話題の「劇団4ドル50セント」千秋楽で“サプライズ” トータルプロデュース秋元康「さらにパワーを増していく」


【劇団4ドル50セント/モデルプレス=2月12日】秋元康氏がプロデュースする「劇団4ドル50セント」の旗揚げ本公演「新しき国」が12日、東京・紀伊國屋ホールで千秋楽を迎えた。

秋元康氏(提供画像)
秋元康氏(提供画像)
応募総数約5000名から選ばれた30名(女性20名、男性10名)の劇団員はほぼ演技経験がない素人。半年間にわたる厳しい稽古、そして昨年11月に行われたプレ公演を経て、6回の旗揚げ本公演を走り抜けた。

カーテンコール時、笑顔を浮かべる者、涙を流す者など、それぞれの思いが溢れでていた劇団員たち。観客は、30人の勇姿を大きな拍手とスタンディングオベーションで讃えた。

◆糸原美波が涙の宣言「限界を決めずに精進」

(中央)糸原美波(提供画像)
(中央)糸原美波(提供画像)
オーディションで主役を掴みとった糸原美波は、「本日はお忙しい中ご来場いただき、誠にありがとうございます。劇団4ドル50セントの旗揚げ本公演がこうやって紀伊國屋ホールで出来たことは、応援してくれるみなさま、スタッフのみなさま、周りのみなさまがあってこそです。こうやって本公演を走り抜けられたのはみなさまのおかげです。本当にありがとうございます」と涙を流しながら感謝。

「これからも劇団員一同、自分に限界を決めずにお芝居を精進していきますのでよろしくおねがいします」と力強く宣言した。

丸尾丸一郎氏(提供画像)
丸尾丸一郎氏(提供画像)
その後、脚本・演出の丸尾丸一郎氏が登壇。旗揚げ公演を任されたことを「光栄でした」と語る丸尾氏だが、「秋元さんの言葉を頼りに物語を作ること、秋元さんに書いていただいた歌を最大限に伝える物語であること、そしてここにいる素晴らしい才能をもった30人の役者の魅力を押し出すこと、すごく自分にとってプレッシャーであり、苦しい所もあった」と苦労もあったよう。

それでも、大きな拍手に包まれた千秋楽が終わり、「みなさんにこうやって少しでも残る作品になって幸せです」と嬉しそうに話した。

◆サプライズで秋元康氏登壇

秋元康氏と驚く劇団員たち(提供画像)
秋元康氏と驚く劇団員たち(提供画像)
そして、千秋楽ということから、サプライズで秋元氏も登壇。突然の登場に戸惑う劇団員たちに拍手を送り、「千秋楽お疲れ様でした」と労いの言葉を送った。

続けて、秋元氏は「駆け出しの劇団員たちですけど、エネルギーを感じていただけたと思います。みんなの反響を聞くと、『雨(の演出)がすごかった』と雨ばっかりが言われるんですけど、雨以上に彼らのエネルギー、『まだどうなるか分からないけど、すごくエネルギーを感じました』という言葉を頂いて、このエネルギーがさらにパワーを増していくと思います。これからも応援をよろしくお願いします」と周囲の反響を交えながらメッセージを送った。

◆糸原美波 終演後コメント

糸原美波/写真はゲネプロ時 (C)モデルプレス
糸原美波/写真はゲネプロ時 (C)モデルプレス
劇団4ドル50セント旗揚げ本公演「新しき国」にご来場頂いた皆様本当にありがとうございました。

千秋楽が終わり、お客様にスタンディングオベーションを頂いた時にホッとしたと共に感謝の気持ちが溢れてきました。

本当に必死に走り続けました。自分が主役で良かったのか今でも分かりません。

ですが、今回の旗揚げ本公演は本当に人生の財産になりました。

皆様に感謝です。ありがとうございました。

◆福島雪菜 終演後コメント

福島雪菜//写真はゲネプロ時 (C)モデルプレス
福島雪菜//写真はゲネプロ時 (C)モデルプレス
劇団4ドル50セントの旗揚げ本公演という記念すべき公演に、劇団員全員で出演でき、多くの方に観て頂けて本当に恵まれた場所に居るということを改めて実感した数日間でした。

ファンの方々にも私たち素人の成長ぶり…、1年前は、演技未経験だった私たちが、まだまだ未熟なんですけど、それでも頑張ってやってきたので、そこを観て頂けれたかなと思います。

これからもダサくても下手でも気持ちの熱い劇団で日本一を目指して頑張っていこうと思います。

◆「劇団4ドル50セント」とは

劇団4ドル50セント/写真はゲネプロ時 (C)モデルプレス
劇団4ドル50セント/写真はゲネプロ時 (C)モデルプレス
「夢を見たけりゃ目を開けろ」をテーマに活動を行っていく同劇団は、秋元氏がエイベックスとタッグを組んで企画・発足。劇団員たちは、演劇以外の映画やドラマなどの映像仕事はもちろん、各自の個性に合わせてバラエティ、モデル、音楽(ソロ)など多岐にわたって活動中。

糸原がドラマ「新宿セブン」(テレビ東京系)、「コウノドリ」(TBS系)、「海月姫」(フジテレビ系)にゲスト出演し“美人すぎる劇団員”として注目を集めたり、福島雪菜が「週刊ヤングマガジン」「週刊プレイボーイ」でグラビアページを飾り話題になったり、個々の魅力が徐々に開花している。(modelpress編集部)

丸尾丸一郎氏(提供画像)
丸尾丸一郎氏(提供画像)
(左端)丸尾丸一郎氏(提供画像)
(左端)丸尾丸一郎氏(提供画像)
劇団4ドル50セント(提供画像)
劇団4ドル50セント(提供画像)
秋元康氏(提供画像)
秋元康氏(提供画像)


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