菅田将暉、24歳にして圧倒的受賞 松坂桃李が駆けつけ思いぶつける<第42回報知映画賞>


【第42回報知映画賞・菅田将暉/モデルプレス=12月20日】俳優の菅田将暉が、報知新聞社主催の映画賞「第42回報知映画賞」の主演男優賞を受賞し、20日に都内で行われた表彰式に登壇した。

菅田将暉 (C)モデルプレス
菅田将暉 (C)モデルプレス
菅田は今回、4作品(「あゝ、荒野」「キセキ-あの日のソビト-」「帝一の國」「火花」)で主演男優賞を受賞し、「あゝ、荒野」が作品賞・邦画部門にも輝くなど、圧巻の受賞。

近年の主演男優賞は、堺雅人、高倉健、松田龍平、岡田准一、佐藤浩市、三浦友和と続いているため、弱冠24歳の菅田の受賞が異例とも言える。

松坂桃李、菅田将暉 (C)モデルプレス
松坂桃李、菅田将暉 (C)モデルプレス
菅田は「今日は本当にありがとうございます」と挨拶。「いいですね、こうやって受賞した方に、一緒に頑張った方が笑顔で花束を贈る日。凄くエモーショナルな日。そんな日に、主演男優賞っていう大きなものを、まだ24歳の僕が頂いて良いのかなと思いながらここにいます。正直あまり実感はないです。いま僕が言えるのは、ただただ沢山の人と出会ったなってことです。面白いものを作りたいと、沢山の作品と出逢い、一年二年と過ごして結果を出すことが出来て、これが感無量ってやつかって感じです」と喜びを語った。

「あゝ、荒野」チーム/菅田将暉(左)
「あゝ、荒野」チーム/菅田将暉(左)
また、「『あゝ、荒野』を撮影する時に岸監督が、『これを菅田将暉の代表作にしたい、そして俺の代表作にもしたい』と言ってくださって、今回作品賞も取ることが出来たので、間違いなくその通りになったんじゃないかと大見栄きって言わせていただきたいと思います」とコメントした。

松坂桃李、菅田将暉 (C)モデルプレス
松坂桃李、菅田将暉 (C)モデルプレス
今回、菅田に花束を渡したのは「キセキ-あの日のソビト-」で兄弟役を演じた先輩俳優・松坂桃李。「菅田、本当におめでとう」と祝福し、「4本の主演。かつ、大河ドラマと主演の舞台もやる激動を駆け抜けて、ここに立っていることを誇らしく思い、尊敬しています。兄として心の底から嬉しい。本当におめでとう」と称えた。

菅田将暉 (C)モデルプレス
菅田将暉 (C)モデルプレス
◆2017年を彩る映画人が集結

(左上から時計回り)菅田将暉、蒼井優、北村匠海、浜辺美波(C)モデルプレス
(左上から時計回り)菅田将暉、蒼井優、北村匠海、浜辺美波(C)モデルプレス
同映画賞は、ファン投票上位の中から映画賞事務局がノミネート作品・人物を選出し、そこから映画評論家ら選考委員が受賞者を決定。

表彰式には、菅田ほか蒼井優、役所広司らも出席した。(modelpress編集部)

■「第42回報知映画賞」

作品賞・邦画部門:「あゝ、荒野」
作品賞・海外部門:「美女と野獣」
主演男優賞:菅田将暉「あゝ、荒野」「キセキ-あの日のソビト-」「帝一の國」「火花」
主演女優賞:蒼井優「彼女がその名を知らない鳥たち」
助演男優賞:役所広司「関ヶ原」「三度目の殺人」
助演女優賞:田中麗奈「幼な子われらに生まれ」
監督賞:三島有紀子「幼な子われらに生まれ」
新人賞:北村匠海「君の膵臓をたべたい」
新人賞:浜辺美波「君の膵臓をたべたい」
特別賞:「Ryuichi Sakamoto:CODA」スティーブン・ノムラ・シブル監督、「アウトレイジ」3部作 北野武監督

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