佐藤健、二階堂ふみへ「出会った頃はそんな感じじゃなかった」<いぬやしき>


【佐藤健・二階堂ふみ/モデルプレス=4月20日】20日、都内で映画「いぬやしき」公開初日舞台あいさつが行われ、主演の木梨憲武をはじめ、佐藤健、本郷奏多、二階堂ふみ、三吉彩花、伊勢谷友介、佐藤信介監督が出席した。

佐藤健、二階堂ふみ (C)モデルプレス
佐藤健、二階堂ふみ (C)モデルプレス
『GANTZ』で知られる奥浩哉氏の同名人気漫画を佐藤監督が実写化した本作は、定年を間近に控えた冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎(木梨)と、高校生・獅子神皓(佐藤)が謎の事故に巻き込まれて人間を遥かに超越する力を手に入れ、人類存亡をかけて“ジジイ VS 高校生”の戦いを繰り広げる物語。

佐藤健、二階堂ふみ (C)モデルプレス
佐藤健、二階堂ふみ (C)モデルプレス
完成作を観て驚いたことが話題になると、二階堂は佐藤のCGによる変身シーンを挙げ、「現場でも(CGと)同じようなことが起きていたんです。健先輩の芝居力で、私にはないものを見せてくださった。CGの凄さももちろんなんですけど、改めて健先輩は、見えないものまで見せてくださる素晴らしい役者さんだなと思いました」と佐藤の演技を絶賛。いたずらっぽく話した二階堂に、佐藤は「いつからそんな適当になった?そんな適当な感じじゃなかったぞ、出会った頃は」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘っていた。

佐藤健 (C)モデルプレス
佐藤健 (C)モデルプレス
一方の佐藤は、自身のアクションシーンを挙げ、「飛んでいるヘリコプターに乗りたいっていう夢があったので、夢が叶ったなと思いました」と嬉しそうに話すも、木梨から「撮影のときに俺のことすごく強く蹴ったよね」と指摘され、「すみません」と平謝りする場面も。木梨から「2、3回やったよね?」と追求されると「監督にやれって言われたので」と訴えて会場を盛り上げるなど、チームワークの良さをうかがわせた。

木梨憲武、佐藤健 (C)モデルプレス
木梨憲武、佐藤健 (C)モデルプレス
◆“CG男優”木梨憲武、業界初の受賞?

ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭にて、インターナショナルコンペティション部門のグランプリにあたるゴールデン・レイヴン賞を受賞。さらに舞台上では、これまで自ら「CG男優」と名乗っていた木梨に、業界初の“第1回最優秀新人CG男優賞”がサプライズで贈られた。

映画「いぬやしき」初日舞台あいさつ (C)モデルプレス
映画「いぬやしき」初日舞台あいさつ (C)モデルプレス
佐藤が「僕がこの世界に入った頃から目標にしていた賞だったので木梨さんが受賞されて感慨深い」と冗談混じりに祝福すると、木梨は「お先に!」と誇らしげに受賞を喜んでいた。(modelpress編集部)



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