夏帆・染谷将太・東出昌大の「神がかった熱演」長澤まさみ出演映画のスピンオフドラマで主演


【夏帆・染谷将太・東出昌大/モデルプレス=7月9日】女優の長澤まさみや、俳優の松田龍平・長谷川博己らが出演する映画『散歩する侵略者』(9月9日公開)のアナザーストーリーを、新たな設定、キャストでスピンオフドラマ『予兆 散歩する侵略者』(9月7日深夜0時 WOWOWメンバーズオンデマンド先行配信/9月18日WOWOWプライムにて放送 毎週月曜深夜0時~)として制作したことが発表された。夏帆、染谷将太、東出昌大らが登場する。

(左から)染谷将太、東出昌大、夏帆(C)2017「散歩する侵略者」スピンオフ プロジェクト パートナーズ
(左から)染谷将太、東出昌大、夏帆(C)2017「散歩する侵略者」スピンオフ プロジェクト パートナーズ
黒沢清監督が手掛けた同映画は、数日間の行方不明の後、夫が「侵略者」に乗っ取られて帰ってくるというストーリー。第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品されたことでも話題となっている。

そして、同じく黒沢監督のもと制作されたドラマは、夫・山際辰雄(染谷将太)の職場である病院で紹介された新任の外科医・真壁司郎(東出昌大)から「地球を侵略にしに来た」と告げられる悦子(夏帆)らの物語。冗談とも本気ともつかない告白を受け、悦子は自分の身の周りで次々に起こる異変に真壁が関与しているのではないかと疑い始める。

◆主演3人の神がかった演技

ドラマ制作について、黒沢監督は「映画版をサポートするためにささやかに企画されたものでしたが、主演三人の神がかった熱演もあって、予想外に獰猛な作品に仕上がりました」と手応えを告白。「本篇が進行するすぐとなりでこんなことが起こっていようとは誰が想像できたでしょう。前川知大の『散歩する侵略者』は、こうなる可能性も秘めていたのです」と紹介した。(modelpress編集部)

■夏帆コメント

悦子という、揺るぎのない強さを持つ女性をどうやって演じたらいいのか、自分の未熟さに葛藤する日々でした。それでも心から尊敬する方達と共に、ずっと憧れていた黒沢監督の世界に身を置くことができて、夢のような素晴らしい時間を過ごすことができました。

宇宙人に地球を侵略される、一見突飛なお話ですが、人間という生き物を、滑稽でおもしろく、そして美しく描いた作品だと思います。映画とあわせて、ぜひ楽しみにしていてください。

■染谷将太コメント

久々の黒沢組に胸踊らせながら、素敵な時間を過ごさせていただきました。過激に、そして静かに、侵略される日々をおくり、毎日の景色が変わっていく。そんな日々を黒沢監督のもと夏帆さん、東出さんと共有できたことを感謝しています。まだ完成はみていないですが、ずっとみていられる、ずっと見守りたくなる、そんな作品となっているような気が勝手にしています。映画と合わせてこの世界に浸っていただけたら幸いです。日常が侵略された時、何が残るのか、この作品を目撃するのが自分もとても楽しみです。

■東出昌大コメント

敬愛する黒沢監督のもと、高橋洋さんの素敵で怖い台本でお芝居出来る事が、嬉しくてたまりませんでした。染谷さんとは久し振りの共演になりましたが、また現場をご一緒出来て、心から嬉しく、力になりました。色々な感慨もある中、視聴者の方々がご覧になったことの無いような、新しいワクワクするものになればと、撮影をしてきました。是非、楽しみに待っていてください。

■黒沢清監督コメント

「予兆 散歩する侵略者」について
映画版をサポートするためにささやかに企画されたものでしたが、主演三人の神がかった熱演もあって、予想外に獰猛な作品に仕上がりました。本篇が進行するすぐとなりでこんなことが起こっていようとは誰が想像できたでしょう。前川知大の『散歩する侵略者』は、こうなる可能性も秘めていたのです。

夏帆について
彼女の素早さに驚きました。何が起こっても迷いなく一瞬にして行動を開始するその様は、日本人離れしていて観客の目をくぎ付けにするでしょう。

染谷将太ついて
白でも黒でもないグレーゾーンを、これほど的確に演じることのできる若手俳優は他にいないでしょう。もはや成熟を通り越して老獪の域に達しています。

東出昌大ついて
これほど妖艶な演技を見せてくれるとは思ってもいませんでした。何かが彼の上に舞い降りたのか、それともしたたかな計算か、わからないところが魅力です。

■「予兆 散歩する侵略者」ストーリー

山際悦子(夏帆)は、同僚の浅川みゆき(岸井ゆきの)から、「家に幽霊がいる」と告白される。みゆきの自宅に行くとそこには実の父親がいるだけだった。みゆきの精神状態を心配した悦子は、夫・辰雄(染谷将太)の勤める病院の心療内科へみゆきを連れていく。診察の結果、みゆきは「家族」という“概念”が欠落していることが分かる。

帰宅した悦子は、辰雄に病院で紹介された新任の外科医・真壁司郎(東出昌大)に違和感を抱いたことを話すが、辰雄からは素っ気ない返事のみ。常に真壁と行動をともにする辰雄が精神的に追い詰められていく様子に、悦子は得体の知れない不安を抱くようになる。

ある日、悦子は病院で辰雄と一緒にいた真壁から「地球を侵略しに来た」と告げられる。冗談とも本気ともつかない告白に、悦子は自分の身の周りで次々に起こる異変に、真壁が関与しているのではないかと疑い始める。

【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加