“ハリウッド最注目の女優”ジェシカ・チャステインが初来日 セクハラ問題に切り込む<ユダヤ人を救った動物園>


【ジェシカ・チャステイン/モデルプレス=11月27日】米女優のジェシカ・チャステインが27日、都内にて、主演映画『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』の記者会見に出席し、初来日中の心境を明かした。

日本初来日のジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
日本初来日のジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
◆ジェシカ・チャステイン、初来日の喜び語る

ジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
ジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
ジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
ジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
ブラックのエレガントなドレス姿で登場したチャステインは「初めて東京に来ることができました。実は以前から来たいと思っていました。そして、とても嬉しいのは、『ユダヤ人を救った動物園』という自分にとって本当に大切な作品とともに来日できたことです」と心境を告白。

「実は、『東京を観光していいよ』という時間を頂いているので、楽しみです」と声を弾ませた。

◆ジェシカ・チャステイン、ヒーローを熱演

ジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
ジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
同作は、第2次世界大戦中のポーランド・ワルシャワで、ナチスドイツから迫害を受けていたユダヤ人を動物園の地下にかくまい、300人もの命を救った夫婦の実話を映画化した作品。チャステインは、強さと優しさを兼ね備えた主人公・アントニーナを熱演。

ジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
ジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
アントニーナについて、チャステインは、「彼女はヒーローなのですが、メディアでよく取り上げられがちなヒーローは、例えば握力などを使って戦っているヒーローの姿です。でも、彼女は武器は手にしていません。愛と思いやり、これらで人を救うことや、人の役に立つことができました」と告げ、「このことが2017年を生きる我々にとっても、とてもよいお手本になると思います。ヒーローというものが何なのか、ある意味で再定義をしてくれている作品だと思います」と続けた。

◆ハリウッドのセクハラ問題に切り込む

ジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
ジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
ジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
ジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
また会見では、美貌と演技力に加え、女性の社会進出を後押しする積極的な発言でも共感を呼んでいるチャステインに、ハリウッドのセクハラ問題に関する質問も飛んだ。

チャステインには、「まず、我々は非常に興味深い時期に生きていると思います。メディアというものがある意味でとても民主化していると思います。我々全員が個々に自分の意見を発信できるプラットフォームを持つことができています」と回答。

ジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
ジェシカ・チャステイン (C)モデルプレス
そして「今年の10月5日に初めてワインスタインの件が公表されました。特に女性が主になってSNSなどで、その物語が決して埋もれてしまわないように、うやむやに忘れられないようにと発信し続けたことはとても大きかったと思います」とし、「ほかの女性もそれを見て、勇気を持って自分の経験や物語を発信することに繋がりました。すごく希望を感じることだと思います。みんながプラットフォームを持てていること、ジェンダー、人種、セクシャルアイデンティティなどにまったく関係なく誰でも自分のストーリーを発信できることが、ハリウッドでもこのセクハラ問題を公にするきっかっけになったのではないかなと思います」とコメントした。(modelpress編集部)



【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加