内博貴、2年ぶり主演舞台決定 客席と「今まで経験のない近さ」<まさに世界の終わり>


【内博貴/モデルプレス=6月3日】俳優の内博貴が、舞台「まさに世界の終わり」(東京・DDD 青山クロスシアターにて10月13日より上演。ほか兵庫、名古屋、藤沢公演あり)で2年ぶりの舞台主演を務めることがわかった。

内博貴(提供写真)
内博貴(提供写真)
「まさに世界の終わり」は、1995年に38歳の若さで亡くなったフランスの劇作家・ジャン=リュック・ラガルスの名作とされる戯曲。

不治の病を患った主人公・ルイが、家族に病を打ち明けられずにいる中、家族が言い争いをしたり、互いを気遣ったりする情景が会話劇として描かれる。沈黙をも印象的に魅せ、その描写の一つ一つから「家族とは何なのか」を観客の心に語り掛ける。

本作は齋藤公一翻訳の戯曲を石丸さち子が上演台本化、演出を手がけ日本初舞台化。主演の内のほか、共演には大空ゆうひ、島ゆいか、鍛治直人、那須佐代子が決定した。

◆内博貴、2年ぶりの主演舞台「客席との距離が今まで経験のない近さ」

主演を務める内にとって、今作は「グレイト・ギャツビー」以来2年ぶりの主演舞台。「会話劇ということで会話劇ならではの難しさもありますが、それぞれ個性の強い役柄を、素晴らしい共演者の方々ときっと良い化学反応を起こせると思うので楽しみながら演じられたらと思います」と意気込み。

また、東京公演については「客席との距離が今まで経験のない近さなので、この距離感で僕のお芝居を観て頂けることも楽しみにしていただけたらと思います」とコメントした。

2016年には同戯曲をもとに、グザヴィエ・ドラン監督が「たかが世界の終わり」というタイトルで映画化し、第69回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞、アカデミー賞外国語映画賞カナダ代表作品に選ばれた。日本でも2017年に公開され話題作となった。

内と初タッグを組む石丸は「フランスの現代劇作家ラガルスによる5人芝居の日本初演を演出するにあたり、同作のグザヴィエ・ドラン監督映画に拮抗するキャスティングを考えました。映画では高い評価を得ている美形俳優ギャスパー・ウリエルが演じた主役の作家役に、繊細でありながら骨太な存在感がある内博貴さんに挑戦していただきます」とコメントを寄せた。

舞台は2018年9月22日~24日に兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールにて、10月4日に名古屋市芸術創造センターにて、10月6日に藤沢市民会館大ホールにて、10月13日~11 月6日にDDD 青山クロスシアターにて上演。(modelpress編集部)

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