからだと思います。色んな刺激を受けて新しく変われる自分もいて本当に楽しんでやらせていただいてます。

― 演じる大海人皇子役の印象は?

小澤:僕が思うに本当に人に好かれる人物だったのではないかと。お金とか立場がなくとも、友達感覚で話してくれる”いい兄貴”みたいな存在で、立場があるからみんなが敬意を払ってくれていることも分かっていつつ、それを踏まえた上でみんなと仲良くしていこうと心がけているような人間なんじゃないかと思います。

― 共演者の方の印象や現場での印象に残っているエピソードを教えください。

小澤:稽古場の印象は、今回ほどみんなで協力して空気をつくる舞台ってなかなかないなと思いました。今回は舞台袖がなくお客様に丸見えという部分で工夫している所がたくさんあります!通しをしている時も、袖に居るみんなも見えているので、稽古から緊張感がほとばしっています!!

― 舞台を見て楽しんでもらいたい事、感じてもらいたい事は何ですか?

小澤:まず今の政治だったり、世の中の道理、常識がない時代にどうやって日本がこの常識を作ってきたんだろうという所から始まるような作品だと思うんです。なので、自分の中にある当たり前みたいな常識を取り払って、見てもらえたら嬉しいです。どうやって日本という国ができてきたのかを、自分たちが演じる事によって、お客さまに元気を与えられたり、今の常識や当たり前のことにとらわれなくていいんだと思ってもらえたら嬉しいです。それを踏まえた上で、自分らしく生きよう。自分が今やらなかったら誰がやるんだというような一歩踏み出すための、背中を押せるような作品になればいいなと思っています。

― これまでのキャリアを振り返って実感する“夢を叶える秘訣”やアドバイスをお願いします。

小澤:時間を止めず、動き続けることだと思います。そして思っている事をいろんな人に言い続ける。だと思います。

(modelpress編集部)

■小澤雄太(おざわ・ゆうた

1985年10月8日生まれ。東京都出身。B型。

■あらすじ

舞台『暁の帝~壬申の乱編~』 (提供写真)
舞台『暁の帝~壬申の乱編~』 (提供写真)
飛鳥時代、この国がまだ日本ではなく倭国と呼ばれていた頃。朝鮮半島での戦争に加担し大敗を期し、国は大きく揺れていた。

中央集権型の国づくりを進める中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)と、自分たちの支配力を奪われると抵抗する豪族たち。日本の政治体制が大きく変わろうとしていたその時に、一人の男が立ち上がる。

その名は大海人皇子(おおあまのおうじ)。中大兄皇子の弟として献身的に補佐していた彼だが、後に王位をめぐる壬申の乱を引き起こすことに。

一体彼に何があったのか!?日本史上最大のクーデターと言ってもいいこの戦いに秘められた大海人王子の想い、そしてそこに関わる人たちの熱き物語!

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