菅田将暉&桐谷健太、名曲カバーで映画「火花」主題歌担当<コメント到着>


【菅田将暉・桐谷健太/モデルプレス=9月27日】第153回芥川賞を受賞したお笑いコンビ・ピース又吉直樹の初純文学作品を映画化した「火花」(11月23日公開)の主題歌をW主演の俳優の菅田将暉と桐谷健太が担当する。

菅田将暉、桐谷健太(C)2017「火花」製作委員会
菅田将暉、桐谷健太(C)2017「火花」製作委員会
映画監督でもある板尾創路の手によって映画化した同作では、漫才の世界に身を投じるも、結果を出せず底辺でくすぶっている青年・徳永を菅田、強い信念を持ち徳永の師匠となる先輩芸人・神谷を桐谷がそれぞれ演じる。

ほか、ヒロイン・真樹には女優の木村文乃、さらに徳永と漫才コンビ「スパークス」を組む山下役には川谷修士(2丁拳銃)、神谷と漫才コンビ「あほんだら」を組む大林役には三浦誠己をキャスティング。本格的な漫才シーンにも注目だ。

◆ビートたけしの名曲「浅草キッド」をカバー

菅田将暉、桐谷健太(C)2017「火花」製作委員会
菅田将暉、桐谷健太(C)2017「火花」製作委員会
そしてこの度、映画の主題歌が菅田と桐谷の2人が歌う「浅草キッド」に決定。今年、CMソング「見たこともない景色」で華々しくソロデビューを飾り、2ndシングル「呼吸」も発売され歌手としての活動でも話題沸騰の菅田と、昨年「海の声」で第58回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞した勢いそのままに第67回NHK紅白歌合戦にも初出場を果たした桐谷の夢のタッグが実現した。

今回の主題歌は、いつか売れる日を夢見てもがく若手芸人の気持ちを綴ったビートたけしの名曲「浅草キッド」で映画のラストを飾りたいという板尾創路監督たっての希望にて実現。8月下旬に行われたレコーディングでは、劇中の神谷と徳永のように桐谷が菅田をリードしながら2人で何度もテイクを重ね丁寧に歌い上げた。

夢に向かって生きた2人の芸人の人生にそっと寄り添うような切なくも力強い主題歌が映画「火花」のラストを彩る。さらに2人が歌う主題歌も流れる最新の予告編も解禁された。(modelpress編集部)

■徳永役:菅田将暉コメント

映画「火花」(C)2017「火花」製作委員会
映画「火花」(C)2017「火花」製作委員会
「桐谷さんと二人で歌えることに加えて、楽曲も『浅草キッド』ということでなんて贅沢なんだと思うとともにすごくワクワクしました。撮影が終わってしばらく経ちましたけど、二人で向かい合ってのレコーディングで、その時の情熱や、徳永と神谷の関係性を思い出して熱い気持ちになれました。歌詞の中にある『いつか売れると信じてた…』という箇所は、芸人さんはもちろん、我々にも通じる部分があるフレーズだと思います。エンドロールで流れる僕らの主題歌を楽しみにしていただければと思います」

■神谷役:桐谷健太コメント

「ビートたけしさんの名曲を歌うと聞いて本当に嬉しかったです。関西人の二人が、東京の芸人さんの歌を歌うというのも感慨深いです。二人同時のレコーディングでは最後に気持ちが本当に乗ってきて、向かい側で歌う将暉もいい感じの顔になっていくのをずっと見ていました(笑)ビートたけしさんが作られた曲なので自分の持っているものを全部出しきって飛び込んでいきました。一緒に歌っているとどんどん流れができていく感じなので、一曲通して楽しんでいただきたいです」

■板尾創路監督コメント

「二年前に火花を監督する事が決まった時から頭の中に『浅草キッド』が既にあって、この曲有りきで脚本を作りました。各方面、関係者の皆様の御理解と御協力で何とか成立しました。この楽曲をエンドに使う事で、東西の芸人の世界が繋がり、より大きなテーマを持った作品になりました。エンドロールが終り、劇場客席の照明が明るくなる2時間1分まで演出できたと確信しております」

■ストーリー

若手コンビ「スパークス」としてデビューするも、まったく芽が出ないお笑い芸人の徳永(菅田将暉)は、営業先の熱海の花火大会で4歳上の先輩芸人・神谷(桐谷健太)と出会う。神谷は、「あほんだら」というコンビで常識の枠からはみ出た漫才を披露。それに魅了され、徳永は神谷に「弟子にしてください」と申し出る。神谷はそれを了承し、「俺の伝記を書いて欲しい」と頼む。その日から徳永は神谷との日々をノートに書き綴ることに。

その後徳永は、拠点を大阪から東京に移した神谷と再会。毎日のように芸の議論を交わし、神谷の同棲相手である真樹(木村文乃)とも仲良くなり、仕事はほぼないが才能を磨き合う充実した日々を送るように。しかし、いつしか2人の間にわずかな意識の違いが生まれ始める―。


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