【ムロツヨシ／モデルプレス＝4月30日】映画『50回目のファーストキス』（6月1日公開）の完成披露舞台挨拶が30日、都内で行われ、W主演を務めた山田孝之と長澤まさみをはじめ、勝矢、太賀、山崎紘菜、佐藤二朗、さらに福田雄一監督が豪華集結したが、この日不在のムロツヨシが強烈なインパクトを観客に与えた。

劇中で「ウーラ山崎」を演じているムロだが、この日は別の仕事がありイベントを欠席。しかしムロから会場に動画コメントが届いた。歓声に包まれる中、スクリーンにムロが出現。「ムロツヨシです、生意気ながらそちらに行けなくてすみません。皆さん元気ですか？いいですね、完成披露試写、完成してますか？披露してますか？ありがとうございます。ムロツヨシです。あー声援ありがとうございます」とムロの独壇場が始まった。

メッセージが終わったかと思いきや、「今回ラブストーリーを演出される福田監督がいつもと違うなと感じる部分はあったんでしょうか？」の問いで再びスクリーンに登場し、早口で延々と話した。山田、佐藤、福田監督ら登壇者は「うるせー」「ムロ止まれ」「なにこれ」「ひげそれよ」など文句たらたら。あまりにも長いため、山田が途中で座る一幕もあった。しかし欠席者とのまさかのクロストーク風の演出に、イベントは終始笑いが溢れ、共演者の“ムロ愛”を感じられた。

同作はハワイのオアフ島を舞台に、記憶障害で前日の出来事を全て忘れてしまう瑠依（長澤）と、そんな彼女に一目惚れした大輔（山田）との恋の行方を描いたラブストーリー。コメディ街道をひた走ってきた“コメディの王者”福田監督が初めて渾身のラブストーリーに挑むことでも話題を集めている。（modelpress編集部）




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