【稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾／モデルプレス＝4月6日】稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が6日、都内で行われた映画「クソ野郎と美しき世界」初日舞台あいさつに、メガホンをとった園子温監督、山内ケンジ監督、太田光監督、児玉裕一監督とともに出席した。

◆公開初日迎え感慨「夢のよう」

完成した作品について、稲垣は「素晴らしかった。みなさんとのメモリアルになる作品だったので嬉しい気持ちでいっぱい。夢のよう」と感慨深げに語り、香取も「素晴らしい才能が集まってあつまってスパークしてます！」と自信たっぷりに観客にアピール。

続けて草なぎが「4つの話がすごくうまくつながっていて、こんなに個性豊かな監督とキャストがよく一つになったなと。一期一会の作品」としみじみ語ると、太田監督は「素晴らしい。もぐもぐタイムだね！イチゴだけに」と茶化し、草なぎから「真面目にやってるんですよ！」とツッコミを受けるなど、イベント中は常に大暴れ。

3人の制止にもおかまいなしで「そだねー！」とカーリング女子ネタを畳みかけて笑いを起こした太田監督だったが、「がちゃがちゃしているんだけどしっかり一つにまとまっていてすごい。3人がよくここまで。いろいろあったじゃないですか。ここでは言えないけどね（笑）。3人がのびのび演技してるだけでジーンときた」と語ると会場からは温かい拍手が。最後はしっかりまとめた太田監督に、香取は「嬉しいけどなんかズルいですよね。急に拍手貰って」と笑顔を見せ、「だけど太田監督はすばらしかった。この人がつくったとは思えない」と賛辞を贈っていた。

◆続編にも意欲　目標は観客動員15万人

本作は、2週間限定で全国86（野郎）館にて公開。司会から「2週間で観客動員数が15万人がヒットの目安」だと伝えられると、香取は「2週間で15万人行けば次にも繋がりますか？」と続編に意欲をのぞかせ、「こんなはっきりと目標を言うんですね（笑）。15万人いったときには『突破ー！』と言うかもしれないけど、突破しなかったら言いませんから」と冗談交じりに作品をアピールした。

◆映画「クソ野郎と美しき世界」

同作は、「極悪でバカで泣けて踊れる、クソ野郎だらけの4つのストーリー！」をテーマとした4つの短編からなるオムニバスで、アクション＆ファンタジー＆ラブ＆ミュージカルのオールジャンルムービー。稲垣が出演する『ピアニストを撃つな！』（「EPISODE.01」／園子温）、香取が出演する『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』（「EPISODE.02」／山内ケンジ）、草なぎが出演する『光へ、航る』（「EPISODE.03」／太田光）、クソ野郎★ALL STARSが登場するミュージカル『新しい詩（うた）』（「EPISODE.04」／児玉裕一）からなる。（modelpress編集部）



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