EXILE岩田剛典、涙の理由は?「すごく大きなターニングポイント」振り返る


【岩田剛典/モデルプレス=6月20日】EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が主演をつとめた映画『去年の冬、きみと別れ』。 7月18日発売のブルーレイ&DVD「プレミアム・エディション」より、単独インタビューの一部が公開された。

岩田剛典(提供写真)
岩田剛典(提供写真)
◆岩田剛典、両親・EXILE HIROの反応は?

本作は、中村文則氏が初めて挑んだキャリア最高傑作との呼び声高いサスペンス小説を瀧本智行監督が映画化。

劇場公開後初となるインタビューという事もあり公開後の反響を聞かれると、「まず両親に観てもらって。今までの自分の作品とかもチェックしてもらっているんですけど、その中で伝えられたのは、今回の作品でものすごく成長が垣間見えたということでした。あとはいろいろなメンバーが観てくれたり、感想を送ってくれたりしました」と明かした岩田。

今まで親心で作品を観るあまり、なかなか岩田を役そのものとして見ることができなかったというEXILE HIROの反応については、「芯のあるひとりの俳優(が演じるもの)としてストーリーに入り込めたし、作品としても面白かった」という感想をもらえたと嬉しそうに話した。

◆涙の理由を明かす

岩田剛典(提供写真)
岩田剛典(提供写真)
また、撮影時を振り返り、通常テクニカルな確認しかしないカメラテストの段階で、ワンシーンまるごとセリフを覚えて本気で何度も演じるという瀧本組の洗礼を受けたという、あまり語られていないエピソードも告白。

まだクランクインする前の、気持ちも追いついていない段階で最初は辛かったというが、そこで鍛えてもらった事で俳優としてのスキル的な部分はもちろん、心の構え方を学んだ撮影現場だったと瀧本監督への感謝を語った。

初日舞台挨拶では、そんな監督からの手紙が読み上げられるサプライズ演出に男泣きした一場面が話題となったが、「普段(手紙を書いたりとか)そういうことをしない監督が、ねぎらいの言葉を並べて伝えてくださったことが自分の心には響きましたし、その当時の思い出がよみがえって。あの時に抱えていた葛藤や不安などを分かち合った監督と理解し合えている、一緒に戦えたという、そういう気持ちが自然とあの時の涙につながったのかな」と当時の心境を振り返った。

その後監督に会った際、「いろんな作品に出て経験値を増やして、もう一回一緒にやろう」と言ってもらったそうで、「現状に満足しては瀧本さんのレベルに追いつけないなと思っています。次は瀧本さんが演出するところがないくらい、完璧に瀧本さんワールドにフィットできるよう、もっともっとお芝居を磨いていきたいです」と今後の抱負を熱く語った。

◆「すごく大きなターニングポイント」“役者・岩田剛典”として…

さらに、岩田にとっての本作という質問には、「瀧本組でこの作品に参加できたのは、自分の表現者としてのこれからに向けてものすごく大きな糧になったと個人的に思っていますし、演じるということの楽しさをより感じさせてもらえたと思っています。今後、5年後、10年後と、この先きっと役者として経験を積むんでしょうけど、その中で自分にとってものすごく大きなターニングポイントとなった作品と言えるんじゃないでしょうか。この時期にこの作品に出演できたということは、すごくプ
ラスになりましたし、この作品で経験できたことは間違いなく生きると思っています」と強い思いを吐露。

インタビューでは、この他にも山本美月、斎藤工ら共演者とのエピソードや、ネタバレありの撮影秘話などを約40分にわたって語っている。(modelpress編集部)

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