「セトウツミ」テレ東でドラマ化 高杉真宙×葉山奨之W主演、映画版からキャスト一新


【セトウツミ/モデルプレス=8月8日】関西の男子高校生2人が“喋るだけ”の会話劇を描き、2016年には映画化された此元和津也氏の人気漫画『セトウツミ』がテレビ東京でドラマ化されることが決定。映画版からキャストを一新し、高杉真宙と葉山奨之のW主演で10月から放送される。

テレビ東京 ドラマ25『セトウツミ』でW主演をつとめる(左から)高杉真宙、葉山奨之(提供写真)
テレビ東京 ドラマ25『セトウツミ』でW主演をつとめる(左から)高杉真宙、葉山奨之(提供写真)

◆映画版からキャスト一新&新エピソード追加

「セトウツミ」(C)此元和津也(秋田書店)2013
「セトウツミ」(C)此元和津也(秋田書店)2013

放課後に河原でまったりと語り合う瀬戸と内海の、練りに練られたユニークな会話が「クスッと笑えてクセになる」と読者を魅了。映画版では内海を池松壮亮、瀬戸を菅田将暉が演じた。

ドラマ版では、メガネをかけたクールな塾通いの内海を高杉、元サッカー部でお調子者の瀬戸を葉山が演じる。2人は今作が同局の連続ドラマ初主演。ドラマ化にあたり新しいエピソードが盛り込まれるほか、映画には登場しなかった「ハツ美ちゃん」「田中君」「馬場君」「ゴリラ先生」など原作で人気のキャラクターが活躍する。

◆高杉真宙&葉山奨之が心境語る

もともと原作を読んでいたという高杉は「以前から『何だ?この会話だけでほとんど何もしていなくて場所も固定なのに面白い漫画は!!』と思っていました。なので、ファンとしては作品をやらせて頂ける事はすごく嬉しいです」と喜びのコメント。演じる内海については「内海の性格って少しわかりづらいと思うんです。勉強や親など、いろいろと抱えているものが多いですよね。だからこそ瀬戸との時間を大切に演じたいと思います」と印象を語り、「まずは大阪弁を必死に練習したいと思います」と意気込み。

葉山も映画を観て「衝撃が走りました。放課後河川敷に座り、ただただ“喋るだけ”。それなのになぜか2人から目が離せなくなる」というだけに「正直プレッシャーもありますが、それに負けじと、おもいっきり瀬戸を生きれるように頑張ります」と気合十分。「高杉君とは一緒にお芝居をするのが初めてなので、どんな反応が起こるか今から本当に楽しみです」と期待を寄せている。

◆ただ喋るだけ…「テレ東ならではの無謀な企画」

同局の小林史憲プロデューサーは「高校生2人がただ“喋るだけ”…シーンも変わらず動きもない。そんな会話劇を連続ドラマにするという、まさにテレ東ならではの無謀な企画です。この難作業にW主演の高杉さんと葉山さんが挑んでくれることになりました。いまノリに乗っている2人がどんなセッションを見せてくれるのか?部活、恋愛、家族、受験、友情…誰もが経験したことのある青春時代の悩みを、クールでナナメでシニカルな2人のトークで描きます。見るとジワジワくる。そしてはまること間違いなし。現在連載中の最新エピソードもふんだんに盛り込みながら、ドラマは衝撃的な結末に向けて展開していきます。ぜひご期待ください!」と話している。

テレビ東京ドラマ25『セトウツミ』は2017年10月より、毎週金曜深夜0時52分~1時23分放送。(modelpress編集部)

■内海想(うつみそう)役:高杉真宙コメント
高杉真宙(提供写真)
高杉真宙(提供写真)
内海想(C)此元和津也(秋田書店)2013
内海想(C)此元和津也(秋田書店)2013
もともと原作を読ませて頂いていて、以前から「何だ?この会話だけでほとんど何もしていなくて場所も固定なのに面白い漫画は!!」と思っていました。なので、ファンとしては作品をやらせて頂ける事はすごく嬉しいです。ただ、会話だけでこの面白さまでもっていくというのは、演じる時は難しいだろうな…と思っていたので、こんな風に演じる機会を頂いてすごく緊張します。そして、めちゃくちゃ楽しみです。

内海の性格って少しわかりづらいと思うんです。勉強や親など、いろいろと抱えているものが多いですよね。だからこそ瀬戸との時間を大切に演じたいと思います。漫画を読みながら僕が爆笑していたように、演技で視聴者の皆さんをそこにもっていけるよう、頑張りたいと思います。まずは大阪弁を必死に練習したいと思います。

■瀬戸小吉(せとしょうきち)役:葉山奨之コメント
葉山奨之(提供写真)
葉山奨之(提供写真)
瀬戸小吉(C)此元和津也(秋田書店)2013
瀬戸小吉(C)此元和津也(秋田書店)2013
今回ドラマ版のお話をいただけて本当に嬉しいです!以前、映画化された「セトウツミ」を観てその設定に衝撃が走りました。放課後河川敷に座り、ただただ“喋るだけ”。それなのになぜか2人から目が離せなくなる。原作も1人でクスクス笑いながら、一気に読みました!

映画とはまた新たにキャストも変わり、正直プレッシャーもありますが、それに負けじと、おもいっきり瀬戸を生きれるように頑張ります。漫才みたいな2人のやり取りを壊さずに、瀬戸と内海の空気感を視聴者の方々に届けられればと思っています。

漫画を読み、瀬戸は“素直で嘘のつけないいい奴”という印象が僕の中にありました。その要素をうまく自分とリンクさせて、監督とも沢山話し合って、新しい瀬戸を演じられたら良いなと思います。高杉君とは一緒にお芝居をするのが初めてなので、どんな反応が起こるか今から本当に楽しみです。

「セトウツミ」は良い意味でなにも考えずクスクス笑えてスッと観られる作品になっています。金曜深夜に、日々の疲れや嫌な事を忘れて、瀬戸と内海の2人に癒されて欲しいです。皆さんのビタミン剤になれるように頑張ります!

■ドラマ『セトウツミ』イントロダクション
「この川で暇をつぶすだけの、そんな青春があってもええんちゃうか」関西の男子高校生2人が時間潰しに繰り広げる、ボケとツッコミにあふれたクスッと笑える放課後の青春トーク。友達が少なく部活もやらない内海想(高杉真宙)は、塾に行くまでの空き時間を河原でぼんやり過ごしていた。そこに、サッカー部を退部して暇を持て余していた瀬戸小吉(葉山奨之)が現れた。寡黙でクールな内海と社交的でお調子者の瀬戸。性格は正反対の2人だが、“暇つぶし”という1点で互いの利害関係が一致し、放課後いつもの河原でダラダラと喋りながら一緒に過ごすようになる。そんな2人にそれぞれ思いを寄せる女子高生、樫村さんとハツ美ちゃん。さらに同級生の田中君や馬場君、ゴリラ先生やヤンキー、謎のバルーンアーティストも登場して、内海と瀬戸の放課後トークはさらに冴えわたる。まったりと流れる日常。しかし、徐々に物語は意外な展開を見せていく。

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