【市川海老蔵・小林麻央／モデルプレス＝12月13日】歌舞伎俳優の市川海老蔵が12日、自身のブログにて6月に乳がんのため亡くなった妻の小林麻央さんへの思いを綴った。

現在、麻央さんが生前綴っていたブログ「KOKORO.」を英訳し、再配信している海老蔵。この日海老蔵は、麻央さんが今年1月1日に更新した「ゆっくりスタート」というブログ記事を自身のブログでリポストした。麻央さんはブログ内で、病床で元旦を迎えたことを明かし「一門での成田山の元朝御護摩や元日の集まりのことを思っていて、私も居るべき場所に戻れるように、今は置かれている場所で精一杯居ようと思いました」と、“成田屋”の海老蔵の妻らしく思いを綴り、「今、与えられている時間は本当に特別なものだと感じています」と記していた。

◆「優しさや愛を思い出す」改めて思いを吐露

海老蔵はこの麻央さんの言葉を受けて、「元朝大護摩や一門での元旦、麻央の場所。うん。そうだね」と思いを馳せ、「病は怖い、健康な身体を悪くする。健常な心も歪ませる。しかし麻央の心は歪むどころか澄んでいった。ドンドン澄んでクリアに美しくなっていった。人としてのあるべき姿を、本質を、私は見た。そう感じます」と改めて麻央さんをたたえた。

またブログの更新に関し「麻央のブログも今年に入りました、ほぼ毎日更新していますが、その都度悲しく辛く、そして優しさや愛を思い出します」と気持ちを吐露し、「複雑な気持ちで毎日この更新させていただいてる事。わかってもらいたい。ですが、冗談です笑笑」と締めくくった。（modelpress編集部）

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