大杉漣さん、死去前日も「バイプレイヤーズ」撮影 共演者が最期見守る


【大杉漣/モデルプレス=2月22日】俳優の大杉漣さんが21日に急性心不全で急逝した。66歳だった。前日も放送中のドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」(テレビ東京系、水曜よる9時54分~)の撮影を行い、俳優の松重豊ら共演者に見守られて最期を迎えたという。

ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」会見より (C)モデルプレス
ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」会見より (C)モデルプレス
テレビ東京によると大杉さんは、20日夜、同ドラマの撮影を終えて共演者らと食事へ。その後ホテルの自室に戻り、腹痛を訴えた。松重と関係者らに付き添われて救急病院に向かったが、そのまま21日の午前3時53分に死去。テレビ東京の関係者、同ドラマ共演者、家族に見守られながらの最期だったという。

◆遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研が連名でコメント

ドラマ共演者らは21日、「バイプレイヤーズ一同 遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研」の連名にてコメントを発表。同日放送の第3話は遺族、事務所、キャストの意向もあり、予定通り放送された。

2月28日(第4話)、3月7日(第5話・最終回)の放送については現在検討中としている。(modelpress編集部)

■お悔やみの言葉

<共演者>

余りにも突然のことで、メンバー一同、まだ現実を受け入れられないでいます。「バイプレイヤーズ」という実名を晒した上でのドラマで、そのリーダーであり、精神的な支柱でもあった大杉さんが突然いなくなるという喪失感は計り知れません。しかし最後の日まで、役者として現場に立ち、みんなを笑わせ続けていました。永遠に我々の目標であり、憧れでもある漣さんを、一同、心から誇りに思います。

お疲れ様でした。どうか、安らかにお休みください。

漣さん、ありがとうございました。

バイプレイヤーズ一同 遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研

<番組プロデューサー>

突然の出来事で、まだ現実として受け止めることができません。特に今回のシーズン2では大杉さんには企画の段階から全スタッフキャストのリーダーとして中心的な役割を果たしていただきました。この作品が最期の作品となってしまったことが本当に残念でなりません。スタッフ一同、心よりお悔やみ申し上げます。

テレビ東京制作局ドラマ制作部 チーフプロデューサー 浅野太

ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」会見より (C)モデルプレス
ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」会見より (C)モデルプレス
大杉漣さん (C)モデルプレス
大杉漣さん (C)モデルプレス


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