【華村あすか／モデルプレス＝4月1日】タレントの華村あすかが1日、東京・六本木のテレビ東京本社で行われたドラマ25「宮本から君へ」（毎週金曜深夜0:52～、4月6日スタート）の記者会見に、主演の池松壮亮、共演の星田英利、古舘寛治、浅香航大、メガホンをとった真利子哲也監督とともに出席した。

90年代に多くの若者を魅了した新井英樹氏の名作漫画「宮本から君へ」をドラマ化した同作。文具メーカー「マルキタ」の新人社員で、恋にも仕事にも不器用な宮本浩（池松）が営業マンとして、人間として、成長していく姿を描く。

同作が初ドラマ出演にして初ヒロインとなった華村は、「この原作を読ませていただいたときに、読み進めていくとすごく熱い気持ちが沸き起こって、セリフ1つひとつが役柄毎に個性があふれていて、この世界観に入れて幸せだなと思いました」と感慨深げに回顧。約2ヶ月の撮影を終えて「監督をはじめ、現場の皆さんに助けていただきながら、無事に演じ切ることができました。本当に感謝しています」と頭を下げた。

さらに、宮本が一目惚れをする甲田美沙子役については「女性らしく、純粋で可愛いところもあれば、美沙子の弱さや繊細なところもあって、演じていて美沙子の気持ちに同じ女性として共感するところもありました」と語った。

◆主演池松壮亮「本当に感謝しています」

一方、主演の池松は「俳優の端くれがこんなことを言うのもなんですが、すごく傲慢なことを言うと、今の時代に宮本浩が必要な気がしたんです。社会とか人間がより欲にまみれてきて、そんな中、宮本浩みたいな人が実は歯車になって、ドラマとして新しいものを素晴らしいキャストと、真利子さんが12話を全部やってくれて、本当に感謝しています」とコメント。

「あまりテレビを見ないので知らなかったんですけど、最近、テレ東さんはご飯ものとか、コメディとか、尖ったものをやられているらしく、ちょっと今までの深夜ドラマらしくないものができたのではないかなと思っていますし、くたびれた金曜日に見てもらって“明日頑張ろう。一歩踏み出そう”と思ってもらえるんじゃないかと思っています」と仕上がりに胸を張った。

◆初ヒロイン華村あすか「帰りに1人で泣きました」

そして、同作の見どころについて「何回か記憶に残るというか、記憶が飛ぶ経験をしまして、最初に出てくるのが3話で、宮本がなぜか海に入っていくというシーンがありまして、そこは漫画でも有名なシーンですけど記憶に残っていますね」と話し、「個人的な話ですけど、こんなにワーワー吠える役を今までやってこなかったので、割とすぐに声が枯れるんですね。テストで吠えすぎて声が枯れるという経験を何回かして、その辺が苦労しましたね」と告白。「坊主になって声が枯れていると、もう高校球児みたいで大変でした」とコメントして笑いを誘った。

対して、華村は同じ質問に対し、「先ほど池松さんがおっしゃったように、私も砂浜のシーンが印象に残っています」とい回答「そのとき美沙子の心情に入り込んで、自分がその気持ちで涙が出てきて、その日1日その砂浜で感じたものが、夜に思い出して、また帰りに1人で泣きました。皆さんに見ていただいて何か伝わればいいなと思いました」と目を輝かせた。（modelpress編集部）

■華村あすか（はなむら・あすか）プロフィール

生年月日：1999年3月18日
出身：山形県
サイズ：T168 B86 W60 H83
趣味：歌うこと、体を動かすこと
特技：バスケットボール

2017年夏、無名の新人ながら「週刊プレイボーイ」の表紙・巻頭でグラビアデビュー。、モスバーガーCM、TBS系「サンデー・ジャポン」、地元・山形県の選挙の告知CMなどに出演し、2018年春、テレビ東京ドラマ25「宮本から君へ」で初ドラマ・初ヒロインを果たす。



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