「#今度は福島がTOKIOを応援する番だ」に県民の本音溢れる「してくれたことは消えない」「どれほど励まされたかわからない」


【TOKIO/モデルプレス=5月3日】TOKIOの山口達也が強制わいせつ容疑で書類送検(不起訴)され、無期限の謹慎処分となったことを受け、山口を除くメンバー、城島茂、松岡昌宏、長瀬智也、国分太一の4人が2日、都内にて会見を開いた。会見では原発事故以来、農産物の復興の顔として携わってきた福島県に対しても謝罪の言葉があった。Twitter上では「#今度は福島がTOKIOを応援する番だ」といったハッシュタグで福島県民達がTOKIOへの思いをつづっている。

◆“福島・復興の顔”だったTOKIO

「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)内の人気企画・DASH村が福島県・浪江町にあるという縁から、原発事故以来、福島の農産物の“復興の顔”としてイメージキャラクターを務めてきたTOKIO。恩返しのため、CMにはノーギャラで出演。福島で様々な農作物を育ててきたTOKIOが言う「TOKIOは言うぞ!福島の野菜はうまい!」の言葉には説得力があり、風評被害の払拭に大きく貢献したといえるだろう。

会見でも、城島は福島を「TOKIOの心のふるさと」といい、今回の件について「なんとお詫びしたらいいのか…」と涙目で謝罪。「感謝しても感謝しきれないくらいお世話になりました。その方々に結果泥を塗ってしまうようなことになり本当に申し訳ない」(松岡)、「こういう質問が生まれてしまうことに関しても申し訳なく思っています」(長瀬)、「公式で自分たちが福島を応援できなくなっても個人個人が応援することは忘れずにこれからも応援し続けていこうと思います」(国分)と、それぞれ感謝と謝罪の言葉を涙ながらに紡いだ。

◆「#今度は福島がTOKIOを応援する番だ」県民からの叱咤激励

会見を受け、「#今度は福島がTOKIOを応援する番だ」というハッシュタグには「したことは消えない。でもしてくれたことも消えない」「松岡くんは泥を塗ったって言ったけれど、そんなこと思ってもいない。こんなことになった今も感謝の気持ちしかありません」「物資を運ぶトラックさえ立ち入りを拒否した福島をTOKIOはずっと見捨てずに応援してくれた。あなたたちにどれほど励まされたかわからない。達也くんがしてしまったことは大変なことだけど、私はこれからもTOKIOを応援します」「今までずっとありがとう。山口くん、体を治してしっかり反省して、また福島に野菜を食べに来て下さい」など山口の犯した罪に複雑な思いを持ちながらも、TOKIOの功績に感謝する声が。

「TOKIOが福島県民と築きあげてきた信頼が感じられるタグだな」「福島人にとって、TOKIOはアイドルでも農家でもなく、一緒に頑張ってきた同志なんだね」など、県外の人々にも反響が広がっている。

◆山口達也、芸能活動を無期限謹慎

山口は、2月12日に自宅マンションで女子高生に無理矢理キスをするなどし、強制わいせつの疑いで書類送検された。1日、東京地検は山口を不起訴処分とすることを発表。被害者との間で示談が成立し、被害届が取り下げられたことなどから、不起訴処分の中でも起訴猶予処分にしたとみられる。なお、4月26日に行われた山口本人による謝罪会見では、芸能活動を今後無期限謹慎することなどが伝えられた。

そして山口をのぞく4人で行われた会見では、先月30日の夜、メンバー5人で話し合いが行われたことが明らかに。その場で山口は土下座で謝罪、辞表を提出したが4人では処遇を決めきれず城島が一旦預かっていることなどが語られた。(modelpress編集部)

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